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Sonny Clark ソニークラークという今も人気が高い夭折した名ピアニストの名盤を聴こう

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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Sonny Clark1931年7月21日-1963年1月13日

というピアニスト、麻薬のオーバードーズで31歳という若さで夭折したのですが、いまだに人気があります。

特に日本で人気があるようです。

BLUENOTEを中心に7枚ほどのリーダー・アルバムそして数枚のサイドマンとして参加した作品が残されているのですが、どれも素晴らしいもので、作品量としては充分と言いたくなる程です。

ソニー・クラーク・トリオ

まずはこのアルバムから2曲聴きましょう。

朝日のようにさわやかに

Softly as in a morning sunrise

ビーバップ

Be-Bop

Sonny Clark-piano Paul Chambers-bass Philly Joe Jones-drums

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リーピン・アンド・ローピン

次はこのアルバムです。

二管が入ったクインテットです。

ドラムスはビリー・ヒギンズ

サムシング・スペシャル

メロディー・フォー・C

お聴きのように典型的ハードバップ・ピアノなのだけど、どこが哀愁が漂うのがクラークの特徴の一つ。そこに人気の理由があるのでしょう。

そう思って見るとジャケ写にも哀愁が漂ってますね。

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クール・ストラッティン 

超有名盤〈Cool Struttin’〉です。

1958年

Art Farmer-trumpet
Jackie McLean-alto sax
Sonny Clark-piano
Paul Chambers-bass
Philly Joe Jones-drums

このアルバムも日本で特別にヒットしたものですね。

ソニー・クラーク・トリオ TIME盤

またピアノトリオに戻ってこのアルバムから。

マックス・ローチ:ドラム
ジョージ・デュヴィヴィエ:ベース

もう1枚のソニー・クラーク・トリオ TIME盤

マイナー・ミーティング

ブルース・マンボ

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ソニーズ・クリブ

ジョン・コルトレーンと唯一の共演となったブルーノート第2弾。
ラテン・テイストの「スピーク・ロウ」が人気。オリジナル「ニュース・フォー・ルル」の哀愁もたまらない。

<パーソネル> ソニー・クラーク(p) ドナルド・バード(tp) カーティス・フラー(tb) ジョン・コルトレーン(ts) ポール・チェンバース(b) アート・テイラー(ds)
1957年9月1日録音

【曲目】
1. ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート
2. スピーク・ロウ
3. カム・レイン・オア・カム・シャイン
4. ソニーズ・クリブ
5. ニュース・フォー・ルル
ーーーAmazon解説より

 

With A Song In My Heart

●この曲が好きです。ドナルド・バードの輝かしいプレイも聴き所。 そして登り龍だったコルトレーンがここで聴けるのも嬉しい。コルトレーンはこの録音の数か月後に〈BLUE TRAIN〉 を録音する。疾走するテナーと弾むピアノの共演にニンマリする

ニュース・フォー‣ルル

●余談
ソニー・クラーク好きのジョン・ゾーンは More News For Lulu というアルバムを出してクラークにデディケートしています。これは面白いアルバムです。

 

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Grant Green with Sonny Clark

●ここでグラントグリーンとの共演盤を聴きましょう。

グリーンの実にクリスプなギター音との共演もまた興味尽きない嬉しさですね

ザ・ソング・イズ・ユー

リトル・ガール・ブルー

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Lee Morgan / Candy

Lee Morgan:trumpet
Sonny Clark:piano
Doug Watkins:bass
Art Taylor:drums       recorded in 1957,58

リー・モーガンのキャンディでもピアノを弾いていました。

Since I fell for you

Dexter Gordon / GO

デックスの「ゴー」でもピアノはクラークでした。

BLUENOTEの有名アルバムでこのように起用されていたクラークは、アルフレッド・ライオンにとても気に入られていたのが窺えます。

Cheese Cake

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ソニー・クラーク特集でした。

最後まで見て頂いてありがとうございます。

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