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3/15プレバト俳句・お題は「都会のたんぽぽ」名人東国原英夫と横尾渉登場

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

キャッチ画像は番組HPより:http://www.mbs.jp/p-battle/

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お題は「都会のたんぽぽ」

出典:Wikipedia
File:Löwenzahn uhf.JPG
アップロード: 2005年10月7日

 

出演者

・波乃久里子

・皆藤愛子

・モト冬樹

・中川翔子

・向井慧 (パンサー)

*画像は番組HPより引用

特待生

・名人5段 東国原英夫

・名人2段 横尾渉

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査定結果速報

4位 モト冬樹

蒲公英たんぽぽや 都会の割れ目に 顔を出す

⇩ 

蒲公英や 都会の灰色の 割れ目

東国原:都会のアスファルトの割れ目が、まず外す凡人の発想

先生:当たり前のことを当たり前に言っただけ。
「顔を出す」という安易な擬人化はまず無し。
色(灰色)を入れることで多少は見れる句に

3位 波乃久里子

父母の もとへ飛んでけ ぽぽの綿

⇩ 

父母の もとへたんぽぽ わた飛ばせ

先生:問題は一点、字数合わせに「ぽぽ」とした点

ちゃんと、たんぽぽとしても作れる。添削句。

2位 向井慧

蒲公英の yell 受け取る 初出勤

⇩ 

蒲公英の yell一人の 初出勤 

東国原:「たんぽぽのエール」は「受け取る」。ここを映像化すべき。

先生:その通り。
例えば「蒲公英のエール駆け出す初出勤」などと出来る。

 

5位 中川翔子

卒業と 春風を待つ わたぼうし

⇩ 

卒業の 風待つわた と して我ら  

東国原:卒業、春風、わたぼうし、3つとも季語
ものを見たら季語がどうかを考えよ!風景を見たら季語かどうか。

先生:季重なりを解消して、何とか句にしたのが添削

1位 皆藤愛子

たんぽぽの わたと飛び乗る 銀座線

⇩ 

直し無し 

東国原:皆藤さんには特待生に早く入って欲しい。

先生:発想としては掃いて捨てるほどある。しかし後半の展開がいい。
一番いいのは「銀座線」という固有名詞。ありがちな発想がオリジナリティを持って現れる。

■特待生昇格試験

名人 横尾渉

春光の 嬉しさそこに 足下に

⇩ 

春光の 嬉しさ そこここにここに 

東国原:「嬉しさ」をどう評価するかがこの句のポイント(!)←先生のマネ

査定結果は現状維持

先生:評価のポイントは下5,下5が説明的。

「春光」という季語は春の景色を示す季語、名人として挑戦している。

添削句、リズムを愉しむ句に変化。

名人 東国原英夫

ビル鎮火 濁水まみれの たんぽぽ

⇩ 

直し無し 

先生:この句の評価のポイントは破調(5・8・4)の是非。

査定結果:ワンランク昇格!名人6段へ

先生:臨場感のある破調。たいした力技。

季語「たんぽぽ」の中に再生のイメージまで詠み込んだ。

まとめ

東国原世界炸裂!となった結果でした。

わたし

東国原は普通の句は作らないですね。

皆藤愛子の句、素直にいい句ですね。
横尾渉がちょっとスランプ気味でしょうか。
もっとキレのいい句を作っていたんですけどね。
多分考えすぎると、却ってキレがなくなるんでしょうね。

かと言って夏井先生の添削のようなことは簡単に出来ることでは無いです。
イヤー、難しいですね。

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