マツコの「クリスマスはバブルなのよ」「クリスマスは大嫌いだった」発言の意味を考えてみた
「クリスマスはバブルなのよね」
マツコ・デラックスの言葉
12月13日(火)放送の「マツコの知らない世界」(20:57~22:00)
の予告(Yahooテレビ)を見ると、マツコが
「クリスマスはバブルなのよね」
「クリスマスは大嫌いだった」
と発言しています。
番組でどこまで、この件を明らかにするかは分かりませんが、私が勝手にマツコ発言の意味を憶測してみます。
まず
・「マツコ」と「バブル」の時代の関係を確認します。
バブル時代(バブルじだい)とは、日本における1980年代後半から1990年代初頭の好況期のこと。バブル期とも言う。
より詳しく経済学的にバブル景気を定義すると:1986年12月から1991年2月までの時期
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーWikipedia
*筆者の実感からは少しズレがあります。1992年がまだバブル真っ盛りだった記憶があります。所属していた業界による差もあるのでしょうね。
一方
・マツコの生年月日:1972年10月26日(44歳)
マツコの年齢で言えば18歳~19歳のティーンエイジャー最後の時期にバブル期を過ごしたことになります。
・そのマツコが「クリスマスはバブルなのよ」という時、それは何を意味することになるのでしょうか?
私の予想では「バブルが消えたように、クリスマスも泡のような、幻想のようなものだった」
と世相の移り変わりと個人的感慨を含めて言っているような気がします。
・そこを深く探るのは、置いておいて、次の発言も検証(?-そんな大げさなものではないです^^)しましょう。
「クリスマスは大嫌いだったのよね」
この言葉はですねー。分かります。
そりゃ、そうでしょ。
マツコ・デラックスという異端者の若いころに、クリスマスが歓迎すべきイベントであったはずはないですね。
「バブル期のクリスマス」と続ければなおさらですね。
ホモ・セクシュアルのティーンエイジャーにとって、男女がちゃらちゃらしているクリスマスは憎むべきものだったことでしょう。
*お断りしますが私は、ホモセクシュアルに偏見はありません。むしろ好感を持って見ています。繊細で芸術的センスに優れたインテリジェントな人が多いと思っています。(実際にホモセクシュアルの知人もいます)そちらの性的嗜好は全くありませんが。
・私は「日本のクリスマス」には偏見があります。
キリスト教徒ではない日本人がイベントとして楽しむことは、経済効果から言っても喜ばしいことでしょう。(かなり皮肉です^^)
しかし、やはり特に「バブル期のクリスマス」などと言われると、いくら何でも「違うよな」と思います。
赤プリを始めとする高級ホテルが、早くから予約で一杯だった、などという現象にはマツコでなくても反感を感じたことでしょう。
今上の文で過去形にしました。
マツコの発言も「クリスマスは大嫌いだった」と過去形です。
私が過去形にしたのは「今さらそんな感情を言っても何の意味もない」ということと、「最近はずいぶん様相が変わったなぁ」との思いからです。
最近のハロウィーンなどは単なるコスプレ大会に見えます。
本来の意味から離れて、日本独自の形にして取り込むことは、日本文化の最も得意とするところですから。(良くも悪くも)
今のマツコはクリスマスをどう思っているのか
わざわざ過去形で言ったのですから、マツコにも年を重ねた心境の変化があったと思います。
そこを番組でどう語るのか聞いてみたいです。
マツコ独自の感慨のようなものを語ってくれると嬉しいな、と期待しています。
*マツコ(またはマツコに代表される異端者たち)によって、普通の人が言わない、陰に隠れている部分がさらけ出されるという場面を何度か見ました。
そんなことが、彼や彼女らの存在価値の一つのだと思ったりします。
(と書くことがまた問題発言かもしれませんが、そこは許してください^^)
おわりに
大げさに妄想してみましたが、多分番組では、さらりと流される気がします。
マツコがクリスマスについて毒舌を吐くこともないかも知れません。
この「マツコの知らない世界」という番組は、マツコが出演する多くの番組の中でも最も穏やかな番組ですからね。
マツコが知らなかった世界に触れて、驚き、賞賛するパターンの番組です。
今回は半分は「電源タップ」の話らしいです。
●筆者がこの番組で、一番印象に残っているの回は、
2014年11月放送の「社交ダンスの世界」でした。
一応(?)Youtubeにもありますので、興味ある方は御覧下さい。
こちらに書いていますので、よろしかったらご覧ください。
◆そして、良かったらこちらもご覧ください。