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日本のクリスマスソング:「マツコの知らない世界」はクリスマスソング特集:見る前に勝手に考える

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
↑この写真はTBSのホームページからです
 
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まず、最初から申し訳ないですが、この番組でのマツコの発言についての憶測記事(?)はこちらに書いてありますので良かったらどうぞ読んでください。

 
そしてこの記事も、番組を見る前に勝手に予想しながら書いています。
 
 
 
さて、番組がどのようになるのか分かりませんが、番組を見る前に、日本におけるクリスマスソングについて考えてみたいと思います。
 

日本製クリスマスソング

2016年12月13日(火)の「マツコの知らない世界」は「クリスマスソングの世界」です。

多分話題にするのは日本のクリスマスソングだけなんでしょうね。

説明する人(サンタスタイル、誰だか知りません)のフリップに

「クリスマスソングは時代の写し鏡だ!」

と書いてあります。

これから想像すると、時代でクリスマスソングがどのように変化してきたか、その移り変わりを追ってゆく感じになるのでしょうか。

多分バブル期あたりから始まるのではないでしょうか?

山下達郎の「クリスマス・イブ」が世に出たのが1983年、経済成長期ではありましたが、まだバブル期には入っていない時代ですね。

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私が好きな日本のクリスマスソング

その山下達郎の「クリスマス・イブ」だけです。

日本で一番有名なクリスマスソングが失恋ソングというのは日本らしくていいな、と思います。

♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう   silent night ,holy night

 きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ♪

Christmas Eve / Tatsuro Yamashita

 

達郎のクリスマスイブはこのCMで使われたものでしか見る(聞く)ことができません。

曲、歌唱、凝ったアレンジ、コーラスーー全てが見事ですーー

*この曲がバロック音楽の手法を取り入れているーーということはみんな感じることでしょう。

山下達郎はプロコル・ハルムが「青い影」を出した時、レコードを買って100回は聴いたーーとWikipediaに書いてありました。

その「青い影」は完全にバロック音楽の影響下に作られた曲でした。影響下というよりパクリと言ってもいいほどです。(それが悪いとは全く言っていません)

こうしてバロック音楽→ヨーロッパのポップス→日本のポップスが繋がりました。

ここで言いたいのはバロック音楽の普遍性、人の心に訴える力の強さ です。

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松任谷由実の「恋人がサンタクロース」なんかもありましたが、これは何年だったでしょうか。(これこそバブル期ではなかったでしょうか?)

番組では

稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」

辛島美登里「サイレント・イヴ」 が紹介されるようですが・・・

どちらも余りピンときません。

クリスマス・キャロル

ところで皆さんは「クリスマス・キャロル」って何のことか知ってありますか?
クリスマス・イヴは知っていてもキャロルは案外知らない人が多い気がします。
クリスチャンの方には常識なのですが。

Wikipediaで調べてください、などとは言わないで、私が調べます。

クリスマス・キャロル – Wikipedia

クリスマス・キャロル英語: Christmas Carolフランス語: Chant de Noël)はキャロルの一種で、現代ではキャロルというとクリスマス・キャロルのことを指すことが多い。
主としてキリスト教文化圏において、イエス・キリストの誕生と関係した内容の歌である。救世主キリストの誕生を祝い、誕生にまつわる様々な場面や逸話を歌詞にした歌をいう。通常世間的には、クリスマス前の時期に歌われ、クリスマス・イブにおいてはとりわけ愛唱されるが、教会では待降節(降臨節)から公現祭(主の公現・顕現日)前までの期間に歌われる。

フランス語のChant de Noël(チャント・デ・ノエル)というのが最も分かり易いです。
=クリスマスの歌、すなわちまさにクリスマス・ソングのことになります。

あと、チャールズ・ディケンズの小説の題名としても有名です。(読んでないので偉そうなことは書けませんが)

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外国のクリスマスソング

番組では紹介されないでしょうが、外国の新しいクリスマスソングにも目をむけてみましょう。

わざわざ新しいと書いたのは、古いクリスマスソングから始めたらそれこそビング・クロスビーの「ホワイト。クリスマス」あたりから始めることになります。

いやもっと言えば、賛美歌などキリスト教国の伝統があります。

他にも「ジングルベル」「サンタが街にやってくる」「赤鼻のトナカイ」など数多くの定番のクリスマスソングがあります。

ですから、ここで挙げるのは新しい曲という訳です。

まず思い出すのは

マライヤ・キャリー「恋人たちのクリスマス」

All I Want for Christmas Is You 

今や一番のクリスマス定番曲でしょう。

All I Want For Christmas Is You / マライヤ・キャリーとジャスティン・ビーバー

時代は変わっているのですね(オジサンが知らないうちに)

激太りしたマライヤおばさんだけの歌はさすがに辛いので、ジャスティン・ビーバーと一緒にやってます。

うーん、こっちの方がイイというか楽しいですね!

 

ワム! ラスト・クリスマス

次に思い出すのは・・・もちろん、永遠のクリスマスソング、ワムというかジョージ・マイケルの切ないクリスマスソング。

この曲がリリースされたのはいつだったでしょうか。

 
 

ジョン・レノン Happy Christmas (War Is Over)

そして特別な歌、ジョン・レノンによるクリスマス・ソング

ヨーコ・オノの叫び声が無ければもっとよかったんですけどね^^。
 
ジョン・レノンが40才で暗殺されたのは1980年12月8日でした。
もう36年が経ちました。
 

まとめ

 
 ◆もうこの3曲で充分ですね。
 
クリスマスソングはあちら(西洋)のものです。
 
日本人がクリスマスソングを作るなら、山下達郎のようになります。
それしかないのです。(山下達郎「クリスマス・イブ」は名曲です)
 
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ここまで読んで下さってありがとうございます。

折角ですから、是非こちらの記事からJAZZでクリスマスソングを聴いてください。

 
  
 
 
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