ジャズの名曲シリーズ:My One And Only Love 「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」の名盤、名演を聴く
My One And Only Love という曲
1953年にガイ・ウッド(曲)とロバート・メリン(詩)によって作られたポピュラーソングです。
その後ジャズメンによって歌われ、演奏されてジャズ・スタンダード・ナンバーとなりました。
Contents
アート・テイタム&ベン・ウエブスター
私がこの曲をはっきりと意識したのはアート・テイタム(ピアノ)とベン・ウエブスター(サックス)
の演奏でした。繰り返し聴いたものです。
よってまずその演奏を聴いて下さい。
ドリス・デイ
ドリス・デイの歌も印象的でした。
2019年に亡くなったフランス人ピアニスト、アンドレ・プレヴィンとの共演盤で歌っていました。
可憐な歌声ですね。
この曲The very thought of you から始まるののですが、そのままのタイトルの曲が別にありますね。
このステキなアルバムに入っています。⇩
フランク・シナトラ
もちろんシナトラも歌いました。
ネルソン・リドル楽団です。
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
一般的にはこのコルトレーンがジョニー・ハートマンと共演したアルバムでの歌唱が、最も有名でファンが多いかもしれません。(私はこの作り方は余り好みではありません^^)
ポール・マッカートニー
マッカートニーが何とダイアナ・クラールのピアノで歌っているバージョンです。
マッカートニーはこういう曲を若い頃に聴いて育っているんですよね。
ジェイミー・カラム
若い人も聴きましょう。1979年生まれ、イギリスのピアニスト兼ボーカルのジェイミー・カラムです。
(余談ですがジェイミー、身長が164㎝だそうです)
ヘイリー・ロレン
女性の新しい人も聴きましょう。ヘイリー・ロレン。
マイケル・ブレッカーとジョーイ・カルデラッツオ
Michael Brecker and Joey Calderazzo
この冒頭2分半のブレッカーのソロは凄いです。
ブレッカーがこれほどのサックスの巨人になるとは予想していませんでした。
それだけに57歳での死は残念なことでした。
ジョーイ・カルデラッツオはまだ出てきたばかりの新人だったと思われます。
(キャプションには1988年9月のTVショウとありますーー88年?本当でしょうか?)
笠井紀美子&松本英彦
日本です。
笠井紀美子と松本英彦。
懐かしい映像と歌と演奏でした。松本英彦さんのサックスが世界に出ても一流ですね。
弘田三枝子
弘田三枝子が歌っていました。
アメリカで録音されたもののようです。
英語の発音を始め最高の出来ではないでしょうか。
ロイ・ヘインズ・トリオ
Roy Haynes Trio featuring John Patitucci bass,Dave Kikoski piano.
San Sebastian Jazz Festival,Spain. July 2009.
ベースがパティトゥッチ、ピアノがキコスキー、
84歳のヘインズ凄いですね。(今は97歳です)
チック・コリア
“now he sings,now he sobs” 1968 album
完全に忘れていましたが、コリア1968年のアルバムnow he sings,now he sobsの中でやっていたのですね。
チック・コリア(ピアノ)、ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)、ロイ・ヘインズのトリオでした。
当時としては非常に新しい感覚のトリオでした。
まとめ
My One And Only Love を1ダース聴きました。
古いモノから新しいモノまで。
これくらいのスタンダードナンバーになればさすがにいい演奏が多いですね。
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