ジャズの名盤・ベスト300の201位~300位発表!
この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。
定年退職してからアルト・サックスを始めました。
プロのジャズサックス奏者に習っています。
(高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました)
主にジャズについて自由に書いています。
独断偏見お許しください。
ジャズの名盤セレクション・ベスト200を書いたのですが、
まだもれている盤がたくさんあります^^。
それであと100枚を追加して、全ベスト300とします。
201から300までとなります。
結果的に、こんな名盤がこんなところに、ということも起きています。
色々ご不満、ご意見もあるでしょうが、独断と偏見のベスト300ということでご容赦ください。
①ヴォーカル主体のものは除く
②日本のものは除く
③人が名盤と言っても、自分が本当にいいと納得するものを載せるーーという方針で書いたつもりです。
(*でも皆がいいという物はやはりいい物が多いですね。)
Sponsored Link
201~225
201. Saxophone Colossus /Sonny Rollins

やっぱりこれを忘れちゃいけません、という名盤です。(スミマセン、忘れてました)
202. Bag’s Groove / Miles Davis

Bag’s Groove というブルースの名曲。ロリンズ、ジャクソン、シルバー、モンクにマイルスらの名演。
(これもこんな所に置く盤じゃない。ベスト10に入っていい盤)
203. Explorations /Bill Evans

スコット・ラファロとの4枚は甲乙つけ難い。〈Waltz For Debby〉ばかりが有名だが、これも〈Beautiful Love〉などの名曲・名演揃い。
204. Pres And Teddy / Lester Young & Teddy Wilson

レスター・ヤング、テディ・ウィルソンのインティメートな音楽。今でも不滅。
205. Brilliant Corners / Thelonious Monk

Monk(p),Ernie Henry(as),Sonny Rollins(ts),Oscar Petiford(b),Max Roach (ds)とは最重量級の布陣。このメンツでの〈Bemsha Swing〉は腹に響く。
206. The Art Of Pepper / Art Pepper

1957年のペッパー。珠玉の名曲揃い。聴くしかないです。
207. Straight Life / Art Pepper

〈Straight Life〉は自伝のタイトルでもある。ここではTommy Flanagan(p),Red Mitchell(b),Billy Higgins(ds)という珍しいメンバーで。1979年
208. Night Lights / Gerry Mulligan

タイトルとジャケットを裏切らない音楽。マリガン、ファーマー、ホール、ブルックマイヤーとソフトな音を出す人が揃った。夜の音楽。
209. Nefertiti / Miles Davis

210. Amazing Bud Powell Vol.1

時には聴きたいVol.1。やっぱりパウエルは凄かったことを再確認する。
211. Eric Dolphy At The Five Spot (with Booker Little)

212. Monk’s Music / Thelonious Monk

213. Cookin’ / Miles Davis

214. Green Leaves of Summer / Hampton Hawes

この盤、文句なしに好き。ブルースフィーリングに抒情性も加わったホウズ。
215. Winter Moon / Art Pepper

216. The Poll Winners / Barney Kessel

こういうアルバムが最もストレートにジャズを楽しめる盤かもしれないですね
217. At The Golden Circle Vol.1 / Ornette Coleman

218. Coltrane / John Coltrane

これもImpulseのコルトレーンのバラード・アルバム。〈Out Of This World〉〈Soul Eyes〉など。〈Ballads〉よりこちらを聴きましょうね。
219. Roll Call / Hank Mobley

ハンク・モブレイのカッコよさはこの盤で。
Freddie Hubbard,Wynton Kelly,Paul Chambers,Art Blakey
220 After Hours at Mintons /Charlie Christian

*モダン・ジャズ・ギターはここから始まった。
その確認のため一度は聴くべき。
[/aside]
221. Down Home / Zoot Sims

222. Rollins+4 / Sonny Rollins

223. Volume 1 (BLUENOTE) / Sonny Rollins

全部がかっこいい
224. Full House / Wes Montgomery

225. ‘Round Midnight / Miles Davis

このジャケットは何かJazz というものを代表しているような貫禄があります。
Sponsored Link
226~250
226. Blues-ette / Curtis Fuller

227. Dodo’s Back / Dodo Marmarosa

その大半を精神病棟で送るという不遇だった人生で、録音も少ないが、この盤はその一瞬の輝きを捉えている。この〈Cottage For Sale〉は聴かないといけません。
228. The Return of The 5000lb. Man / Roland Kirk

これ、聴いてください。素晴らしいアルバムです。228?いやベスト50には入れたいアルバムでした。
229. Just Friends / B.Perkins,R. Kamuca & A.Pepper

230. Quintet Plus / Cannonball Adderley

鉄壁のリズム隊に乗って自由自在に吹きまくるキャノンボールが聴けます。
231. Back To The Tracks / Tina Brooks

232. The Return Of Pepper/ Art Pepper

233. Kulu Se Mama/ John Coltrane

クル・クル・セ・ママ
234. The Last Concert / The Modern Jazz Quartet

235. Warm Woods / Phil Woods

236. OM / John Coltrane

237. Whisper Not / Keith Jarrett

238. 1958 MILES / Miles davis

239. Standard Time Vol.1 / Wynton Marsalis

マルサリスがストリングス付きでスタンダード・ナンバーをカッコよく、聴きやすく。
このアルバムの「枯葉」はカッコ良過ぎます。
240. Blue Trombone / J.J.Johnson

241. Sorcerer / Miles Davis

242. No Sun In Venice / Modern Jazz Quartet

*映画音楽だがジョン・ルイスの作る世界は余りにも美しく。
243. All Alone / Mal Waldron

244. A Night At The Vanguard / Kenny Burrell

245. Interplay / Bill Evans

246. Collections / Joe Morello

247. The Trip / Art Pepper

248. The Trio Vol.3 / Hampton Hawes

249. Only The Blues /Sonny Stitt

250. Highlights From The Plugged Nickel / Miles Davis

——————————————————————————
*半分まできました。なかなか壮観です。♪
201~226 あたりは
100位以内でもいいような有名盤ですね。

Sponsored Link
251~275
*208位のNight Lights/Gerry Mulligan を聴きながら後半に行きましょう。
251.Giant Steps / Tommy Flanagan

252.Byrd In Hand /Donald Byrd

253.Benny Golson And The Philadelphians

254. Zoot Sims In Paris

*ズートもパリで、フランス人リズム隊とリラックスした演奏を!(1961年)
255. On Green Dolphin Street / Bill Evans

256.Mr.A.T. / Art Taylor

親分のアート・テイラー以外は知らない人だが、これがいい演奏。特にアルトとテナーサックスがいい。アルトとテナーのクインテットは意外に少ない。
257.On The Spur of The Moment/ Horace Parlan

258.Life’s Magic /Steve Kuhn

この頃のキューンの演奏、好きだなー。
259.I Got A Boot Out Of You/ Marty Paich

260.Consiousness / Pat Martino

パット・マルティーノというギタリストは良くも悪くも真面目なプレイヤーだ。私は「シリアス・パット」と呼んでます。悪くもという意味は「楽しもう」ということが感じられない点です。でも、好きだな。
261.Gene Harris Trio Plus One / Gene harris &Stanley Turrentine

ジーン・ハリスとタレンタインの競演。遥か昔のBLUENOTE時代の〈Blue Hour〉を思い出します。
262.California Here I Come / Bill Evans

タイトルで誤解されそうだが、NYヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ、1967年
263.Thelonious Monk Trio

264. Sit Down And Relax with Jimmy Forrest

ジミー・フォレストは大人(たいじん)の風格のあるテナーだ。余り小細工をしないで悠然と吹く。
この盤ではヒュー・ロウソンのピアノ、カルヴィン・ニューボーンのギターもいい。
265. Off Ramp / Pat Metheny

266.Moonlight In Vermont/ Johnny Smith

まずこのジャケがイイ。そしてジョニーのギター。前半スタン・ゲッツ、後半ズート・シムズが共演しているのも魅力。
267. One Flight Up / Dexter Gordon

Donald Byrd(tp),Kenny Drew(p),N.H.O.Pedersen(b),Art Taylor(ds)
1曲目バード作曲の〈TANYA〉は必聴。1964年 こんなゴードンもいい。
268.Blowin’ The Blues Away / Horace Silver

この盤がこんなところにいるなんて、おかしいですね^^
BLUENOTEレーベルが理想とした2管クインテットの代表作。その2管はBlue Mitchell,Junior Cook.
269.Demon’s Dance / Jackie McLean

’67年のマクリーン。Woody Show,Lamont Johnson,DeJohnettなどのフレッシュ・メンバー。ショウの曲〈Sweet Love Of Mine〉は多分これが初出。
270.Blue Spirits / Freddie Hubbard

271. Dark Beauty / Kenny Drew

272. Flight To Denmark / Duke Jordan

273. 6 Pieces Of Silver /Horace Silver

274. Inner Urge / Joe Henderson

ジャケット・タイトル・演奏、BLUENOTEワークが全てピタリと決まってます。
275.What Happens? /Art Farmer, Phil Woods

パリ録音。ファーマーとウッズにフランス最強のリズム隊が燃え上がる。
Sponsored Link
276~300
276. Mr.Blues / Sonny Criss

これもJazz in Paris のシリーズから。クリスのサックスもパリの雨に濡れて。
277. Live at The House of Tribes /Wynton Marsalis

選曲がいいマルサリスのライブアルバム。
278. Bluesnik / Jackie McLean

279. Sonny Side Up / Sonny Stitt

280. Badlands /Erskine,Pasqua,Carpenter

珠玉のピアノ・トリオ・アルバム。
281. Soul Battle /O.Nelson,K.Curtis,J.Forrest

オリヴァー・ネルソン、キング・カーティス、ジミー・フォレスト、3様のサックスの違いが愉しめる。
282.Meet The Jazztet / Art Farmer & Benny Golson

283. Fantastic /Frank Strozier

このフランク・ストロージャー(as)のアルバム、メンバーがBooker Little(tp),Paul Chambers(b),Wynton Kelly(p),Jimmy Cobb(ds) というもの。
284.The JazzTimes Superband /Berg,Brecker,Chambers,DeFrancesco

J・デフランセスコ、ボブ・バーグ、R・ブレッカー、D・チェンバース、P・ボーレンバックというメンバーで、スピード違反の高速OLEO を!。
285. What’s New / Bill Evans & Jeremy Staig

スタイグの吼えるフルートがエヴァンズに挑む。
286.Eric Dolphy in Europa Vol.1~3

ヨーロッパで孤独に戦うドルフィの姿。
287.Spanish Impression /Charlie Mariano

これはもう個人的に好きな盤。「マラゲーニャ」などスペインの名曲をマリアーノがジャズに料理。
288.For Real / Hampton Hawes

スコット・ラファロ参加盤
289. A World of Piano/ Phenious Newborn

290.Some of My Best Friends Are Guitarists / Ray Brown

レイ・ブラウンが選んだ6人のギタリストは?
291. Introducing Johnny Griffin

最初からストロング・スタイルのグリフィン。かっこいい。
292.Old Country / Nat Adderley

293.Lush Life / John Coltrane

prestige でのコルトレーンの代表作はコレ。
294.Miles In Tokyo /Miles Davis

ハンコック、カーター、トニー・ウィリアムスのマイルス・クインテットは全部好きだ。このサックスはサム・リバースだが。
295.Gettin’ Together / Art Pepper

296.The Modern Jazz Quartet

この何も書いてないジャケットがいい。単純にMJQを聴きたい時はこれがいい。
297.Pure Desmond / Paul Desmond

デスモンド=ジムホール 共演シリーズからの1枚
298.Art Deco / Don Cherry

1988年のヴァン・ゲルダー録音。ジェームス・クレイのサックス音が生々しい。
299.NewYork Stories / ーーー

このメンバー:Danny Gatton(g),Bobby Watson(as),Roy Hargrove(tp),Joshua Redman(ts),Franck Amsallem(p),Charles Fambrough(b),Yuron Israel(ds) を見て「聴きたい!」と思わない人は「古いハードバップ親父」と言われても仕方ないですね。
300.Oratunji Concert / John Coltrane
最悪の音質の中から聴こえてくる、コルトレ-ン最期の咆哮は、まるでビッグバンのようで・・・。
1967年7月17日・コルトレーンの死によって、ジャズは変わらざるを得なくなった。
【まとめ】
*お疲れ様でした。
300位まで付き合ってくださって、まことにありがとうございました。
コーヒーの一杯くらいご馳走したいところです^^
☆201位以下300位までが、まだまだ名盤ばかりで、自分で選んでいて驚きです。
☆こうして300枚を選んできて、言うのもナンですが、順番は余り関係ないですね。
その時の気分で変わりますし。
今聴いているそのアルバムが、「いいなぁ」と思える盤ならば、その時の1番かもしれないですね。
Sponsored Link