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ジャズの名盤

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ジャズの名盤ベスト500の401~450

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

【お詫び】このジャズの名盤ベスト500の発表のうち301~400位につきましては、
余りにも音源の添付が多すぎたためにアクセスしにくい状況になりましたことをお詫び申し上げます。 
よって401~500位については音源添付は極力控えることにいたします。

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401~410  

401  デヴィッド・マレイ Ballads /David Murray

-Valley Talk

マレイのバラード曲には日本の歌謡曲を思わせるメロディのものが時々ある。これもそんな1曲。ステキです。

402  ジョニー・ホッジス Blues A-Plenty / Johnny Hodges 

*ジョニーホッジス(as)の伴奏をロイ・エルドリッジなど有名プレイヤーが寄ってたかってやっているのだが、私の関心はピアノを弾いているビリ-・ストレイホーン。Satin Dollなどをやるからわかるのだが、やはりストレイホーンにはエリントンの凶暴性(笑)はなく、実に穏やかないいピアノ。楽しめる1枚。

403 サー・チャールズ・トンプソン Just Friends / Sir Charles Thompson

*あのサー・チャールズ・トンプソンがオルガンを弾いている。(10曲)それが意外にいい。
しかし最後に4曲ピアノを弾く。(メジャー・ホリーのベース、エド・シグペンのドラムスで)やはりこの4曲が無かったら欲求不満だったかも。
仏 black&blue レーベル作品。こんなのを出してくれるのはこのレーベルだけ。

404  ビリー・バトラー Don’t Be That Way / Billy Butler 

*もう1枚 black&blue レーベルからギターのビリー・バトラーのアルバムを。
付き合っているメンバーがワイルド・ビル・デイヴィス(org),エディ・ロックジョウ・デイヴィス(ts),オリバー・ジャクソン(ds)。

 

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405  スタン・ゲッツ Stan Getz in Stockholm

*1955年28歳のスタン・ゲッツはスウェーデンを訪れ現地のミュージシャンと録音を行いました。
その若さでこの完成された演奏に驚きます。
もちろん”Dear Old Stockholm” はまだ出来ていません。

406  ジョーイ・デフランセスコ Joey DeFrancesco Live at The 5 spot

*今やハモンドB3オルガンのヴァーチュオーソとなったデフランセスコだが、これは30年近く前(1993年)の ライブの記録。曲によって次々に現れるゲストも楽しい。
 -all of me    この曲のゲストはイリノイ・ジャケ―(tenor sax).

407  デイヴ・ブルーベック  Blues Roots / Dave Brubeck  

このメンバーでどんな音楽になるか予想がつきますか?しかもテーマが「ブルース」
 ↓
Dave Brubeck (p), Jack Six (b), Alan Dawson (ds)
   +
Gerry Mulligan (bs)

結果はなかなか面白い作品になっていると思います。

408 ドナルド・バード Byrd’s Word / Donald Byrd

1955年に録音されたジャズが何でこんなにいいんだろうと思う。

ドナルド・バード(tp)とフランク・フォスター(ts)のフロント2管が素晴らしい。
ハンク・ジョーンズ(p)、ポール・チェンバース(b)、ケニー・クラーク(ds)のトリオも素晴らしい。
特にケニー・クラークというドラマーがこのあたりのジャズで果たした役割りの大きさを感じる。

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409  アル・コーン&ズート・シムズ  Motoring Along / Al Cohn & Zoot Sims

テナーサックス2本の共演が好きなので Al &Zootのユニットは50年代録音のものから聴いてきました。
これは’74年ストックホルムの録音なので後期のものだが、昔と変わらずやってくれている。

二人の音の聴き分けは比較的硬質なのがコーン(ここでは左sp)柔らかいのがズート(右sp) 。ピアノはホレス・パーラン。
バカラックの曲What The World Needs Now をやってくれているのも嬉しい。

410   デューク・ピアソン Profile / Duke Pearson

ピアソンは地味な印象だがBLUENOTEレコードで果たした役割りは大きい。
また作曲者としてもいくつかの佳曲を残した。(「ジーニーン」など)
優しいピアノだが味わい深い演奏。

 

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411~420 

411 スタン・ゲッツ VOYAGE / Stan Getz 

知る限りではゲッツとケニー・バロン(ピアノ)の最初の共演盤。
この組み合わせはゲッツが死ぬまで続くことになった。

このアルバムではベースがG.ムラーツでドラムスがヴィクター・ルイス。

既に後期ゲッツの円熟の境地の始まりを聴きとることができる。

412  テレンス・ブランチャード Let’s Get Lost / Terence Blanchard  

Let’s Get Lost のタイトルはチェット・ベイカーのものだが、1曲目でそれをやっている。

トランぺッター、テレンス・ブランチャードのクインテット(tp,ts,p,b,ds)が4人の女性歌手をゲストに迎えて2曲づつ共演するアルバム。11曲中3曲だけはクインテットの演奏。

4人の歌手は
ダイアナ・クラール、ダイアン・リーヴス、ジェーン・モンハイト、カサンドラ・ウィルソン。
好みだが私はダイアン・リーヴスの Can’t Get Out of This Worldの巧さが気に入った。 

歌手無しの3曲もいい演奏を聴かせてくれている。

413  ロイ・ハーグローブ Approaching Standards / Roy Hargrove 

 

2018年に49歳で亡くなったハーグローブ。

これはまだ20代(’90年代初め)のハーグローブが 、novusレコードに残した録音から、有名スタンダードナンバーだけをピックアップしたオムニバス・アルバム。

ハーグローブのペットの音は実に爽やかで、まるで教科書のような音。
まだ円熟の前だが、その爽やかさは素晴らしく、良く晴れた日の朝などにCDプレイヤーに差し込みたくなる1枚。どの曲もイイです。

414  ズート・シムズ  Zoot Sims and the Gershwin Brothers

-The Man I Love

1975年とズートとしては後期の録音だが、本来こんな順位に置くべきではない名盤です。
オスカー・ピーターソン(p)
ジョー・パス(g)
ジョージ・ムラーツ(b)
グラディ・テイト(ds)

という素晴らしいメンバーでガーシュウィンの名曲をこころゆくまで堪能させてくれます。

 

415  ビル・エヴァンス Time Remembered / Bill Evans

 初めの4曲がエヴァンズのソロ(1962年録音)、その後はエヴァンズ(p)、チャック・イスラエル(b)  、ラリーバンカー(ds)のトリオ(1963年録音)
ソロの始めに「ダニーボーイ」をやっていることで有名なアルバム。

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416  リー・コニッツ  Tranquility / Lee Konitz

-When You’re Smiling

1957年録音。
Lee Kontiz- Alto Sax
Billy Bauer- Guitar
Henry Grimes- Bass
Dave Bailey-Drums というカルテット。
この「君微笑めば」を含む素晴らしい8曲。
*2020年同日に、このコニッツとヘンリー・グライムスがコロナにより亡くなった。

416  ジョー・ボナー  New Life / Joe Bonner

1988年デンマークのSteepleChaseでのアルバム。
最初はそうでもないけど、聴けば聴くほど味が出てクセになるアルバム。

417  ビリー・ホリディ  Songs For Distingue Lovers / Billie Holiday

1957年ホリディ死の2年前の録音。
私は1曲目〈Day in-Day out〉を聴いたとたんにこれは名盤だと思った。
この頃の録音共通のつぶれた声、コントロールできない声 のホリディ。
しかし、心を打つ歌唱だ。
伴奏プレイヤーたちも素晴らしい。
ベン・ウエブスター(ts)、ハリー・エディソン(tp)、バーニー・ケッセル(g)、ジミー・ロウルズ(p)など。

418  レイ・ブラウン  Some of My Best Friends are the Piano Players / Ray Brown

このレイ・ブラウンの Some of My Best Friends are~シリーズはどれも楽しいものですが、、
これはピアニストの番です。

ゲスト・ピアニストは ベニー・グリーン、アーマッド・ジャマル、ジェフ・キーザー、ダド・モロー二、オスカー・ピーターソンの5人。オスPは当然過ぎて・・?
聴いて損しないアルバム。

419  カーティス・カウンス  LANDSLIDE / The Curtis Counce Group

 

1957年のCONTEMPORARY盤
ジャック・シェルドン、ハロルド・ランド、カール・パーキンス、カーティス・カウンス、フランク・バトラーのメンバーを魅力的と思うなら買い!

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420  リー・モーガン  The Rumproller / Lee Morgan


1965年、Sidewinder路線のアルバム。ここでは「月の砂漠」が聴ける。

Lee Morgan (tp)
Joe Henderson (ts)
Ronnie Mathews (p)
Victor Sproles (b)
Billy Higgins (ds)

421~430 

421  MJQ  Fontessa / Modern Jazz Quartet

ジョン・ルイスの「ヨーロッパ、クラシック音楽へのあこがれシリーズ」の1枚だが、Angel Eyesなどのスタンダードもやっていて、普通のMJQファンにもお勧めできる。
特にこの〈Over The Rainbow〉は一度は聴くべき。

422  オスカー・ピーターソン  In Tune  / Oscar Peterson Trio+The Singers Unlimited

オスカー・ピーターソンとシンガーズ・アンリミテッドの美しいコラボレーション。
ドイツMPSレーベルの佳作。

 

423  ジョー・ヘンダーソン  TETRAGON / Joe Henderson

次の2つのセッションから成っている。
1・ジョー・ヘンダーソン、ドン・フリードマン、ロン・カーター、ジャック・ディジョネット
2・ジョー・ヘンダーソン、ケニー・バロン、ロン・カーター、ルイ・ヘイズ

しかしとにかく1曲目〈INVITATION〉だ。これを聴いて頂きたい。このカッコよさ。
いや、外の曲もカッコいいんですけど。

424  スコット・ハミルトン  Scott Hamilton with Strings

Concord のスコット・ハミルトン、ストリングス付きだが普通のジャズと思って聴いてください。

アラン・ブロードベントのピアノトリオが付き合っている。

やっているのは全部スタンダードナンバー。My Foolish Heart からAngel Eyes,Nancy など。
成熟のスコハミ。

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425  アル・ヘイグ  Invitation / Al Haig

アル・ヘイグ・トリオ、1974年のロンドン録音盤。
1曲目「ホリーランド」2曲目「インヴィテーション」をお聴きください。

426  ハンプトン・ホーズ  Four! / Hampton Hawes

ホーズのピアノにシェリ・ーマン、レッド・ミッチェルそしてギターのバーニー・ケッセルを入れたカルテット。CONTEMPORARYらしいジャズが聴ける1枚。

427  ロイ・ハーグローブ  Nothing Serious / Roy Hargrove

Roy Hargrove (tp)
Slide Hampton (tb)
Justin Robinson (as)
Ronnie Matthews (p)
Dwayne Burno (b)
Willie Jones III (ds)

最後に名曲 Invitation をやっています。 

428  ブルー・ミッチェル  Down With It / Blue Mitchell

Blue Mitchell(tp),Junior Cook(ts),Chic orea(p),Gene Taylor(b),Al Foster(ds)
Hi-Heel Sneakers, Alone,alone and alone (ヒノテルの曲)など。

429  オーネット・コールマン  New York Is Now! / Ornette Coleman

デューイ・レッドマン、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズというヘビー級でオーネットを。

430  ウエス・モンゴメリー  So Much Guitar! / Wes Montgomery

Wes Montgomery(g),Hank Jones (p), Ron Carter (b), Lex Humphries (ds), Ray Barretto(conga)

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431~440  

431  MJQ  Modern Jazz Quartet 

MJQ(Modern Jazz Quartet) の初録音盤。ただし、まだMilt Jackson Quartet と言っても良いもの。ドラムスはコニー・ケイではなく、ケニー・クラーク(SAVOY盤、1951 ,1952年録音)
すでに素晴らしい!

*いまCDでの入手は困難なようです。


432  セロ二アス・モンク  Monk / Thelonious Monk

I Love You〉ーこの曲はソロで演奏されます。

 
 

この↓ただMONKとかかれた真っ黒なジャケットのアルバムに入っています。

433.  キース・ジャレット  My Song/ Keith Jarrett

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これは、ヤン・ガルバレク(sax)、パレ・ダニエルソン(bass)、ヨン・クリステンセン(drums)との”ヨーロピアン・カルテット"の代表作。今聴いても新鮮で美しい。
*ヤンとヨンはノルウェー、パレはスウェーデン出身)

434.  アーマッド・ジャマル  Awakening/ Ahmad Jamal

1970年のアルバムAwakeningー新しいジャマル。
H.ハンコックのDolphin Dance, A.C.ジョビンのWave , オリヴァー・ネルソンのStolen Moments などをやっています。

ーDolphin Dance 

ジャマル(p),ジャミル・ナッソー(b),フランク・ガント(ds)

435.ケニー・バレル  Introducing / Kenny Burrell

”Weaver of Dreams”(夢を織る人)

Kenny Burrell-guitar
Tommy Flanagan-piano
Paul Chambers-bass
Kenny Clarke-drums 

 

436.  サド・ジョーンズ   Detroit-New York Junction/ Thad Jones

 

トランペッター、コンポーザー、バンドリーダーとして活躍したサド・ジョーンズの初期のアルバム。

Thad Jones(trumpet), Billy Mitchell (tenor sax), Tommy Flanagan (piano), Kenny Burrell (guitar), Oscar Pettiford (bass), Shadow Wilson (drums)

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437.  スタン・ゲッツ  My Foolish Heart / Stan Getz

リッチー・バイラーク:ピアノ
デイヴ・ホランド:ベース
ジャック・デジョネット:ドラムス
というゲッツとしては珍しいメンバーです。

このメンバーでも全く自分のスタイルで押しまくゲッツです。

438  パット・メセニー  Question and Answer / Pat Metheny

このアルバムは
メセニー(ギター)
デイヴ・ホランド(ベース)
ロイ・ヘインズ(ドラムス)
のトリオで演奏されています。大好きなメセニーの1枚です。

439  パット・メセニー  Metheny / Mehldau

このアルバムはパット・メセニーとブラッド・メルドーとのデュエットなのですが、

2曲でラリー・グレナディア(ベース)とジェフ・バラード(ドラムス)が入っています。


440  キース・ジャレット   Bye Bye Blackbird / Keith Jarrett Trio 

1991年マイルス・デイヴィスが亡くなった。
ジャケット写真が示すように、これは3人によるマイルスへの捧げ物。
マイルス愛奏曲に加えて、〈For Miles〉〈Blackbird,Bye Bye〉の2曲がこのアルバムのためのオリジナル曲。

441~450  


441  ハンク・ジョーンズ      Qartet&Quintet / Hank Jones


442   リチャード・ワイアンズ     Then,Here and Now/ Richard Wyands

地味な印象のピアニスト、リチャード・ワイアンズだが、
ちゃんとしたトリオ・フォーマットで弾かせたら、こんなに巧かったという
1978年の恐らくは初リーダー作。

443  アンドレ・プレヴィン   My Fair Lady / Shelly Manne

アンドレ・プレヴィンはその名前からフランス人と信じていたが、実はベルリン生まれのユダヤ系ドイツ人。その名前は亡命後の名前とのこと。これはシェリー・マンとの名盤。

444    ディヴ・マッケンナ   The piano scean of Dave McKenna

最後までメジャーな存在になるこはなかったが、マッケンナの明快なタッチのピアノには結構ファンがいたと思う。

445   デニー・ザイトリン   Cathexis / Denny Zeitlin  

*精神分析医でもあるザイトリン、(カセクシス:精神分析の用語。 備給,充当ともいう。 心的エネルギー (リビドー) がある特定の観念や記憶,あるいは思考や行動に貯留されること。 たとえば愛情が特定の対象に向けられ,そこにたくわえられることをいう)

446  スタン・ケントン   The Stage Door Swings / Stan Kenton

白人ビッグバンド・ジャズ(ウエス・トコースト)の雄 スタンケントン楽団の多量の録音のベスト。(1958年)

447  スタン・ケントン   Duet / Stan Kenton&June Christy

ケントンのピアノ一つの伴奏でクリスティが歌うインティメイトな1枚。

上の2枚を含むケントンのお徳用セット

448  ビル・エヴァンス Montreux Ⅱ/ Bill Evans

エヴァンズのモントルー・ライブは 3枚あるが、このⅡも好きだ。ジャケットがピート・ターナー。ベースはエディ・ゴメス、ドラムスはマーティ・モレル。(1970年)

449  ビル・エヴァンス Everybody Digs/ Bill Evans

-What Is There To Say?

1958年のビル・エヴァンズ。ベースはサム・ジョーンズ、ドラムスはフィリー・ジョー・ジョーンズ。

450  ビル・エヴァンス Moon Beams/ Bill Evans

ベースのスコット・ラファロを亡くした後の最初の作品。ベースはチャック・イスラエルがつとめている。

ジャズが好きなら時計は ⇩

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401~450位 ありがとうございました

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