ザ・ロネッツのリードボーカル、ロニー・スペクター死去(78歳)ポップスの金字塔 Be My Babyの大ヒット
↑キャッチ画像出典:(Photo by Gilles Petard/Redferns)
1963年の大ヒット、Be My Baby で知られるザ・ロネッツのリード・ボーカルだったロニー・スペクターが1月12日に亡くなったとニュースが入りました。
(1943年8月10日 – 2022年1月12日)
がんの闘病をしていたとのこと。78歳でした。
Contents
ザ・ロネッツのBe My Babyの背景
ザ・ロネッツはリード・シンガーのヴェロニカ・ベネットが、実姉と年下のいとこを誘って結成した。(1958年)
ヴェロニカ・ベネット(Veronica Bennett;ロニー・スペクター(Ronnie Spector))ーー後にフィル・スペクターと結婚、離婚した。
左からネドラ・タリー、ヴェロニカ・ベネット、エステル・ベネット
ヴェロニカとエステル姉妹の母親はアフリカ系とチェロキー族の混血で父親はアイルランド系、ネドラ・タリーの母親はアフリカ系とチェロキー族の混血で父親はプエルトリコ系。
(英語版Wikipediaより)
その最大のヒットがBe My Babyです。(1963年)
Written by Jeff Barry, Ellie Greenwich
それはプロデューサー、フィル・スペクター(1939年12月26日 – 2021年1月16日:奇しくも1年前に亡くなっています)との出会いから始まりました。
フィル・スペクターの「ウオール・オブ・サウンド」(音の壁)と呼ばれるこだわりの音作りは音楽制作者やミュージシャンに大きな影響を与えました。
例えば、日本では大滝詠一が大きな影響を受けました。
また、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンは〈Be My Baby〉を理想のポップソングと言っていたそうです。
ビー・マイ・ベイビー
Be My Babyを聴いて彼女を偲びましょう。
(*歌詞、訳詞が付いているのでこれにしましたが、この画像かなりボケています。カラーでクリアにリマスターされた映像を次に置いていますのでそちらも是非。)
もちろん彼女たちの魅力&ロニー・スペクターの声の魅力が大きいのですが、フィルの音作りの魅力も最大限に活かされてますね。当時のポップスとしては実に分厚い音の伴奏です。
Be My Baby 2020
Be My Baby 2020 としてカラー・リマスター・バージョンがアップされました!
感動的にクリアです。(レインボーカラーが動く縁取りがうるさいですが)
ロニー・スペクターについてその他の映像
米テレビの訃報ニュース
●アメリカabcテレビが彼女の訃報を伝えるニュース映像です。
フィル・スペクターとの結婚・離婚についても語られています。
ザ・ロネッツのYou Baby
●このシングルはRonnie Spector & The E Street Band名義です。
キャプションではビリー・ジョエルの作詞作曲となっています。
●アメリカのテレビがロニーを特集したものを年代ごとに編集した映像です。
20分あたりでデヴィッド・サンボーンが伴奏を吹いている姿が見れます。
まとめ
映像を見ると、ロニー・スペクターが偉大なるポップス・シンガーとして認められていたことが良くわかります。
そのスモーキー・ヴォイスの魅力も大きかったですね。
R.I.P
良かったらこちらもどうぞ ⇒
ザ・ロネッツのBe My Babyとそのカバー(ヒューマン・ネイチャー、マイケル・ブーブレなど)
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