9/19のプレバト俳句・お題は「秋の果物屋さん」光浦靖子と馬場典子が新特待生に昇格

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
9月19日のプレバトは「特待生昇格SP」
過去に「才能アリ」を獲得した人が集まります。
お題は「秋の果物屋さん」🍇🍈🍊
Contents
出演者
この中から新しい特待生が誕生するそうです。
・田山涼成
・馬場典子
・光浦靖子
・森口瑤子
・向井慧 (パンサー)
特待生
・藤本敏史 名人10段
・横尾渉 名人4段
査定結果速報
3位 森口瑤子
唐黍は 縦一列を むしり食む
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唐黍まず 縦一列を むしり食む
先生:「は」がうまい。敢えて「むしり食む」と古い言い方も滑稽感を生んでいる。
その「は」を諦めて添削のようにすれば、ぶれない句となり完璧だった。
2位 馬場典子
マンションに 替わりし八百屋 秋夕焼
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直し無し
先生:きっちりと出来ている。一句の中に現在と過去を読み込んで破綻が無い。勉強のあとが見える。
馬場典子、特待生に昇格。
4位 向井 慧
御供えの 父剥く梨の 歪さよ
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母に供ふ 父剥く梨の 歪さよ
先生:中七、下五はよく出来ている。褒めたい。
勿体ないのは上五の「御供えの」。
今、向井が喋ったこと、亡くなった母に捧げることを書くべき。書かないと分からない。
こうしてれいれば、才能アリ間違いなかった。
5位 田山涼成
5位だが点数は65点と高い。
みせさきを 色なきかぜが 色つけて
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色なき風が 色つけ青果店 明るし
藤本名人:田山さん、何の店か分からない!。
先生:悪くはない。ひらがなの工夫もしている。
何の店か分かるようにしたい。
1位 光浦靖子
無花果や 苛めたきほど 手に懐き
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直し無し
先生:17音を季語の説明だけに使う、難しい「一物仕立て」を見事にやっている。素晴らしい!!
丸み重さがイチジク以外では考えられない。
本当に才能がある!久々に期待の特待生の誕生!
特待生昇格試験
横尾渉
七色の 果実が並ぶ 秋の声
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店先の 果実七色 秋うらら
夏井先生の査定結果は現状維持!
先生:季語の理解が浅い。
「七色の果実」という言い方は非常に良いのだが、下5の季語「秋の声」では読み手は戸惑う(物寂しい季語だから)。
藤本敏史
アップルパイの 焼きたての札 花鶏来る
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直し無し
査定結果は一つ前進!
この句の季語、花鶏(あとり)とはシベリアから来る渡り鳥のこと。
先生:「小鳥来る」でも句は成立するが、秋らしさを強調している。
アップルパイ、あとりでも(韻を踏んで)小さな音を押さえている。
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○このあと俳句甲子園優勝校青森県立弘前高校とプレバトチームの3番勝負がありましたが、、、省略します。