6/8プレバト俳句・お題は「鎌倉の紫陽花」名人梅沢撃沈の回・夏井先生に「何でそこ座ってるの?」と
梅雨のシーズンに入ってきました。
6月8日のプレバト・俳句
お題は「鎌倉の紫陽花」
Contents
紫陽花の句
梅雨の時期の代表的な花、紫陽花(あじさい)
紫陽花は おもたからずや 水の上 赤黄男
ゆあみしてきてあじさいの 前を過ぐ 誓子
紫陽花の 浅黄のままの 月夜かな 花蓑
ーーーーー山本健吉編 「季寄せ」より
◎鎌倉、円覚寺 ↓
出演者
・田中直樹(ココリコ、1971年生まれ―初出場)
・二階堂高嗣(キスマイ、1990年生まれ)
・特待生昇格試験は名人、梅沢冨美夫 (1950年生まれ)
・他の出演者(あと3名)は不明です。
例によって、番組始まりましたら速報します。
査定結果
熊谷真実、田中要次、鈴木ちなみ の3人が残る出場者でした。
梅沢冨美夫、最初に「梅沢さんの出てないプレバトはエビの入って無い天丼のよう」と言われたと言ってました。
4位 鈴木ちなみ
雨粒が 四葩の上で 踊ってる
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雨粒が 跳ねて 四葩のゆらゆらす
四葩(よひら):あじさい のこと
先生:一番要らないのは「踊ってる」というベタな擬人化
「ゆらゆら」のようなオノマトペを使うことでベタを回避
2位 田中要次
紫陽花や 長谷寺濡れて 頬も濡れ
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長谷寺は雨 紫陽花に 濡るる頬
先生:頬も濡れ はいかにも、ストレート過ぎる 読者に想像させるテクニック
句跨りという型を使う7,5,5 上7として体言止め 頬も体言止め
3位 二階堂高嗣
紫陽花と 傘差す園児 水浅葱
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水浅葱いろの 園児と 紫陽花と
二階堂:水浅葱は色の名前
先生:今までの中ではまっとうに良い、しかし凡人的発想が残っている
紫陽花の一語で雨を連想するから、傘は要らない
5位 田中直樹
雨降れど 紫陽花見る目 晴れ模様
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紫陽花を みる横顔の 晴れやかな
梅沢冨美夫:もう出なくていいよ、この番組
先生:雨、降る、 見る、目、 模様 要らない言葉だらけ
何を言いたいのか? 言いたいことを素直に表現する
1位 熊谷真実
母逝きて 喪屋の標べに 色紫陽花
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母逝きて 喪屋の標べの 濃紫陽花(こあじさい)
梅沢:色紫陽花は字余り、変えたほうがいい
先生:この句の特徴的なことは喪屋(もや)という言葉
昇格試験 名人6段、梅沢冨美夫
あるじ無き 病室の窓 四葩咲く
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名札外されし 病室 四葩咲く
先生:映像が足りない。
何を見て「あるじ無き」という結論に達したのか?
「の窓」「あるじ無き」が要らなくなる・・・
梅沢冨美夫、先生に「何でそこ座ってんの?」と言われました。
現状維持 昇格できず。
◎本日は以上の結果でした。