ノン・ポーイを知っていますか?ミスインターナショナルクイーン優勝者で、世界で最も美しい顔100人にも選ばれたタイのニューハーフです

えー、筆者は「オネェ」に関する番組のことを書きました。
⇒NHK「アナザー・ストーリー」に見るオネェの系譜:オカマ、ニューハーフとはどう違う?
その流れでこの記事も書いています。
きっかけは2月17日夜にBSスカパーで
「ミスインターナショナルクイーン完全攻略SP」という番組を見たことです。
トップの写真のことが気になると思いますが^^
ちょっと待ってください。
一つだけ、
ミスインターナショナルクイーンというコンテストのことを少しだけ。(後でまた詳しく書きます)
Tiffany’s Show Pattaya Co.,Ltd.が主催する、世界のニューハーフのためのコンテストです。
2009年にはるな愛が優勝して日本でも有名になったと思います。
で、トップ写真です。
Contents
ノン・ポーイ
ノン・ポーイ(Nong Poy)はそのコンテストの第1回(2004年)の優勝者です。
上に書いたBSスカパーの番組で、はるな愛が認める歴代優勝者ベスト3で、第1位と言っていました。
「とにかくその透明感が違う」
Nong Poy (ポーイ=タリーチャダー・ペッチャラット)
*Nong はあだ名で その下が本名ですね。このような呼び方はタイの習慣です。
1986年10月5日生(30歳)
タイ国パンガー(中部)生まれ
171㎝、48kg
世界の〈The 100 Most Beautiful Faces of 2015 〉にも選ばれました。
性別を超えての選出だったようです。
出演者が「世界で一番美しい生き物」とまで言っていました。
下の写真の右側は5歳の時、母親との写真だそうです。
ノン・ポーイのことはこれでいいでしょうか?
彼女自身のInstagramでたくさんの写真がありますので、良かったらそちらもどうぞ。
ミスインターナショナルクイーンのこと
タイのパタヤにあるニューハーフ・シアターが主催しています。
当時タイに住んでいた筆者は1990年にその「ティファニー」を訪れました。
思った以上に大きく立派なシアターでした。(まるでラスヴェガスのような豪華さ)
Miss International Queen(ミス・インターナショナル・クイーン)は、タイ国パタヤ市にあるニューハーフ・シアター、Tiffany’s Show Pattaya Co.,Ltd.が主催する、世界のニューハーフに参加を募って開催される、ニューハーフのビューティーコンテストの世界大会である。2004年に第1回大会が開催され、例年10月の最終金曜日または11月の第1金曜日に本選が開催される(2008年大会はタイの政情不安のために中止)。2009年大会は日本人出場者のはるな愛が優勝者となる。
参加基準は、18歳以上で戸籍上男性であること。性転換済みであるかどうかは問われない。外国人はオープン参加が可能であるが、タイ人の出場者は同じくTiffany’s Show Pattaya Co.,Ltd.が主催するタイ人ニューハーフのためのビューティーコンテスト、Miss Tiffany’s Universe(毎年5月に開催) の優勝者が参加することになっている。また、外国人の参加については、同一人物の連続出場は2大会連続までという内規もある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーWikipedia
タイというお国柄でないとあり得ないコンテストですね。
このミスコンの趣旨として以下のようにも書いてありました。
- 世界中のトランスジェンダーに国際的な競争の機会を与えるため。
- 世界中のトランスジェンダーに今日の世界でより受け入れられる機会を提供するため。
- 国際社会の間で人権認識を創造するため。
- タイ王立エイズ基金への寄付活動を行うため。
- レスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーのコミュニティの間の国際的な友好関係を築くため。
- タイ政府観光庁に協力し、パタヤの観光客増加に寄与するため。
- パタヤを世界で最もエンターテイメント性のある都市の一つとして発展させ続けていくため。
- ティファニー・ショーが世界のレスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーのコミュニティの間の橋渡しをしていくため。
- 公式HPはこちら⇒http://www.missinternationalqueen.com/
プリティ・ウーMEN6 ミスインターナショナルクイーン完全攻略SP
テレビ番組に戻ります。
今年2017年大会は3月10日に行われるそうです。
(テレビ中継は3月25日夜22:30~:BSスカパーにて)
すでに日本代表の二人も昨年9月に決まっていて、その二人を中心にはるな愛が講師として攻略法を伝授するというかたちで番組は進められました。
◎今年の日本代表の二人
*國咲舞花はフィリピンと日本のハーフ。36歳は年齢制限の最後。
今年の出場者から、ラオスのサワンナケート
◎今年の出場者のうちでライバルとして、特に気になる人としてラオスのサワンナケートを挙げていました。
出演者が、毎年ラオスの人は骨が細くて可愛らしい感じが多いーーと言っていました。
*やはり元は男、骨格のこととかが気になるのですね。
*話す言葉を聞いているとタイ語と共通している部分が多いですね。
しかし、サワンナケートさん女の子より女の子らしいですね。
アジア系のほうが可愛い感じの人が多いようです。
まとめ
正直、興味本位で見始めたのですが、そのクオリティーの高さに驚きました。(しょせん作り物の仇花みたいな考え方もあるでしょうが、そこはそれとして)
まるで本当の女性のミスコンと変わらない印象でした。
ニューハーフのみなさんもこういう輝ける場所があることはとてもいいことですね。
しかし輝きたくても輝けない大勢がいることも忘れちゃいけない・・・なんてことも思ったりして。
しかし、人間ってすごいですね。もっと言うと、人間の情熱ってすごいですね。
「あたえられた生を生き切ること」の大事さも感じたりした番組でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーsee you!