ポール・アンカ がロック曲をジャズで歌ったROCK SWINGSがいい!
ポール・アンカのアルバム「DUETS」が素晴らしかった!
それで、DUETSの後に出た評判のよいアルバム「ROCK SWINGS」が未聴だったので買いました。
聴いたら・・・これがまた、すごく良かったので報告しちゃいます。
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◎DUETS の記事はこちら↓アメリカンポップスの王者、ポール・アンカのアルバム「Duets」が素敵だ!
ROCK SWINGS の背景
英文ライナーノートにポール自身が書いていますが、
この企画は1本の電話から始まったそうです。(いつも1本の電話で始まるのだけど、と書いています)
ポール・アンカという人はソングライターなので、自分で作った歌を歌ってきた歌手なのですが、ロックのアーティストの曲をジャズのスタンダードのように「歌い直すこと」にスリルを感じたようです。
これらの曲が聴く人にとって「明日のスタンダード」になることを願ってアルバム製作したとのことです。
◎私自身のことを書けば、実は「ロック」が一番弱いのです。
だからここで歌われる歌をオリジナルの歌唱と比較して聴くということが、ほとんどできなかったことが唯一残念でした。
(知っている曲も少しはありましたが)
アルバム「ロック・スウィングス」
【収録曲】1. イッツ・マイ・ライフ (ボン・ジョヴィ)2. トゥルー (スパンダー・バレエ)3. アイ・オブ・ザ・タイガー (サヴァイヴァー)4. エヴリバディ・ハーツ (REM.)5. ワンダーウォール (オアシス)6. ブラックホール・サン (サウンドガーデン)7. 哀しみの天使 (ペット・ショップ・ボーイズ)8. ジャンプ (ヴァン・ヘイレン)9. スメルズ・ライク・ティーン・スピリット (ニルヴァーナ)10. ハロー (ライオネル・リッチー)11. アイズ・ウィズアウト・ア・フェイス (ビリー・アイドル)12. ラヴキャッツ (ザ・キュアー)13. ザ・ウェイ・ユーメイク・ミー・フィール (マイケル・ジャクソン)
14. ティアーズ・イン・ヘヴン (エリック・クラプトン)
ーーーAmazonより
It’s My Life
このアルバムを象徴するような曲です。
ポールも原曲歌詞に無い”Frank Sinatra, He did My Way”と歌っています。
●最初からジャズ・スタンダードと言われてもわからないくらいのJazzですねぇ。
それにしてもこのバンド、豪華です。音がいいです。
お金をかけていますね。
ポール・アンカは、アメリカのビッグバンドをバックにジャズ歌手が歌う伝統を引き継ごうとしているかの様です。
フランク・シナトラもメル・トーメも亡き後、後輩のマイケル・ブーブレはまだまだ若輩だし、「俺しかいないじゃん」みたいな。
あのポップスの王者がこんな風になるなんて思ってもみなかったです。
It’s A Sin
●これはまた、きれいなバラードですね!
好きです。
ポールの歌唱いいです。
バックバンド素晴らしいです。
文句ないです。
Hello
●モントリオール・ジャズ・フェスのライブ映像です。
ポール・アンカの外見・・・北島三郎のようです。
しかし何でまたこんなに日焼けして黒いんでしょうか?
日サロで焼いていたりして?!松崎しげるか!
いや、うまいです。
そしてバンドがいいです。しつこいですがお金かけています。(ポールなら幾らでもお金かけられる立場なんでしょうね)
まとめ
・期待以上の仕上がりのアルバムでした!
・上にも書きましたが、フルのビッグバンドで歌える歌手が昔に比べるとずいぶん少なくなってきていますからね。
・選んだ3曲はオリジナルを是非聴いてみたいと思わせられた曲です。
だから聴いてみました。
聴いたらどの曲も一度は聴いたことがありました。
これを読んである皆さんは「知ってるよ!」なんでしょうね。
いやー、イイですね。ロック嫌いを反省しました。スミマセンでした。
やはりどのジャンルでもイイ曲はイイという当たり前のことに気付かされました。
もう3曲ともここにアップしたいくらいですが、ライオネル・リッチーのHello だけをアップさせて頂きます。
✡Bye-Bye , See You Again !