JAZZという音楽の魅力を中心に

ジャズの名盤

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オールタイム・ジャズ・トランペット・プレイヤー・ベスト50

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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オールタイム・ベスト・プレイヤー

時代を超えてベストプレイヤー選出、ランキング

ピアノサックスを100人書きましたので

次はトランペットです!

 

しかしトランペッターはさすがに100人は難しいです。

半分の50人にします。

*なお、トランペットに準ずる楽器コルネット、フルーゲルホーンもここに含むことにします。

 

1位~10位

ベスト10です。

1.マイルス・デイヴィス

2.ルイ・アームストロング

◎ここは素直にルイの名前を世界的に有名にした曲を聴きましょう。

◎もう一つはフランク・シナトラと一緒の映像。

3.チェット・ベイカー

何故3位がチェットなのか? Ans:好きだから。

チェットはJazzを生きた人だからです。

〈Broken Wing〉

 

4.ディジー・ガレスピー

Tenor Saxophone — Stan Getz, Trumpet — Dizzy Gillespie ,Alto Saxophone — Sonny Stitt , Bass — Ray Brown, Drums — Stan Levey, Guitar — Herb Ellis ,Piano — John Lewis 

5.クリフォード・ブラウン

〈Sandu〉

 

Clifford Brown(tp),Max Roach (ds),Harold Land (ts),George Morrow (b),Richie Powell(p), 1955

6.フレディ・ハバード

ハバードは好きなアルバムがたくさんあるので、たくさん貼ります。^^

Hub-Tonesから〈You’re my everything〉

7.リー・モーガン

この頃の音楽ってメチャメチャかっこいいんですけど!曲はCornbread にします。

 

8.サド・ジョーンズ

Thad Jones (trumpet), Billy Mitchell (tenor sax), Tommy Flanagan (piano), Kenny Burrell (guitar), Oscar Pettiford (bass), Shadow Wilson (drums)

9.ブルー・ミッチェル

 

10.アート・ファーマー

〈Fantasy in D〉はピアノのシダー・ウォルトンの曲。

Art Farmer (flh), Clifford Jordan (ts), Cedar Walton (p), Sam Jones (b), Billy Higgins (ds)
Album:” Art Farmer Quintet / At Boomers 2 “

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いかかでしょうか?

私は至極まっとうなベスト10だと思うのですが。

問題はこの後11位以下ですかね?

*注)メンバーにサックス奏者がいる場合、ソロ・オーダーが サックス→トランペット になることが多いので悪しからず。

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11位~30位

11.ウィントン・マルサリス

12.ドナルド・バード

13.ブッカー・リトル

14.ロイ・ハーグローヴ

〈Whisper Not〉

 

ハーグローヴのペットの音は教科書のようにキレイです。

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15.ダスコ・ゴイコヴィッチ

16.ハワード・マギー

〈A Cottage for Sale〉

17.ケニー・ドーハム

このブログでケニー・ドーハムのことをちゃんと書いたことがないのをドーハムさんに申し訳なく思っていました。リンクします。ドーハムはやはりこのような「枯れた味わい」がふさわしいと思うので。

Kenny Dorham and Ernie Henry Quartet – I’ll Be Seeing You (1957)

18.ウディ・ショウ

ウディ・ショウは「出来るだけ画質の良い動画で」と思い探したのですが、やっと見つけたのがこのジョー・ヘンダーソンとの共演でした。

Billy Hart – Joe Henderson – Woody Shaw – Dag Arnesen – Bjorn Alterhaug: All The Things You Are – 1987 – Jazzfestival Kongsberg – Norway
(’87年といえばショウが44才で事故死する2年前の映像です)

 

19.ハリー・エディソン

20.レスター・ボウイー

↑あのプラターズが歌っていた〈The Great Pretender〉です。

そしてボウイーが率いた The Leaders という素晴らしいグループがあったのですが、完全に無視されて、Amazonにもありません。YouTubeでもアルバムはアップされていません。

私が知る限りこのThe Leaders を賞賛しているのはイギリスの作家、ジェフ・ダイヤーだけです。

それはともかく、ボウイーが怒りをぶつけた(?)映像がありますので御覧ください。

Artur Blythe – alto sax, Lester Bowie – trumpet, Chico Freeman – tenor sax ,Kirt Lightsey – piano, Cecil McBee – bass, Don Moye – drums

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21.クラーク・テリー

22.ナット・アダレイ

ナットは最大のヒット曲〈Work Song〉をやっている動画にしましょう!

Cannonball Adderley:alto sax; Nat Adderley : cornet; Joe Zawinul: piano;
Sam Jones:bass; Louis Hayes: drums.

23.ニコラス・ペイトン

ニコラス・ペイトンも実力のあるトランペッターとして名を馳せていますね。

2001年のレイ・ブラウン・トリオとの共演映像をリンクします。

Ray Brown Trio featuring Nicholas Payton from the Bern Jazz Fest 2001. Ray’s 75th birthday tour. With Larry Fuller-piano George Fludas-drums

24.日野皓正

動画がたくさんありますが、敢えて古いレコードの演奏、日野の自作曲〈Alone,Alone and Alone〉にします。

(tp)日野皓正 (p)大野雄二 (ds)日野元彦 (b) 稲葉国光 ーー1967年のアルバムです。

25.ディジー・リース

ブルー・ミッチェルの演奏で有名になった〈I’ll Close My Eyes〉を。

気付かれた方もあるかと思いますが、実はこの演奏、最初のリースのテーマ演奏が徐々にテンポが遅れはじめています。ウィントン・ケリーが左手強打で警告してます。心優しいポール・チェンバースは何とか合わせようとしています。ところがハードボイルド・ハンク・モブレイが委細構わず、カウント通り入ってくるので、ソロの繋ぎがおかしなことになっています。普通なら取り直しでしょうが、構わずレコード化したBLUENOTEの英断に拍手です。
つまり、リースのペットが素晴らしいのです!

 

26.ドン・ファガーキスト

ファガーキスト、録音もほとんどない人だがこの1枚↑で心に残る。

Don Fagerquist (tp) Herb Geller (as) Ronnie Lang (bs) Ed Leddy (tp) Bob Enevoldsen (v.tb) Vince DeRosa (fr.hrn) Marty Paich (p) Buddy Clark (b) Mel Lewis (ds)

哀愁に溢れた〈Smoke Gets In Your Eyes〉。他にも〈All The Things You Are〉〈The Song Is You〉〈Time After Time〉〈Easy Living〉などの佳曲が続けて演奏される。

ハーブ・ゲラー、マーティ・ペイチなどの共演陣も素晴らしい。忘れられない1枚。1957年

 

27.テレンス・ブランチャード

この達者なトランペッターがこんな順位はおかしい!かも^^

アルバムもたくさんあるのですが、ここでは敢えて1990年のスパイク・リー監督の映画「モ・ベター・ブルース」の1シーンでの、ブランチャードの演奏が流れるシーンをリンクします。

但しブランチャードは音だけの出演です。映画のプレイヤーは本当に演奏していないことが分かるのが残念。ペットとサックスの役者は口が緩く全く締まっていません。これでは音は出ませんねー。(スパイク・リー監督ともあろうものがこんなミスをするなんて)でも音楽は魅力的。

28.ウォレス・ルーニー

ウォレス・ルーニー:マイルス・デイヴィスの心酔者。
こんなアルバムでマイルスの代役(?)を務めるくらいですから。

ハンコック、ショーター、カーター、ウィリアムズ&ルーニー

29.ジョー・ゴードン

ジョー・ゴードンは自分のアルバムよりシェリー・マンのグループで吹いている姿が好きです。

5枚あるアルバムの中からジョー・ゴードンのベスト・プレイを選べば〈This Is Always〉

Joe Gordon (trumpet), Richie Kamuca (tenor sax), Victor Feldman (piano), Monty Budwig (bass), Shelly Manne (drums)

30.ドン・チェリー

ドン・チェリーが時々吹くポケットトランペットは音がおもちゃみたいで、ちょっと・・・だが、このアルバムは1988年の見事なJazz.

 

Don Cherry (tp), James Clay (ts), Charlie Haden (b), Billy Higgins (ds)

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31位~50位

31.ファッツ・ナヴァロ

ナヴァロの順位がここでいいか?よく分かりませんが、何しろ20代で亡くなっているもので。

しかし残された演奏(1947年頃)を聴くと、クリフォード・ブラウンばりの演奏をしていますね。

32.コンテ・カンドリ

カンドリも名盤がたくさん。ウエストコースターだが華やかなペット。

〈On The Alamo〉

Conte Candoli (trumpet), Claude Williamson (piano), Max Bennett (bass), Stan Levey

33.アルトゥーロ・サンドヴァル

キューバの国民的バンド「イラケレ」のトランペッターだった人。独立してからの活躍も。

そのIRAKERE時代のサンドヴァルのソロをフューチャーした曲〈Claudia〉

 

 

34.ジョン・ファディス

35.ジェームズ・モリソン

トランペッター4人揃い踏み。

誰が上手い?誰が好き?
マルサリス→サンドヴァル→モリソン→ファディス

36.ジャック・シェルドン

Jack Sheldon (trumpet), Walter Norris (piano), Bob Whitlock (bass), Larance Marable

Quintetではズート・シムズが入ります。

37.トニー・フラッセラ

トランペットの詩人、有名な盤は多分これ1枚。

しかし確かに詩情あふれる作品。〈I’ll be seeing you〉

トニー・フラッセラ(tp)、チャウンシー・ウェルチ(tb)、アレン・イーガー(ts)、ダニー・バンク(bar)、ビル・トリグリア(p)、ビル・アンソニー(b)、ジュニア・ブラッドリー(ds) 

38.ショーティ・ロジャース

ロジャースも長いキャリアを誇るプレイヤーです。

Harry Edison (trumpet), Shorty Rogers (fluegelhorn), Bud Shank (alto sax), Pete Jolly (piano), Barney Kessel (guitar), Leroy Vinnegar (bass), Shelly Manne (drums)

39.ルイ・スミス

もう1枚の有名盤から〈Tribute to Brownie〉*Brownie は勿論クリフォード・ブラウン。

From the album “Here comes”. Louis Smith (tpt), Cannonball Adderley (A sax), Duke Jordan (pno), Doug Watkins (db), Art Taylor (dr).

40.ルー・ソロフ

デヴィッド・マシューズのマンハッタン・ジャズ・クインテットで長い間吹いていたのが有名です。最近亡くなりました。

Live in Tokyo 2005 ・Lew Soloff (tp), Andy Snitzer (ts), David Matthews (p), Charnett Moffett (b), Victor Lewis (ds)

 

 

41.ドン・スリート

この人もこの1枚で忘れられません。〈Secret Love〉

 

42.メイナード・ファーガソン

この人入れないわけにはいきません。古くは〈Clifford Brown with Dinah Washington〉(正確には〈Dinah Jams〉ですが)でのハイノートが有名です。

「You Got It」「Gonna Fly Now~ロッキーのテーマ~」

 

43.ロイ・エルドリッジ

これは珍しいチュー・ベリー(テナー)の映像、演奏も見れます。
ロイさん、こんな所でスミマセンと言いたくなります。

1938年の演奏でした。

44.バック・クレイトン

バック・クレイトンはカウント・ベイシー楽団に在籍した、何でもこなすトランペッターだったのですが、ここでは敢えて日本のレコード会社のために演奏した〈初恋のブルース〉を聴きましょう。
*クレイトンさん失礼します。

45.テッド・カーソン

ポップスのヒット曲〈The Things We Did Last Summer〉をエリックドルフィーと共に。
(1961年)*カーソンとドルフィーはチャーリー・ミンガスのグループで一緒でした。

そのドルフィーが亡くなって、追悼のためにカーソンが書いた曲〈Tears for Dolphy〉

 

46.チャック・マンジョーネ

この1曲!

 

47.クリス・ボッティ

最近人気のトランペット。

48.ケニー・ホイーラー

↑ECMから出たジャレット、ホランド、ディジョネットとの共演盤。

49.アイラ・サリヴァン

アイ・ラサリヴァンはトランペットもサックスも同じくらいに演奏する人です。

このアルバムではペットに専念。(私はペットのサリヴァンが好きです。サックスは平凡な気がします)

左:レッド・ロドニー、右:アイラ・サリヴァン

50.ビックス・バイダーベック

伝説のコルネット奏者。1927年の演奏です。90年前。ビックスは28才で死んでいます。
〈I’m Coming Virginia〉 

サックスはこれも伝説の人、フランキー・トランバウアー。

◎◎おまけ◎◎

ジャズではないのですが、トランペットのヒット曲としてニニ・ロッソの「夜空のトランペット」

まとめ

トランペット50人いきました!

大物が下位に居たりして、ご不満もあるでしょうが、これでよろしくお願いします。

★こちらもよろしく。

オールタイム・ジャズ・ピアノ・プレイヤー・ベスト100⇨

◎オールタイム・ジャズ・サックス・プレイヤー・ベスト100⇨

★最後まで付き合って下さってありがとうございます!

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