「マック・ザ・ナイフ」Mack The Knifeの名演集:初代ジャニーズの歌唱も
マック・ザ・ナイフ という曲、1920年代の「三文オペラ」という舞台の劇中曲として
ドイツ人作曲家、クルト・ヴァイルによって作曲されました。
その後ジャズのスタンダードナンバーとして演奏されてゆきました。
Contents
ソニー・ロリンズ
ロリンズが名作「サキソフォン・コロッサス」の中で Moritat:モリタート
というタイトルで演奏し有名曲となりました。
Sonny Rollins (tenor sax), Tommy Flanagan (piano), Doug Watkins (bass), Max Roach (drums)という素晴らしいメンバーでした。
‘SAXOPHONE COLOSSUS’ (Prestige Records)
エラ・フィッツジェラルド
’50年代に英語詩がつけられヴォーカル曲としても更に有名になりました。
エラからヴォーカル3連発で聴いてみましょう。
エラの動画は’63年、ストックホルムでのライブ映像です。
このエラの代表作と言われるアルバムでも歌っています。↓
ボビー・ダーリン
どちらかというとポップス寄りのボビーダーリンですが、’59年のエド・サリヴァン・ショウに出た時の映像が有名です。フランク・シナトラばりの歌唱を見せています。
ルイ・アームストロング
1963年シドニーでのライブ映像。
サッチモは初めにトランペットを吹いて、歌い始めます。
ウェイン・ショーター
ショーターはデビュー盤、Introducing Wayne Shorter の中にこの曲を採りあげています。いい演奏です。
オスカー・ピーターソン・トリオ+クラーク・テリー
オスカー・ピーターソン・トリオにクラーク・テリーがゲストで入ったライブ映像です。
これも素晴らしい演奏ですね。
Clark Terry(fh.)
Oscar Peterson(piano)
Ray Brown (bass)
Ed Thigpen (ds)
このメンバーでレコードも出しています。↓
エロール・ガーナー
エロール・ガーナー、 ピアノのヴァ―チュオーゾの一人です。
不朽の名作「コンサート・バイ・ザ・シー」でちゃんと演っているいるんですねぇ。
ジャニーズ
突然ですが、今、悪い意味で話題沸騰のジャニーズ。その初代ジャニーズの紅白歌合戦での歌唱です。1965年(昭和40年)
真家ひろみ(故人)、飯野おさみ、中谷良、あおい輝彦
の4人です。
悪くないです。イヤ実にいいです。(ちゃんとコーラスしてますし、ダンスもうまい)
決まっています。ジャニー喜多川が自分の性欲を最優先したからです。
自分の性欲を満足させる子をデビューさせ、満足させない子はデビューさせない、という・・・。言葉もありません。がんばった子供や青年達の夢を餌食にして、正に鬼畜の所業。 残念です。
ロン・カーター
ロン・カーターが2007年のアルバムで採りあげていました。
マルグリュー・ミラー(ピアノ)、ラッセル・マローン(ギター)のトリオです。
ジョシュア・レッドマン
ジョシュア・レッドマンの2010年東京ジャズでのライブ映像です。
素晴らしい演奏だと思います。(CDではなかなかこんなに力強く吹かないのです)
Chad LB
若いサックス奏者(1989年生まれ)
チャド・レフコウィッツ・ブラウン の演奏を聴きます。
なかなかに良いです。
Jazz NEW ORLEANS.
最後はニューオリンズJazzののどかな(?)演奏を聴いて終わりたいと思います。
まとめ
懐かしい曲、マックザナイフでした。
1ダース12のパフォーマンスを聴きましたが、いかがだったでしょうか。
私の音楽ブログにジャニーズの歌声が現れることがあるとは思ってもいませんでした・・・
★ありがとうございました。
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