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ジャズの名盤:Bill Evans ビル・エバンス・Waltz For Debby からI Will Say Goodbye まで

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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ジャズ名盤の旅: ビル・エヴァンズのアルバムを聴くという体験は、ジャズを聴くということのなかでも少し特殊なことのような気がします。

エヴァンズの音楽はBGMのように聞き流すこともできるかもしれません。
でも、ひとたび向き合うと、深い音楽世界があなたを待っています。

何しろ音楽/ジャズに生涯を懸けた人がピアノを弾いているのですから。

Waltz for Debby

 ——大げさな書き出しになりました^^まあ、聴いてください。

〈Kind Of Blue〉でもピアノを弾いていたビル・エヴァンズ

一番有名なアルバムは〈Waltz For Debby〉        ↑ ↑ ↑ 

でしょうね。ジャズ・ ファンでなくても、知っているくらい。

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ところでBill Evans は普通日本ではビル・エヴァンスと 最後を濁らず

に、標記されます。Wiki もエヴァンスでした。(もっと単純にエバンスという表記が一般的かもしれませんーーこの記事のタイトルは不本意ながらそのエバンス表記に合わせました。そうでないと検索に引っ掛からないことが判明したのです。)

私は エヴァンズと書くことにこだわっています。

エヴァンス だと Evance というスペルになるような気がするのです。

あの村上春樹も エヴァンズ表記で通していますね。

あれだけジャズに詳しく、翻訳も多く、アメリカに住んだこともある

作家(当然言葉には厳しいはず)がエヴァンズ表記にこだわっているのだから

これが正しいのではと、思っています。

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〈Waltz For Debby 〉は確かに素晴らしい。

ベースのスコット・ラファロ Scott LaFaro

ドラムスのポール・モチアン Paul Motian

三者の絡み合いが、当時としてはとてつもなく新しいピアノ・トリオの

魅力を存分に発揮しているからです。

スコット・ラファロの早世で、このトリオは長く続くことなく、結局4作のアルバムを残しました。その中の1枚がこの〈Waltz For Debby〉で、

他の3枚は以下ですがどれも甲乙つけ難いものです。

それなのに〈Waltz For Debby〉だけが特別に有名なのは不公平な気もしますが、

やはりアルバム・タイトルになっている可憐な1曲があるからかもしれません。

I Will Say Goodbye

で、突然ですが私が大好きなビル・エヴァンズのアルバム 

I Will Say Goodbye  です。1977年の録音です。 上記4枚は1959~61年の録音ですが、この後期(晩年)のエヴァンズ・トリオも大好きです。

エヴァンズはリリシストと良く言われます。

このアルバムでの、甘さに流れない硬質なリリシズムはエヴァンズ以外のピアニストでは余り感じることが出来ない高みまで到達しているように感じます。

Bill Evans-piano, Eddie Gomez-bass, Elliot Zigmund-drums

Berkeley,CA. May 11-13,197

                                           

おわりに

ビル・エヴァンズのことはこんな短文ではほんの少ししか紹介できません。

そこで、もっと詳しいビル・エヴァンズの記事をこちらに書いています。

よかったらご覧下さい。

⇒ ビル・エバンスの名演・名盤を聴こう!ジャズに命を懸けた男が弾くピアノ(その1)

ビル・エバンス:ピアノに命を賭けた男の名作、名演(中期・後期の名盤を探る)

  

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