ジャズの名曲シリーズ:Fine And Mellow「ファイン・アンド・メロウ」

Fine and mellow :名曲として有名ボーカリストに歌われました。
しかし、何と言ってもやはりビリー・ホリディなのです。
この歌を作詞作曲したビリーホリディの歌唱は全てを超えています。
曲は12小節のスローブルースの形式で作られています。
ビリー・ホリディ
1957年,亡くなる2年前の動画が残されています。
参加ミュージシャン:
Ben Webster — tenor saxophone
Lester Young — tenor saxophone
Vic Dickenson — trombone
Gerry Mulligan — baritone saxophone(一人だけの白人)
Coleman Hawkins — tenor saxophone
Roy Eldridge — trumpet
Doc Cheatham — trumpet
Danny Barker — guitar
Milt Hinton — double bass
ソロの順番は、
ベン・ウェブスター(テナーサックス)→レスター・ヤング(テナーサックス)→ヴィック・ディッケンソン(トロンボーン)→ジェリー・マリガン(バリトンサックス)→コールマン・ホーキンス(テナーサックス)→ドク・チータム(トランペット) だと思います。
◆この動画を撮影したカメラマンが見事です。
歌っているビリー・ホリディの姿だけではなく、演奏者が演奏している間のホリディの表情、ゆったりとリズムに乗る姿もアップでとらえています。
特にレスター・ヤングがソロを取っている時の喜びに満ちた表情が印象的です。
He is the lowest man なのに何故 Fine and mellow なのか?
CDで聴くならこれ↓ですね。
歳を重ねて私もそれをよく分るようになりました。
エラ・フィッツジェラルド
ホリディのセッションを彷彿させるような錚々たるメンバーでエラが歌っているものです。
エッタ・ジョーンズ
好きな歌手、エッタ・ジョーンズの歌唱です。
エヴァ・キャシディ
エヴァのライブアルバムの中でやっていますね。
エヴァ・キャシディは実力のある女性ボーカル&ギタリストでしたが、残念なことに1996年に33歳の若さで亡くなっています。
ホセ・ジェームス
男性歌手によるバージョンも聴きましょう。
男が歌うと She is the lowest girl. になります。
カーメン・マクレエ
カーメン・マクレエのライブ・バージョンもなかなかです。 粋なファインアンドメロウになっています。 間奏のアルトサックスソロ、テナーサックスもイイ感じです。
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