プレバト俳句「つくしと富士山」失敗パターンのオンパレード・夏井先生毒舌炸裂、メッタギリの回
2月16日のプレバト・俳句コーナーです。
予告映像で毒舌女優・峰村りえが先生に「将来性のない才能無し」と言われているようです。
夏井先生:様々な失敗のパターンが見本市のようで必見。勉強になる!とのこと、
お題は「つくしと富士山」
今回は才能ありは一人だけ、才能無しが3人とのこと
2位 河合(A.B.C.-Z)
春晴れを 見る富士を見る 筆の花
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つくしんぼ 青空を見る 富士を見る
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見る のリフレインは残した。
「筆の花」 はつくしの傍題(別の言い方の季語)
堂々たる季重なり
ただ使う必要あるか?
3位 峰村リエ
青と白 緑に茶色 春の色
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青白茶 緑それぞれ 春の色
みんな失笑
発想がいかにも幼稚
将来性が無い凡人ーーーと散々ないわれ方
色を並べただけで具体性が全く無い
先生:せいぜいこれくらいの直しが限界
4位 田中道子
土筆野や 富士雪雲に 重ね風
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土筆野や 雲めく富士の 雪へ風
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先生:あなたの日本語能力の問題です!
なんじゃそれ??の句、 単語だけ押し込んで自爆した
詰め込みすぎない
言いたいことが伝わらなくなる
「重ね」が諸悪の根源、意味不明
最下位 FUJIWARA 原西
初登場FUJIWARAのフジモンの相方・原西。
意外にも、IQが135あるそうです。
つくしんぼ 誇り望みし さくやひめ
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さくやひめ 恋うてつくしは 背を伸ばす
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原西:富士山に祀られるという「このはなさくやひめ」のことを詠んだ
先生:望む の主語は さくやひめ に読める
原西の説明に沿うなら、添削のようになる。
1位 田山涼成
土手青む 朝の散歩の 足運び
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直し無し(こういう句は下手に手を入れると味わいを失くすので)
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「土手青む」が傍題の季語となる
「足運び」を動詞ではなく名詞と見たほうがよい。
実感を素直に描くのは本当に力
番組ホームページより↓
名人 藤本敏史
名人2段の藤本、梅沢富美男が名人6段なので、追いつきたいところ
ハーモニカ ソの音出せば 出る土筆
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ハモニカの ソの音つくし 出るよ出るよ
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査定結果:現状維持
発想はいい、惜しい、説明臭い
「出せば、出る」が散文臭い、説明臭い
さらに縦書きすると ハーモニカソと見えてしまう。
添削後、さらに可愛くなった。(笑)
最後字余りで つくしのぐんぐん伸びる勢いも表す
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今回は以上でした。