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ジャズの名曲シリーズ:Easy Living「イージー・リヴィング」の名演8選

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

今日のジャズの名曲は

イージー・リヴィング Easy Living です。

直訳すれば「楽な生活、気楽な暮らし」みたいになりますが、、
それだけの筈はないですね。

この曲、思っていた(知っていた)以上にたくさんの人が歌って(エラもダイナワシントンもジョニーハートマンもジェーンモンハイトもノラジョーンズも)演奏していました(マイルスもクリフォードもリーコニッツもフィルウッズもデクスターもキャノンボールもホーズも)が、好みで8つのパフォーマンスに厳選しました。

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まあ、歌詞の詮索は後にして

インストルメンタルの演奏を3つ聴きましょう。 

ポール・デスモンド=ジム・ホール

筆者が大好きなデスモンド=ホールのカルテットの演奏を聴きます。

 

Paul Desmond (alto sax)
Jim Hall (guitar)
Eugene Wright (bass)
Connie Kay (drums) 

デスモンド=ホールは何枚もアルバムを残していますが、これはズバリEasy Living からの1曲でした。

ケニー・バレル、ジミー・スミス

ケニー・バレル(ギター)とジミー・スミス(オルガン)の共演盤も好きです。

リー・モーガン

次はアート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズのパリ公演(オリンピア劇場)1965年
のライブ映像からリー・モーガンのトランペットをフューチャーしたイージー・リヴィングです。

 

Lee Morgan – trumpet
John Hicks – piano
Victor Sproles – bass
Art Blakey – drums

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ビリー・ホリディ

インスト3連発どれも素晴らしい演奏でしたが、

この辺でさすがにヴォーカルを聴かないといけないですね。

歌詞のアタマは次のようなものです。

 
Living for you is easy living
It’s easy to live when you’re in love
And I’m so in love
There’s nothing in life but you
 
提供元: Musixmatch
 
昔の唄によくあるラブソングです。あなたのために生きるなら、イージー・リヴィングみたいな・・・

しかし、これから聴くビリー・ホリディですが、それこそ辛酸をなめ尽くしたようなその人生を思えば「安楽な暮らし」みたいな解釈は不釣り合いでしょう。
(その辺にジャズヴォーカルを聴く難しさがあると思うのですが、筆者の考え過ぎでしょうか?)

チェット・ベイカー

 
次にチェット・ベイカーの唄とペットで聴きます。 ベイカーの人生もホリディに負けず劣らず苦難に満ちたものでしたね。 そういえばどちらも麻薬への依存から逃れることはできませんでした。
 

スタン・ゲッツ

インストルメンタルに戻ります。
スタン・ゲッツです。
(この人の人生も麻薬抜きでは語れません・・・そんな話を抜きにして、いい演奏です)

Stan Getz – tenor saxophone
Jim McNeely – piano
Marc Johnson – bass
Billy Hart – drums  

 

このアルバムは1982年に録音されていたそうですが、発売されることことなく、ゲッツ死後にようやく日の目を見たそうです。

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ジョン・ルイス

先ほどのジム・ホール繋がりもあって、ジョン・ルイスのアルバム〈Grand Encounter〉
での演奏も聴きます。テナーのビル・パーキンスが たっぷりとメロディを吹いています。

John Lewis (p)
Bill Perkins (ts)
Jim Hall (g)
Percy Heath (b)
Chico Hamilton (ds)
Recorded: February 10, 1956

ビル・エヴァンス

ピアノトリオです。ビル・エヴァンスです。
1956年のアルバム

で演奏していました。 *エヴァンスの麻薬アディクトも有名ですね。

 
Bill Evans (Piano)
Teddy Kotick (Bass)
Paul Motian (Drums)
 
いやー、いい演奏です!
 
 
 見て頂いてありがとうございます。
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