ジャズの名盤・セレクション・ベスト200・(151~200)
ジャズの名盤を探す旅。セレクション150までやりましたが、まだまだ飽き足りません。追加50で、ベスト200にしたいと思います。
もうこのあたりからは、かなり個人的なセレクトになると思うのですが、お付き合いください。
こんなのを入れるのはおかしい!とか何故あれが入ってないのだ! といった異論だらけだと思います^^
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151~174
151.Used To Be Duke / Johnny Hodges *Smoke Gets In Your Eyesの演奏を探していてこれに当たった。ここではハリー・カーネイのバリトンで同曲が聴ける。 152. Always Say Goodbye /Quartet West *チャーリー・ヘイデンのカルテット・ウエストのシリーズはどれもクオリティが高い。 153.Live At The Loa-Summer Wind / The Ray Brown Trio *Gene Harris(p),Ray Brown(b), Jeff Hamilton(ds) 夏の風が吹き抜けるような・・・ 155.The Kerry Dancers / Jhonny Griffin *Barry Harris(p),Ron Carter(b),Ben Riley(ds) でワン・ホーンで聴かせる。Hush-A-Bye やっています。 156.Stepping Stone / Woody Shaw *ウッディ・ショウもこんな順番に。このカーター・ジェファーソン(ts)、オナジェ・アラン・ガムス(p)を擁するバンドの演奏はまるで空中戦のように音が飛び交う。 157.Deep Down / Enrico Pieranunzi *イタリアのピアニスト・ピエラヌンツィがビル・エヴァンズに捧げたアルバム。ベースはエヴァンズのラスト・ベースだったマーク・ジョンソン。イタリアのレーベルSOULNOTEはこのようないいアルバムを数多く作った。
ホッジスのスゥイートなアルトも勿論。カリフォルニアでのライブ。Coltrane の名前がクレジットされているが?
これは古い映画をテーマに古い音源などを挟みながら、「良きアメリカの時代」を回顧するコンセプトアルバム。
161.So Near, So Far~Musing of Miles /Joe Henderson *マイルスゆかりのメンバー(ジョン・スコ、ホランド、アル・フォスター)を集めてマイルスに捧げるヘンダーソンの意欲作。 162.Live At Village Vanguard Again / John Coltrane エルヴィン・ジョーンズとマッコイ・タイナーが去ったあと、ファラオ・サンダースとアリス・コルトレーンを迎えてのライブレコーディング。ジミー・ギャリソンは最後までコルトレーンに付き合った。 163.Portrait In Music /Vladimir Shafranov *2001年ヘルシンキ録音。Emily,A Child is Born,Hush-A-Bye などの美曲揃い。リリカル・シャフラノフ。
166. Shakill’s Warrior / David Murray *デヴィッド・マレイはその実力に比して、全く録音に恵まれていない。日本のDIWがこのように一連の録音を残したことが貴重。ここではプーレン、アンドリュー・シリル、スタンリー・フランクスというメンバーを得て実力発揮。 167. Barney / Barney Wilen *1959年、パリ、クラブ・サンジェルマンでのライブ。 169.Changes One / Charles Mingus *後期(’75年)のミンガス。George Adams(ts),Jack Walrath(tp),Don Pullen(p),DannieRichmond(ds)というクインテット。 171. Live At Yoshi’s 2 / Mulgrew Miller *2013年に57才で亡くなったマルグリュー。今から円熟の演奏を聞かせてくれるピアニストだと期待していたのだが残念だ。エリントン楽団→ジャズ・メッセンジャーズという経歴が示す通り正統派のピアノだった。
アメリカからケニー・ドーハム(tp)とデューク・ジョーダン(p)。
地元フランスからバルネィ・ウィラン(ts&ss)、ポール・ロヴェール(b)、ダニエル・ユメール(ds)。ジャズの「青春」を記録した。
聴き易く楽しい音楽。
〈For Heaven’s Sake〉
175~200
175.Quartet Plays / John Coltrane *このカルテット(トレ-ン、タイナー、ギャリソン、ジョーンズ)はやはり凄かったんだ、とどのアルバムを聴いても思う。この盤も余り話題にならないが、聴けばその圧倒的パワーに驚く。
181. Zoot At Ease *Hank Jones(p),Milt Hinton (b),Louis Belson or Grady Tate(ds)のカルテットで スタンダード・ナンバーを。
Softly~,In The Middle of A Kiss,My Funny Valentine,Do Nothin’ Till You Hear From Me など。素晴らしい。
185. Stride Right / Johnny Hodges & Earl Hines *ホッジス、ハインズに、ケニー・バレル、リチャード・ディヴィス、ジョー・マーシャルのメンバーでC・ジャム・ブルース、ロゼッタ、パーディドなどの楽しい演奏。 187.Straight Ahead/ Art Blakey and The Jazz Messengers *Wynton Marsalis が在籍したころ、1981年のKeystone Corner(San Francisco)でのライブ録音。 188. Newk’s Time / Sonny Rollins *Sonny Rollins(ts),Wynton Kelly(p),Doug Watkins(b),Philly Joe Jones(ds) という面子は豪華!(順番間違ったナ。これは100番以内に入るべき^^) 189. Intensity / Art Pepper ’60年録音 *フレディ・ハバード(cor、flt),ハービー・ハンコック(p),ロン・カーター(b),トニー・ウィリアムス(ds) ’64年録音。
1曲目”Falling In Love With Love”の出だしのアンサンブルが目茶目茶かっこいい!
「彼はこのインテンシティに関して、自分の感じるエモーションを完全に表現できない苛立ちのため、彼自身と聴く者を炎で焼き尽くしているようにも見える」by ドン・デマイケル
One Finger Snap,Cantaloupe Island, The Egg などの曲。今も新鮮。いやもう最高。
*今は亡きC.ヘイデンがオーガナイズしたグループ Quartet West は稀有なグループだったと思う。
その作品群はどれも質が高く大好きなのだが、これはカルテット・ウエストの集大成と言える作品だと思う。
チャーリー・ヘイデンによる「アメリカの夢と希望」へのレクイエム。
194.Misterioso / Thelonious Monk *ジャケットがキリコの絵でデザインされている。NYC,Five Spot Cafe でのライブ。 196.The Saxophones of Sonny Stitt *スティットほどの人が代表作はドレ?と言うとなかなか思いつかない。この盤タイトルのsaxが複数形になっているのはテナーとアルトを吹いているから。アルト4曲、テナー7曲。やはりアルトのほうがいい。
Thelonious Monk-p、Johnny Griffin-ts、Ahmed Abdul Malik-b、Roy Haynes-ds
Ray Brown(b), Stan Levey(ds), Lou Levy(p) 1957年
199. Takes Charge / Cannonball Adeley *キャノンボールのワンホーンで彼の演奏を堪能できる盤。バックはウィントン・ケリーのトリオという理想的な布陣。
曲も I Remember You,Poor Butterfly,If This Isn’t Love などの佳曲揃い。
200枚選びました!
が、まだまだ物足りなさが残ります。
こうなったら、ベスト300いやベスト500にトライしたい・・・と思います。
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