1/17プレバト俳句・お題は「冬のバス停」北山宏光と柴田理恵が昇格試験に挑戦
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
2019年1月第3週のプレバト!!俳句の才能査定ランキング
お題は「冬のバス停」
BGMです^^
Contents
出演者
・松原智恵子
・升毅(ますたけし)
・原田龍二
・内田恭子
・向井慧 (パンサー)
特待生昇格試験
・北山宏光 (Kis-My-Ft2)
18回目の挑戦で特待生5級になった北山の初昇格試験です。
・柴田理恵
査定結果速報
2位 向井慧
雪濡らす バス待つ我の 単語帳
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雪が濡らす バス待つ我の 単語帳
先生:ちゃんと、光景が描けている。最後が物。
このままで良いのだが「濡らす」を敢えて字余りにして強調する手もある。
3位 升毅
傘の浪 白息吐息 画狂人
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画狂人 吐息浪為す 雪の傘
画狂人は葛飾北斎のこと。
先生:面白い発想の句だが、この語順では読み手が混乱するかも。
画狂人から始める!そして最後に「雪の傘」という季語を置く。
発想の才能がある人、技術を学んでまた来てください。
4位 松原智恵子
牡丹雪 列ほんのりと バス待つ子
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牡丹雪 バス待つ列に 吾子の傘
先生:「牡丹雪」は春の雪、春の季語
「ほんのりと」は牡丹雪のイメージとは合うが、「子」にかかっているので、相応しくない。
5位 原田龍二
焼き芋の 鐘に我が家の 暖想う
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焼き芋の 売り子の鐘に 励まさる
先生:才能ない人はすぐ想っちゃう。
「焼き芋の鐘」までは良かった、その後が全部要らない。
思わないで、情景を描く。
1位 内田恭子
遅延証明書の列や 雪の朝
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直し無し
柴田理恵:遅延証明書という言葉を使い全部が分かる。好きです。
先生:遅延証明書という言葉は実に効率が良い。しかも「遅延証・明書の列や」で12音、全体が調べになっている。
俳句というのは必要なことだけを述べれがよいのだと、分かってないとこういう句は作れない。いや、見事です。
特待生昇格試験
北山宏光
息白く 独身寂し 空へ嗚呼
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空へ嗚呼 われ独身の 息白し
北山:以前先生に習ってストックしていた「嗚呼」をここで使った。(笑)
先生:評価のポイントは「寂し」
査定結果は現状維持
先生:嗚呼もいい、空へもいい。しかしこれはサビから行くべき。
先生:寂しいと言うな!
添削句、寂しいと言わなくても充分寂しい。
柴田理恵
頬ゆるめ 仰ぐ鈍空 鰤起し
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鈍色の 空や いよいよ 鰤起し
査定結果現状維持
先生:「鰤起し」いう季語、地域性もあって迫力のある季語。意味は冬の雷。
しかし余計な言葉が多い!。
「鈍空」は「鈍色の空」を縮めたのだが、鈍色の空 としっかり書いたほうが良いかもしれない。
柴田:なるほど~、やはり難しいですね!
名人がいない、特待生昇格試験
北山宏光と柴田理恵は現状維持でした!