新聞の人生相談にあきれた。こんな人もいる。「暇な時に何をすればいいか?」が質問だそうです
2017年8月12日の読売新聞
その人生相談の欄を読んで、こんな人もいるんだ、と少々驚きました。
質問が 「暇な時に何をすればいいか?」だって?
人生相談
この記事です。⇩(見えますか?)
相談者は
30代既婚男性。仕事はITエンジニアーーだそうです。
こんなツッコミどころ満載の文章は久しぶりに読みました。
読んでまず思ったことは・・・
1.バカなの?
ITエンジニアやってるんだから、フツーの意味でバカではないんでしょうね。
2.うつ病なの?
うつ病は筆者も経験しましたから、大体わかるのですが、
うつ患者は悶々として苦しむものです。
だから うつ病→自殺 もあるのです。
この人は悶々として苦しんでいる訳ではないようです。
新聞に投書するのだから悩んではいるのでしょうが、書いている文章から鬱っぽさは感じられません。
3.ただ無気力な人?
かなり無気力な感じはするんですが、仕事や家庭生活は普通に出来ているようですね。
ただ無気力なだけとは少し違う気がします。少なくとも新聞に尋ねるくらいの気力はあるんですね。
もっと本格的にツッコミます
◎読んで一番腹が立った箇所は
●「他人の書いた話には興味が持てないので、読書は面倒です」
⇩
おい、おい、それはもはや傲慢というものではないですか?
他人の書いた話には興味ない?
それで生きていけるなら、それでやっていったらどう?
●「映画もしかり」
⇩
あっ、そう、だったら観てくれなくていいよ!
何を悩んでるの?勝手にしたら?
私なんか読みたい本、観たい映画が山ほどあって、いくら時間があっても足りないんですけどねっ!
●自分に満足しており、自己啓発にも関心はありません。
⇩
そうかい、そうかい。自分に満足してるならそれでいいじゃん。
相談なんかしてくるなよ!
自分に満足しているという自信はどこから来てるんでしょうか?
それ、本当ですか? 何か言ってることがおかしいですね。
自己啓発に興味無いのはホントでしょうが、その理由が「自分に満足しているから」というのはこじつけに見えるんですけどね。
これは余計なことかも知れませんが、
あなたの奥さんは「過度な干渉はしない」とのことですが、
あなたの現状に「満足」してあるんでしょうか?
あなたは一緒にいて楽しい人とはとても思えないのですが。
(この文を読む限りは、ということですが)
●「ボーッと宙を見つめ時間をやり過ごすのにはもう飽きました」
⇩
飽きたんだ。
酒は飲めるわけネ。
(酒飲むのは趣味ではないと思います)
飲んだくれてれば?。
「年を重ねて飲む量が減り」って30代で言うことじゃないよ。
本当の年寄りに失礼だということに気づいてます?
結局何?
この質問者が尋ねたいことは結局何なんでしょうか?
妙に強がっていて、心を裸にしていないから、本当の問題点が見えにくいのです。
最後は「もう飽きました」と、投げ出すように書いてますが、
読み直すと、結局何が問題で、何を答えて欲しいのか、がよく分かりません。
見えるのは
妙なプライドを支えにして、悩んでいるフリをしている子供っぽい姿だけです。
恵まれた環境にいながら、それに気づくこともなく、他者への感動もない、ただ甘えているだけのくせに、いっちょ前に悩んでみたり、ビョーキならまだ許せますが、ホント傍にいたら蹴飛ばしたくなるような男です。
いっぺん全てを捨ててみます?
仕事も家庭も。
そんな勇気もないんでしょうね。
*読売新聞はどんな考えでこの質問を掲載することにしたのでしょうか?
(回答者も困ったのでしょう、まともに答えていると思えません)
まとめ
まとめることも出来ません。
正直、アホらしい、と思いました。
多分、感性が摩耗している、情緒がちゃんとしていない(壊れてる?)
というようなことかと思います。
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世の中にはもっと重い問題を抱えている人がたくさんいます。
歴史を見れば、重い問題に悩んだ日本人が数え切れません。
*同じ紙面に 石牟礼道子 の句が載っていました。⇩
やはりせめて本ぐらい読まないと、想像力も働かないのではないでしょうか?
「本を読んでも何も感じられないくらい、感性や情緒が壊れている」というのが、この人の問題の真実ではないのか?とも思いました。
回答:「暇な時に何をすればよいか?」⇒「本を読め!」
72回目の終戦の日の3日前の新聞でした。
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