Smoke Gets In Your Eyes・煙が目にしみる・13のヴァージョン聴き比べ
「煙が目にしみる」という曲が好きです。
中学生の時に、The Platters のヒット曲として初めて知ったと思います。
その後たくさんの歌手に歌われ、またジャズでも数多く演奏されてスタンダード・ナンバーとなっているのは皆さんご存知の通りです。
改めてどんなヴァージョンがあるのか確かめてみたいと思います。
今回YouTubeで調べてこんな人も歌っていたんだ、演奏していたんだ、という発見があったり、そういえばこんな歌唱もあったなぁと懐かしく思い出したりしました。
Contents
J.D.サウザー
今回初めて知ったのはJ.D.サウザーの歌でした。アップされた方が「個人的に」日本語訳もつけてあるようです。
スピルバーグ監督の映画”ALWAYS”の挿入歌だったそうです。それを共有させていただきます。
J.D.Souther の声はこの曲にぴったりと思わせてくれる歌唱ですね。
ザ・キングトーンズ
唐突なんですが、かって日本にザ・キングトーンズというプラターズの曲を得意とするグループがいたことを思い出しました。
(「オンリー・ユー」が一番有名)そのグループの 煙~ を聞いてみましょう。
少し演歌っぽいのも面白いです。絶対コブシがまわってますよね(笑)
ザ・キングトーンズ:彼らのオリジナル曲で「グッド・ナイト・ベイビー」という曲がヒットしましたね。
◎もちろんアメリカでもNat King Cole をはじめたくさんの人が歌っていますが、
プラターズ
やはり The Platters で聞きたくなります。
カエターノ・ヴェローゾ
ラテンの絶対王者カエターノ・ヴェローゾも歌っていますねー。
聴きましょう。
◎そろそろジャズ・ヴァージョンに行かせてください。
クリフォード・ブラウン
まず Clifford Brown(trumpet) / Clifford Brown with Strings から
クリフォードという人は本当に歌心があるトランぺッターですね。
コールマン・ホーキンス
テナー・サックスの父、Coleman Hawkins の素晴らしい演奏を見つけましたので、是非。
サブトーン(ズズズ・・・)がたまりませんね。
ドン・ファガーキスト
珍しいDon Fagerquistのヴァージョンもちゃんとありました。
Don Fagerquist (tp),Herb Geller (as)Marty Paich (p)Buddy Clark (b)Mel Lewis (ds)他
Album:”Eight By Eight” (1957)
渋めですがいい演奏ですね。
マンハッタン・ジャズ・オーケストラ
⑦新しいものになりますが、David Mattews(p) が率いる Manhattan Jazz Orchestraの演奏がありました。
トランペットはルー・ソロフです。(先日亡くなりました)
キース・ジャレット
Keith Jarrett(p) のスタンダード・トリオも〈Tribute〉というライブ・アルバムでやっています。
キースは他でもやっています。
チャーリー・マリアーノ
Charlie Mariano アルトサックスのマリアーノが1955年ベツレヘム盤の中でこの曲をやっていました。これもいい演奏です。
Album:”Charlie Mariano Quartet” 1955
チャーリー・マリアーノ(as)
ジョン・ウィリアムス(p)
マックス・ベネット(b)
メル・ルイス(ds)
バリー・ハリス
Barry Harris もやってます。
Barry Harris (p), George Mraz (b), Leroy Williams (ds),
Album:” Barry Harris Trio / First Time Ever “ 1996年
ジーン・クイル
Gean Quill アルトサックスのジーン・クイルもやっていました!
ディヴィッド・サンボーン
David Sanborn Album:Pearls
サンボーンの演奏ちゃんとありました!! これは好きですねぇ。
おわりに
煙が目にしみる Smoke gets In Your Eyes
13のヴァージョンを聴きました。
最初の4つがポップス系で、後はジャズの演奏になりました。
気に入った演奏があったら幸いです。
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