7/13のプレバト俳句、お題は「海と駅」コジルリはどんな句を詠む?
夏も本番!
お題は「海と駅」
過去に 才能あり1位 を取った人たちが集う。
査定を行うのはお馴染み 夏井いつき先生
出演者
・鳥越俊太郎
・筒井真理子
筒井真理子が ⇨過去に最高点を取った句
・藤井隆
・北山宏光
・小島瑠璃子
・特待生は 中田喜子
司会はこの二人
ここで速報します。
査定結果速報
お題の写真はこのようでした。
3位 小島瑠璃子
遠のく音(ね) 初夏は幻 海は凪
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遠のける音(おと) はつなつの 海は凪
先生:3段切れ たった17音が3回も切れる
凡人は「夢」とか「幻」でやった気になる→「幻」を消す!
2位 鳥越俊太郎
紺青の 先に羅府(ロス)あり 夏の海
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夏の羅府あり 紺青の 海の先
先生:羅府!かっこいいですね。
先生:紺青と海が離れ過ぎている
言葉は変えず語順だけを変える
「夏のロス」をまず置いて読者の好奇心を誘う。
4位 藤井隆
手のひらの 帰りのキップ 潮の香り
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手のひらの 帰りのキップ 夏の潮
中田:季語が無いと指摘。
先生:季語がない。うっかりミス。
上5,中7は非常に良い。
基本的にはセンスある人
5位 北山宏光
同じキスマイの横尾に敵対心を燃やす。
青割れて 見惚れる背にも 青嵐
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青嵐 水平線に 割れる青
先生:青割れて→言葉は悪く無いが、何のことか分からない。
水平線とはっきり書くべし、素晴らしい発想を自らドブに捨てたよう。
水平線に割れる青 で海と空と分かる。
季語は 青嵐(青葉の頃に強く吹く風)
間違えなければ1位だった。
1位 筒井真理子
夏井先生に褒められると1ヶ月は元気でいられると語る。
固きベンチに 影と張り付く 夏の駅
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影と張り付く 固きベンチや 夏の駅
7・7・5という句
先生:えらいね~ 写真はどこの駅かまで調べている(愛媛県の下灘駅)
奥行き深い句
原爆の影も想像させる
語順を変え、ベンチや と詠嘆したほうが、良い
特待生 中田喜子
空蝉の 転がるベンチ 夏の駅
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添削なし
中田:晩夏を詠んだ
先生:ポイントは「転がる」という言葉が機能しているか
→ちゃんと機能している。「転がる」という言葉を慎重に選んでいる。
想像の中で「空蝉」という小さな季語を見つけてくるセンス。
よって、1ランク昇格!
中田が泣く!
●今回は以上でした。
結構ハイレベルな戦いでした。