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12/5プレバト俳句・お題は「洋服の試着」・千賀健永がやっと念願の名人へ昇格

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/

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2019年も12月に入りました。

12月5日のプレバト・俳句の才能査定ランキング

「洋服の試着」というお題で、写真は試着室へ向かう女性の後ろ姿です。

出演者

出演者もお題にふさわしくミスコン受賞歴のある女性芸能人が集まりました。

・西川史子 (1996年ミス日本)

・本田朋子 (2003年ミス立教)

・土屋 炎伽 (2019年ミスジャパン)
(これで、つちや ほのか、と読むそうです・・・)

・森口瑤子 (ミス松竹)

・金子恵美 (ミス日本・関東代表)

特待生

・千賀健永1級

・村上健志10段

 

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査定結果速報

 

4位 西川史子

 

貴方には もうあきました 衣替え

⇩ 

貴方には もうあきました 秋の蝶

 

 

先生:口語を率直に書いているのがいい。これでいい!(上5、中七)
「飽きた」と秋をかけたとのことだが、衣替えは夏の季語。
添削句、秋の蝶が季語。

3位 金子恵美

 

小春日や つまも鏡に 試着室

⇩ 

夫という鏡 小春の試着室

先生:この文脈では「夫も鏡に映っている」としか見えない。
言葉の説明で夫が鏡の様に、という比喩であるなら、意味が違うので原点。
「夫自体が鏡のような存在」と言いたいのであれば添削句のようにせざるを得ない。

2位 土屋 炎伽

 

新しき コートの朝の 羽のごと

⇩ 

新しき コートの朝 羽のごと
新しき コートの朝 羽のごと

先生:とても感覚が瑞々しい。比喩も素直。
ただ助詞「の」が問題あり。あいまい。
添削のようにすることで、意味が確定する。

5位 本田朋子

 

試し着て 鏡にそびえる 雪山よ

⇩ 

鏡に聳ゆ 試着せし コートの山よ

先生:「鏡に聳える雪山」は比喩なのなら、そうと分かるように。
添削句のようにすることで言いたかったことが伝わるようになる。

1位 森口瑤子

 

ブティックの 鏡うそつき 落葉蹴る

⇩ 

直し無し

先生:面白い。俳句のメカニズムを分かっているからこの句ができる。

浜田:3回連続で才能アリです。

→これによって森口瑤子は特待生へ昇格!

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特待生昇格試験

 

千賀健永

 

黒革の匂い 雪の滑走路 

⇩ 

直し無し

先生:評価のポイントは一音の字足らずの是非にある。

査定結果:1ランク昇格⇨名人へ!

先生:8音+8音としている。(全部で16音)
例えば「黒革の 匂える雪の 滑走路」などと簡単に5・7・5と出来るのだが、考え抜いた挙げ句の1音字足らずと信じて昇格とする。

村上健志

 

代役の 衣装合わせや 虎落笛もがりぶえ

⇩ 

直し無し

 

査定結果:1歩前進!

これぞつかず離れず。
前段(上5,中7)と下5の季語の距離感。つき過ぎず、離れ過ぎずの距離感が絶妙。さすが名人の作。

★ ★ ★

千賀健永が昇格して、ついに名人になりました。Kis-My-Ft2からは横尾渉に続き二人目です。

また村上健志名人も1歩前進となりました。

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