プレバトの再放送・又吉直樹が出た回(俳句・絵手紙)又吉の才能炸裂
プレバトの俳句・又吉直樹が出た回が再放送されました。
〈芥川賞作家VS毒舌先生〉
この本放送が何時あったのかわかりませんが、
キスマイ(Kis-My-Ft2)の千賀健永と二階堂高嗣はこの頃から出ていたのですね。
この二人↑が並ぶと、おじさんには区別がつきません!(クリソツです)
Contents
俳句査定結果
この時のお題は「新幹線と夏休み」だったそうです。
又吉の隣には綾部がいます。
又吉にはみんなからプレッシャーかかりまくりだったようです。
このころは7人だったようですね。
特待生はまだ居なかったようです。
6位 荻野目慶子
母元気 笑顔で帰ろ 新涼に
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新涼や 母の元気を 見に帰る
先生:問題点が3つある。
元気と笑顔は両方は要らない
せっかく新涼という季語を知っているなら・・・
5位 叶美香
サイボーグ・叶美香
天高し ティファニーブルーに 姉想う
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天高く 姉のティファニー ブルーかな
先生:問題点が2つある、
中7が字余り
凡人は必ず何かを「想う」んですよ!→まず「想う」を消す。
4位 田山涼成
敗戦日 話を聴くや 安芸の國
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敗戦の日や ヒロシマに 聴く話
先生:「敗戦日」は季語。
安芸の國ははっきり広島と書いたほうが良い、ただしここでは原爆を意識してヒロシマとカタカナ表記で。
2位 千賀建永
我が心 穂波の海を 疾走す
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直し無し
先生:恋人がいようがいまいがどうでもいいが・・・
穂波は季語ではないが、無季の句として勢いと魅力があり、
才能がある。
7位(最下位) 二階堂高嗣
新幹線 窓から見える 蝉の声
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蝉の声 窓から見える 新幹線
千賀から手厳しく指導される。
千賀:まず蝉の声は見えないから!
千賀:結局何が言いたいの?
二階堂:夏
千賀:それを書けよ!
先生:その通り。結局日本語の機能を理解していない。
ただ、これだけの言葉を使って、成立させることはできる
語順を変えるだけ、意味、立ち位置は変わるが
3位 川田裕美(フリーアナウンサー)
祖父のしわ 車窓にうつる 終戦日
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祖父の眼の 車窓にうつる 終戦日
先生:「しわ」 が勿体無い
人の思いを一番伝えるのは眼ではないか?
1位 又吉直樹
故郷の 声走らせて 涼新た
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直し無し
先生:語り方がうまい。「故郷の声」というひとかたまり!
「涼新た」が季語。そこに含まれる風のイメージと「走らせて」という言葉が響き合う。
日本語の機能をよく分かっている人が作った句。
二階堂:今の先生の説明が全く分からない!
まとめ
又吉くん、ちゃんと1位を取っていたのですね!
その後は出演していませんが、忙しいから?
そう言ったら、梅沢富美男、東国原英夫、藤本敏史 ら に失礼ですね。
追記ー絵手紙コーナー
又吉は次のコーナー「絵手紙」でも1位でした。
しかも初の満点査定でした。これです⇩。
相方、綾部に宛てた絵手紙(メッセージ)でした。
又吉直樹の才能炸裂の回になったのですね!