1月13日放送、プレバト俳句・2022冬麗戦・(とうれいせん) 1月6日放送では3時のヒロイン・福田麻貴の句が絶賛
明けましておめでとうございます。
2022年年明け2回目のプレバト俳句、1月13日放送は恒例の 冬麗戦 です。
「冬麗」とは冬の季語、冬晴れのうららかな様子。
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追記:1月6日放送の福田麻貴の句
年明け1回目1月6日の放送で1位を取ったのは、3時のヒロインの福田麻貴でした。
以下の句で夏井先生を始め出演者の絶賛を浴びました。夏井先生は「これが昨年に出ていれば、来週放送の冬麗戦に出れたかも」とコメントしてしていました。
出演者とお題
出場の14名は番組ホームページを見てもはっきり書いてありませんが、
夏井いつき先生が昨年詠まれた全364句の中から、優秀句の作者14名を選んだそうです。
もちろん常連の梅沢冨美夫、東国原英夫、横尾渉、千賀健永、北山宏光などが選ばれています。(Kis-My-Ft2から3人)
他の名人から、藤本敏史、村上健志(フルーツポンチ)、森口瑤子、立川志らく、千原ジュニア
そして名人、特待生以外から次の4名が出場です。
犬山紙子、IKKO、小倉優子、堀未央奈。
*常連の中からは中田喜子、ミッツマングローブ、三遊亭円楽などが選にもれました。
お題は「人生ゲーム」
*このお題、「ゲーム」からどのように発想を飛ばすのかが焦点になるでしょうね。
結果速報 (発表順)
始まりました。俳句より先に「古着リメーク」と「スプレーアート」があります。
●古着アート優勝者:千賀健永
●スプレーアート優勝者:光宗 薫
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では俳句、行きます。句を発表するのは10位までとのこと。
7位 小倉優子
裏濾す蕪や アドベント カレンダー
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離乳食煮て アドベント カレンダー
先生:蕪が季語だが、アドベントカレンダーの方が強烈な季節感がある。まだ季語にはなっていないがそれに近い。
アドベントカレンダー:(クリスマスまでのカウントダウンの子供用カレンダー)
8位 藤本敏史
あざ笑う 鬼の顔ある 歌留多かな
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あざ笑う 鬼の絵赤き 歌留多かな
千原ジュニア:歌留多がありふれている。フジモンらしくないか。
9位 村上健志
寅の尾を 目指す迷路よ 年賀状
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寅の尾がゴール 年賀状の迷路
先生:しばらく考えないと分かりにくい。今使ったゴールという言葉を使うとよい。
6位 横尾渉
雪晴の転勤 ミニマリストの棚
⇩
もの少なき転勤 雪晴の街へ
先生:ミニマリストは勇気ある言葉選択だが、いったん諦めて添削のように。
10位 犬山紙子
箱の角 亡き犬の毛や 垂り雪
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亡き犬の 毛が双六の 箱の隅
先生:材料過多。2句出来る。角→隅
(*角のミスは酷いですね)
3位 森口瑤子
嚏して スペードの位置 忘れたり
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直し無し
先生:トランプの神経衰弱と分かる。
4位 千原ジュニア
雪吊や 登校拒否の 吾と祖母と
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直し無し
先生:奥行きが深い句。季語・雪吊は動く(代替えが利く)か動かないかの議論をしてはいけない。千原の中でしっかりと記憶の鍵になっている言葉と思うから。
5位 梅沢冨美夫
冬旱 地図から消えた 村の数
⇩
直し無し
先生:いい句です。惜しいのは「冬旱」という季語の選択か。(冬旱のために村が消えたとも読める)
2位 千賀健永
地球史の
恐竜遠し
炬燵の夜
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直し無し
先生:かってなら(下5に)置いたであろう「冬銀河」などではなく「炬燵の夜」を置けるようになった千賀の成長。
1位 冬麗戦覇者 東国原英夫
片襷硬し
四日の
身を通す
⇩
直し無し
先生:四日が季語(1月の4日)。片襷はいくつかの連想があるがそれが深みになっている。
全部計算した上でそれぞれの言葉が慎重に選び取られている。
東国原は7度目のタイトル戦獲得だそうです。
東国原英夫、始まる時に「犬山紙子が天敵、犬山に勝てれば本望」と言っていました。
11位以下は句が紹介されません^^。
11位 北山宏光
12位 立川志らく
13位 IKKO
14位 堀未央奈
まとめ
この結果、いかがだったでしょうか。
やはり見る方にも好みがあると思います。
千賀健永の句、雄大だけど可愛さがあって私(筆者)は好きです。
梅沢冨美夫、千原ジュニアの句も好きです。
昨年の4大戦の覇者が振るいませんでしたね。(森口瑤子、横尾渉、犬山紙子、北山宏光)
あと意外にも、女性陣にパッとした句がありませんでした。(3位の森口瑤子の句、私は川柳かと思いました^^)