9/12プレバト俳句・お題は「夕方の帰り道」篠田麻里子が特待生に昇格
【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/
2019年9月第2週のプレバト・俳句の才能査定ランキング
お題は「夕方の帰り道」⇨「夕方の買い物帰り」に変わっていました。
Contents
出演者
・加藤シゲアキ (NEWS)
・朝加真由美
・筧利夫
・古閑美保
・篠田麻里子
特待生
・東国原英夫 名人10段
・中田喜子 名人2段
査定結果速報
2位 朝加真由美
鰯雲 夕餉の菜の 豆腐汁
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直し無し
季語は鰯雲。
先生:穏やかで、基本的な型をしっかり押さえた句。
驚くような発想があるわけではないが、昭和30年代のような懐かしさも感じさせる。
3位 筧 利夫
帰り道 三日月冷やかす 半袖を
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三日月が 冷やかす 夜の半袖を
先生:良いところもある。三日月が冷やかすという擬人化でおかしみもある。
散文的においが残っている点を添削した。
4位 加藤シゲアキ
めんつゆが 一・五本 秋の宿
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めんつゆが 一・五本 残り秋
中田:これでは分からない。「残ってる」と書きなさいと先生に言われますよ。
先生:中田の言う通り。「秋の宿」も誤解を呼ぶ言葉。民宿、旅館と間違う人もいる恐れを残すより、はっきり書いた方が良い。
5位 古閑美保
とんぼうの 空へ勝利の 歓喜湧く
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勝利のパット 歓喜は とんぼうの空へ
東国原:ゴルフだったんですね。野球でも何でも通じる句。「湧く」は要らないか。
先生:名人の言う通り。湧くは消して、何のスポーツか分かるように添削した。原句はスポーツかどうかも分からない。
1位 篠田麻里子
引き波を 自転車で追う 秋夕焼
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直し無し
先生:明確に書いていないが秋夕焼という季語に対してはこれくらいで良いかと思う。一種のムード、叙情もある。
浜田:篠田はこれで5回目の才能有りだが。
いいレベルで揃えて来ている。自分らしい世界を持っている。
篠田麻里子、特待生に上がってもらいましょう!
特待生昇格試験
中田喜子
閉じる門 「さよなら」は 秋夕焼色
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校門の 「さよなら」は 秋夕焼色
中田:小学校の校門が閉まる時を敢えて「閉じる門」にした。
先生:この句のポイントは上五「閉じる門」
査定結果は現状維持
先生:まあ「閉じる門」は学校の門だとは思うけど、、、刑務所の門?とか考えてしまう。
ひとひねりしてやろうと思うから、工夫したばかりに分かりにくくしている。素直に「校門」と書けば良い。
東国原英夫
謹慎の 身に沁む タップダンス踏む
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直し無し
査定結果は、、、一つ前進!
先生:すごい情報量。
一句の中にこれだけの情報を入れて良く破綻しなかった。
「見に沁む」が秋の季語。そこへ「謹慎の」と乗せることでますます身に沁みる。
沁む、踏むと韻を踏むことで謹慎の日々のイメージも伝わる工夫がされている。
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◆篠田麻里子が特待生に昇格し、名人東国原英夫も一歩前進しました。