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プレバト俳句「冬麗戦2021」は新ルール、夏井先生が選んだ2020年間ベスト10の10人による頂上戦

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
はじめにーー
このプレバトという番組は、コロナの猛威が振るう日々の中で沈みがちな気分に、良質のエンターテイメントを提供するいい番組だと思います。–私が愛する音楽と本と同様に–

 

2021年初めの「冬麗戦」は新ルールで

夏井いつき先生が選出した2020年の年間優秀句10句の作者10人による
タイトル戦となります。
(2020年の俳句作品数は314句あったとのことです)

 

画像はMBS番組HPより引用

 

冬麗戦2022はこちら ⇒   冬麗戦2022

 

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出演者とお題

この10人です

梅沢富美男
東国原英夫
藤本敏史

千原ジュニア
村上健志
中田喜子

立川志らく
横尾渉
千賀健永
森口瑤子

その他に観戦ゲストの芸能人

お題は「輪ゴム」かなりトリッキーなお題です。

*昨年の冬麗戦覇者は横尾渉

俳句の歳時記に次の3人の句が載ったそうです・名誉なことですね

双六の駒にポン酢の蓋のあり  村上建志
職質をするもされるも着膨れて 的場浩司
無花果や苛めたきほど手に懐き 光浦靖子 
着色の季語にて)

結果速報

 

 

画像:番組より引用

 

9位 横尾渉

9位にディフェンディング・チャンプが!

七日の 名もなき家事 パズルの樹氷

⇩ 

七日 名もなき家事 ジグソーの一片

季語が2つあることは分かったうえのこと (七日、樹氷)
梅沢:パズルの樹氷が分からない、失敗こいたなー。
先生:チャレンジしたが、惜しかった。

2位 村上建志

 

一月や ゴム動力の プロペラ機

⇩ 

直し無し

先生:(季語一月が動くのではないかというフジモンの指摘について)
そこは確かに大事な論点だった。しかし作者は自信を持って一月を選んでいる。他の月では別の意味が入る可能性があった。

8位 藤本敏史

 

血を止める ゴム巻く手際 冬あざみ

⇩ 

採血の ゴム巻く手際 〇〇〇〇〇

先生:言葉選びが雑。採血or献血とするだけで、はっきりと分かる。
季語の選び方、冬あざみでは屋外の感じ。別の季語を探すべき。
例:献血の ゴム巻く手際 窓の雪

3位 東国原英夫

 

無影灯 下腹に 冷たい何か

⇩ 

直し無し

梅沢:東さんしか作れない句。ただ、もしかしたら季語が無いのでは?
先生:これは東さんの句ではないかと思った。「冷たい」を季語として認識して読むかは読み手に委ねられる。これは下手に直せない。

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7位 千原ジュニア

 

冬の月 輪ゴムの中に 入れてみる

⇩ 

冬月を とらう輪ゴムの 輪の中に

先生:単純な発想はとても良いが、「入れてみる」は散文的な雑な描写。
添削、輪を繰り返し。


画像:番組より引用

 

6位 千賀健永

 

手にはぜる 弁当のひも 雪催ゆきもよい

⇩ 

手にはぜる 弁当のゴム 雪催ゆきもよい

先生:ストレートにいい材料をみつけたのに。はぜるの平仮名表記の意図も伝わる。
痛恨の凡ミス。(何故ゴムをひもに変えるのかーはぜるのはゴム)このミスがなければベスト3入りだった。

4位  梅沢冨美夫

ここで永世名人が!

鏡越し ロット巻く手や 春隣

⇩ 

ロット巻く 手や 春近き日の鏡

先生:気持ちの良いところに目を付けた。しかし「越し」と語順に問題あり。

5位 中田喜子

 

ゴムとび競ふ声 冬天に満ちる

⇩ 

冬天に満つ ゴムとびを 競ふ声

先生:もったいないのは語順。まず天を。最後を声で終わるともう一回天に響く(戻る)。

10位  立川志らく

最下位だけは避けたい!とあれほど言っていた志らくが。

雑煮食う 爺はバケモノ 指鉄砲

⇩ 

雑煮食う バケモノ 爺さんののんど

先生:やろうとしていることはそれなりに面白いが、材料が多過ぎる。キーワードが4つもある。整理すべき。添削句、喉に焦点があたる。

★冬麗戦覇者★  森口瑤子

 

風花へ しゅぱんしゅぱんと ゴム鉄ぽう

⇩ 

直し無し

 

先生:シンプルでなおかつ映像が浮かぶのがとてもよい。読んでいて気持ちがいい。
風花へ も良かった。



画像:番組より引用

 

〇●〇●

 特待生が名人たちをおさえて冬麗戦を制しました!

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