オールディーズ・懐かしのアメリカンポップス30曲勝手にヒットパレード
【 OLDIES BUT GOODIES】
あなたはどんな曲を選びますか?
今でこそ、ジャズ、ジャズと騒いでますが、
音楽の聴き始めは 中学生時代の アメリカン・ポップスでした。
今ではオールディーズと呼ばれるポップソングですね。
エルヴィス・プレスリー
ニール・セダカ
ポール・アンカ
リッキー・ネルソン
コニー・フランシス などです。
✡どの曲に、じーん!とくるかは個人差(思い入れとか)ですから、何とも選曲が難しいですが、まぁ勝手にはじめますね♪
Contents
- 1 エルヴィス・プレスリー 「ハウンド・ドッグ」
- 2 リッキー・ネルソン「ヤング・ワールド」
- 3 ポール・アンカ「ダイアナ」
- 4 ニール・セダカ「オー・キャロル」
- 5 デル・シャノン「悲しき街角」Runaway
- 6 ジーン・ピットニー「ルイジアナ・ママ」
- 7 ザ・ロネッツ 「Be My Baby 」
- 8 ティミ・ユーロ―「涙が頬を濡らす時」
- 9 コニー・フランシス「ボーイハント」Wher the boys are
- 10 ジョニー・ソマーズ「ワン・ボーイ」
- 11 ボビー・ソロ「頬にかかる涙」
- 12 ジャンニ・モランディ 「Go-Kart Twist」
- 13 ダスティ・スプリングフィールド「この胸のときめきを」
- 14 クリフ・リチャードの「ヤング・ワン」
- 15 アダモ「ブルージーンズと皮ジャンパー」
- 16 ブレンダ・リー「愛の讃歌」
- 17 ボビー・ヴィントン「ミスター・ロンリー」
- 18 ジョニー・ティロットソン 「ポエトリー・イン・モーション」
- 19 ザ・ヴェルベッツ 「愛しのラナ」
- 20 ロイ・オービソン カムバック・トゥ・ミー(マイ・ラブ)
- 21 ザ・カスケーズ「悲しき雨音」
- 22 ライチャス・ブラザース 「アンチェインド・メロディ」
- 23 ベン・E・キング 「スタンド・バイ・ミー」
- 24 ボビー・ダーリン「マック・ザ・ナイフ」
- 25 ビリー・ヴォ―ン楽団「波路はるかに」
- 26 ぺレス・プラード楽団「闘牛士のマンボ」
- 27 シルヴィ―・ヴァルタン『アイドルを探せ』
- 28 ヘレン・シャピロ「悲しき片思い」
- 29 ボビー・ヴィントン「ブルーヴェルベット」
- 30 ロイ・オービソン「イン・ドリームス」
- 31 共有:
エルヴィス・プレスリー 「ハウンド・ドッグ」
プレスリー聞きます?じゃあ1曲だけ 亡き伊丹十三が若い時に
「湯煙・夏原・狩りの犬」と言った「Hound Dog」を。
……… you ain’t nothing but a hound dog
いま聞くとプレスリーのずば抜けたリズム感の良さに驚きます。
リッキー・ネルソン「ヤング・ワールド」
この人は本当にアイドルでしたね。TVドラマ(陽気なネルソン)出たり映画(リオ・ブラボー)にも出たりして。でも確か飛行機事故で死んだんじゃなかったかな。その前に芸名をリック・ネルソンに替えたりしていたから、平坦、順風満帆な人生ではなかったようです。
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ポールアンカ、ニールセダカやってたらキリが無いのですが、省く訳にもいかないので、ダイアナとキャロルを・・・・
ポール・アンカ「ダイアナ」
この映像、確か16才でのデビュー時のものではないでしょうか。(勿論曲は自作)
ニール・セダカ「オー・キャロル」
ニール・セダカも曲は自作ですね。
キャロルはキャロル・キングのことだと聞きました。
正に OLDIES BUT GOODIES という雰囲気です。
デル・シャノン「悲しき街角」Runaway
これも流行ったなー。大ヒット曲ですね。
デル・シャノンって当時の歌手の中ではちょっと異色でしたね。曲も他の人とはひと味違う感じ。
ジーン・ピットニー「ルイジアナ・ママ」
♪「ロニオリ^^」 中学生の耳にはfrom New Orleans は聞き取れなかったです。
日本では飯田久彦が歌っていました。
♪あの子はルイジアナママ、やってきたのはニューオリンズ~
びっくり仰天、有頂天 なんて歌詞が入ってましたね。笑
ザ・ロネッツ 「Be My Baby 」
次は ザ・ロネッツ 「ビー・マイ・ベイビー」
フィル・スペクター・プロデュースです!。
これはもう、絶対動画で。
素晴らしい歌唱とパフォーマンスですね!この3人一応黒人なんですよね。
この曲は異様なほど当時を象徴する曲になっていて、時々不思議なところで登場します。(例えば浦沢直樹の「MONSTER」とかに。)
ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンは〈Be My Baby〉を理想のポップソングと言っていたそうです。
*個別記事かいてます。良かったらどうぞ。
ザ・ロネッツのBe My Babyとそのカバー(ヒューマン・ネイチャー、マイケル・ブーブレなど)⇒
ザ・ロネッツのリードボーカル、ロニー・スペクター死去(78歳)ポップスの金字塔 Be My Babyの大ヒット ⇒
ティミ・ユーロ―「涙が頬を濡らす時」
Timi Yuro /What’s A Matter Baby
この曲は余りヒットはしなかったのですが個人的に大好きだった曲です。
ラジオで聞いてすぐレコード屋に走りました。
この人はいわゆるヒスパニック(アメリカに住んでいるラテンアメリカ系の人)だと思います。余りヒットには恵まれませんでしたが、結構長くうたっていたようです。ジャズ・スタンダードなんかも歌っています。
この曲を聴いたことが後のソウル・ミュージックに興味を持つきっかけになった気がします。
コニー・フランシス「ボーイハント」Wher the boys are
この曲は、当時の〈幸せなアメリカ〉を象徴するような曲ですね。
そんなこと言ったらほとんどの曲がそうなんですが・・・この曲は特にそう思います。
Where The Boys Are ・・・夢ですよね、描いているのは。
ジョニー・ソマーズ「ワン・ボーイ」
ジョニー・ソマーズは後にジャズ・ソングを歌うようになりました。
■初めにアメリカンポップスと書きましたが、ヨーロッパからの曲もたくさんヒットチャートに入ってきていましたね。
という訳で、ヨーロッパに飛んでイタリアからのヒット曲行きますね。
ボビー・ソロ「頬にかかる涙」
♪ダウナーラクリマソビーゾー・・・ですね。
イタリアからもう1曲
ジャンニ・モランディ 「Go-Kart Twist」
日本では「サンライト・ツイスト」でした。
この雰囲気はアメリカとは一味違いますね。
↑画像が懐かしいです。カトリーヌ・スパーク(!)主演の「太陽の下の18才」挿入歌。
ダスティ・スプリングフィールド「この胸のときめきを」
イギリスの歌手 ダスティ・スプリングフィールドの最大のヒット
You Don’t Have To Say You Love Me
恋の歌なのに大げさなほどドラマティックというか、そこがいいんですけど。
クリフ・リチャードの「ヤング・ワン」
同じくイギリスのシンガーのヒット。「サマー・ホリディ」なんかもヒットしましたが私は『ヤング・ワン」の方に思い入れがあるもので。
★コレを聞きながら屋内スケートリンク(福岡スポーツセンター!)で滑った幸せな思い出があります♡
アダモ「ブルージーンズと皮ジャンパー」
フランスと言えばアダモを忘れるわけにはいかないですね。
このジャケ写ですが「ブルージーンと皮ジャンパー」になっていますね^^
まだ「ジーンズ」という言葉が定着していなかったのでしょうか。
皮も「革」のほうが今は当たり前でしょうか。
アダモ最大のヒットは「雪が降る」の方でしょうね。
●この3枚組は、選曲に特徴があって結構面白いです。
■アメリカに戻りましょう。
ブレンダ・リー「愛の讃歌」
この人の声は「宝」です。カレン・カーペンターと同じ。神様の”gift”。
ボビー・ヴィントン「ミスター・ロンリー」
おなじみ〈ジェット・ストリ-ム〉の曲と言ったほうが通りがいいようですね。
私世代はこのオリジナルのボビー・ヴィントンの歌で記憶しています。
オーケストラ・ヴァージョンは、ポール・モーリアかと思っていたのですが、今調べたら フランク・プゥルセル・グランドオーケストラ でした。
ジョニー・ティロットソン 「ポエトリー・イン・モーション」
ティロットソンも何曲かのスマッシュ・ヒットがありましたね。
「ミスター・ベースマン」とか。
ザ・ヴェルベッツ 「愛しのラナ」
この曲はめちゃくちゃ気に入って、聞いてすぐレコード店に走りました。
黒人グループですね。
いまキャプションを見たら、「育ての親であるロイ・オービソン↓の曲」と書いてありました。
そして「日本だけでヒット」と書いてありました。それが本当なら、私がこの曲が気に入ったのも偶然ではなかった、必然だったと思います。^^
ロイ・オービソン カムバック・トゥ・ミー(マイ・ラブ)
ロイの声も one and only でした。バディ・ホリー~ロイ・オービソン~J.D.サウザーと続く高音系男性シンガーの系譜。
ザ・カスケーズ「悲しき雨音」
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◎どちらも映画で使われて、リバイバル・ヒットした名曲を二つ
ライチャス・ブラザース 「アンチェインド・メロディ」
映画は「ゴースト・ニューヨークの幻」でしたね。
これだけいい曲だと、映画で使いたくなる気持ちよくわかります。
この曲だけで1記事書いていますので、よかったらどうぞ見てください。
ベン・E・キング 「スタンド・バイ・ミー」
これはもうみなさんご存知のように、映画「スタンドバイミー」で使われてリバイバル・ヒットし、若い人にもお馴染みになりました。
ボビー・ダーリン「マック・ザ・ナイフ」
●えー、これはもはやポップスとは言えない、ジャズ・ヴォーカルですが、
ボビー・ダーリンの歌う姿は大変興味深いです。何かちょっとシナトラを思い出します。
ボビー・ダーリン最大のヒットは「ビヨンド・ザ・シー」(ラ・メール)でしょうか?
ビリー・ヴォ―ン楽団「波路はるかに」
●こういうポップスを聴いているうちに時々入ってくる歌無しインストルメンタルな音楽にも興味を持ち始めました。
この曲のアルトサックスのソリには中学生なりにしびれました。
ぺレス・プラード楽団「闘牛士のマンボ」
その頃、ペレスプラード楽団によるマンボも流行りました。
この曲でのアルトサックスのソロに痺れて、やはりサックスだなーと思い始めることになり、ブラスバンドに入ってサックスを始めることになりました^^。
シルヴィ―・ヴァルタン『アイドルを探せ』
シルヴィー・ヴァルタンの歌う顔を見ていると色んな感情がわいてきます。まあ、懐かしさなんですが、「時の流れの無常」みたいな。
この曲シャルルアズナブールが作っているんですよねぇ。
この人、前歯の間にわずかなスキマがあったんですよね。(そこが可愛いという人も)
しかし、人形のように細いですね~。(!!)
同じフランスのシンガー、ジョニー・アリディと結婚しました。
*シルヴィー、1944年ブルガリア生まれとありましたから、(2020年には)76歳!
想像できますか?
ヘレン・シャピロ「悲しき片思い」
オールディーズ で検索したら、どうもこの曲を外すわけにはいかないようなので、そっと付け加えます。♪うぉ~う、うぉ~う、いぇー です。
確かにこれもオールディーズを代表するような曲でした。
原題は 〈You Don’t Know〉 でした。
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●すみません。もう1曲忘れてはいけない曲がありました。
デヴィッド・リンチの映画タイトルにもなった・・・
ボビー・ヴィントン「ブルーヴェルベット」
うーん、ちょと妖しい世界に入りかけてますねぇ。
何しろリンチですから、 するとロイ・オービソンをもう1曲入れないといけなくなります。
ロイ・オービソン「イン・ドリームス」
映画「ブルー・ヴェルヴェット」を見た人は何故これをかけるかわかりますよね。
(ノーテンキな明るいアメリカの裏に潜む怪しいもの、というのが デヴィッド・リンチの一貫した作風ですもんね)
最後まで付き合ったのに最後がこの曲?とか言われそうですが、そこが好みですから!
■ロイのベスト盤おすすめはこの↓3枚組です。
好評につき パートⅡ も作りました。⇩
今日アップした曲は見事に「白い」ものばかりでした。黒くない音楽。
ロネッツとヴェルヴェッツとベン・E・キングが黒人なので、わずかにホワイト・チョコレート色くらいで。
♪ ♪ ♪
*今度は黒人系?ソウル系?あたりも書いてみます。
(こちらに書きました)⇨
すると少しJazz にも近づいてくるのですが。
でもこの辺りはフリークの方が多いから、迂闊なこと書けないですよねー。
♪こちらもどうぞ♪
★最後まで付き合ってくださって、誠にありがとうございました★
—————-see you, again!
この10枚組には探している曲が必ず入っていると思いますよ。