3/21のプレバト俳句「春の旅行」鈴木光の句が見事！東国原「鳩の目ん玉」惜しい！

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/

いよいよ春も深まる3月21日春分の日のプレバト
俳句のお題は「春の～」シリーズの最後
「春の旅行」（予告）⇨「春の旅行計画」

出演者

・三浦翔平

・歌広場淳　（ゴールデンボンバー）

・高橋ひとみ

・馬場典子

・二階堂高嗣　（Kis-My-Ft2) –19回目の挑戦

特待生

・東国原英夫　名人10段

・鈴木光　特待生5級ーー日常の風景をキレイに切り取るフルポン村上を尊敬しているとのこと。（東国原ガックリ）

 

査定結果速報

３位　高橋ひとみ

 

東国原名人：「待ち合う友の」は工夫したほうが良かったか。

先生：京都という地名と「春ショール」という季語の出会いが良い。
ただ、東国原名人が指摘した通り「待ち合う友」では伝わらない。
字余りになっても「待ち合わせる」と正確に。

４位　二階堂高嗣

「横尾先生」（横尾渉）に俳句について習って来たーと語る。

「龍天に登る」が季語
二階堂：想いを寄せる人と京都に旅行する想いを詠んだ。
先生：この長い季語をみつけて使うのが偉い！
ただ褒めるのはそこまで。地主神社が知らない人には何の神社かわからない。
どうしてもで無いなら地主神社を外して「恋」の気持ちを入れる。
添削句「春だもんね！」という感じになる。

２位　三浦翔平

 

先生：ゴルフをやっている人には常套フレーズ「バンカー越えのアプローチ」に「山笑う」という季語を取り合わせただけで、俳句になるという見本のような句。季語の取り合わせが上手い！ちゃんと季語が主役になっている。
ショットの結果を語らないのが「才能あり」の句。

５位　馬場典子

１位を３回経験して特待生候補の馬場が最下位！

馬場典子がせり鍋の美味しさを語り、みんなから笑われる。
先生：問題点は散文の語り口になっている。言葉が散文。
直すには地名（場所情報）を入れた。ここでは仙台でも良いが大きく「みちのく」をひらがなで入れた。これで韻文の調べに乗った。

１位　歌広場　淳

 

鈴木光：暗さ→明るさの展開が面白い。
先生：「青春の光と影」を思わせるような詩的な句。
惜しいのは「に」が散文的である一点だけ。

特待生昇格試験

 

鈴木光

 

東国原名人：秀才！

鈴木：「道化師のギャロップ」という曲を思って入れた。

査定結果：１ランク昇格！特待生４級へ

先生：長い比喩に三分の二（５・７）を使って、後は季語とのガチンコ勝負！

溢れ出す音楽と映像！
音楽と映像を一緒に表現する発想も見事！

東国原英夫

 

 

東国原名人：鳩と格闘した経験がある。鳩の目はイっちゃってる！

鈴木光：見ゆるが気になる。
東国原：敢えてそうした。

査定結果：現状維持

先生：鳩の目が異様に見えるのは分かる！そこに殺意という感覚を持つのは俳人の感性。
ただ「春昼」という時間軸を含む季語に問題がある。
「春日はるひ」という季語「春の太陽」という意味を含んでいるのでそれを使う。
そして、わたしなら「殺意有り」と断定する。

まとめ

今回、面白い句が並んで見応えがありました。

・二階堂高嗣句の添削、いい恋の句に変身しましたね。
・歌広場淳の句、詩的な句でした。
・三浦翔平句も面白かったです。
・鈴木光、素晴らしい才能です。
・東国原句とても着眼がいい面白い句でしたが、夏井先生の添削確かですね！
納得の添削です。
（筆者：８・４・５の破調になりましたが、合計は17音で違和感なくむしろ勢いがある）

いやー、面白かったです。盛り上がったと思います。