6/22プレバト俳句お題は「学校の傘立て」芦田愛菜初出演、フルポン村上健志も久しぶり出演
6月22日のプレバト俳句
お題は、雨の季節物つづきで「学校の傘立て」です。
●査定する先生はおなじみ毒舌先生こと夏井いつき
●夏井いつき
愛媛県生まれ
最終学歴:京都女子大学文学部国文科卒
受賞歴:第8回俳壇賞(1994年)
Contents
出演者
・最年少・初出場 芦田愛菜 2004年6月23日生 (12歳)
・井森美幸 1968年10月26日生(48歳)
・高橋ひとみ 1961年8月23日生 (55歳)
・吉田照美 1951年1月23日生 (66歳)
・千原ジュニア 1974年3月30日生(43歳)
●特待生
・東国原英夫 1957年9月16日生 (59歳)
・村上健志 1980年12月8日生(36歳)
いつものようにここで速報します。
俳句査定結果
2位 井森美幸
五月雨 並んだ傘と 始業ベル
⇩
傘立ては ぎっしり梅雨の 始業ベル
先生:手堅くまとめた。
意図は良いので、それを句に入れる
3位 吉田照美
五月雨は ファの音ばかりの 独裁者
⇩
ファの音ばかり 五月雨は独裁者
先生:発想はイイのだが、独りよがりになっている。
語順を変える
4位 芦田愛菜
青空や 赤い長靴 鬼転ぶ
⇩
梅雨晴れや 長靴赤き ケンケン鬼
東国原:季語は?
芦田愛菜:長靴が季語かなと?
先生:季語なしの句もあるが、ここはちゃんとした季語を入れる
「鬼」が分かりにくい、仮に「ケンケン」を入れてみる
5位 千原ジュニア
梅雨寒に ボタン信号 押し忘れ
⇩
梅雨寒の 押しボタン式信号機 ずっと赤
村上健志:カッコつけたいのだろうが、ボタン信号って何?となる
先生:省略するところが凡人
ちゃんと全部書いてみる「押しボタン式信号機」のことだよね。
1位 高橋ひとみ
梅雨の空 とりどりの傘 チャイム待つ
⇩
梅雨の空 百本の傘 チャイム待つ
先生:写真を誠実に破綻なく句にした。
数字(具体的な数)をいれることで、ひろがりを。
特待生 村上健志
五月雨や 彫刻刀を 持ち替える
⇩
彫刻刀 持ち替え五月雨を 彫らん
東国原:まさに村上ワールド。
先生の査定は:現状維持
物足りない、添削句くらいまでもっていってほしい
彫刻刀で細かい雨を掘るようなイメージ・・・
特待生 東国原英夫(名人初段)
送り梅雨 船員送る 千の傘
⇩
送り梅雨 船団送る 千の傘
先生:「送り梅雨」という季語が生きているかがポイント
送り、送る、 船員、千は意識的と分かる、 千は「美称」
結果:1ランク昇格!
それだけ多数ならば、船員(は一人)→船団 でも良いか
◆本日は以上の結果でした。