マイケル・ブーブレの「CRAZY LOVE」はポップス、ロックファンにもおすすめ出来るアルバム
マイケル・ブーブレ 押しも押されぬ国際的スターとなりました。
甘いマスクで、フルバンドを従えてフランク・シナトラ張りの歌唱。
デビュー以来の3枚のアルバムで、好評だったのですが
「ちょっともう飽きた」と感じてある方もいるでしょうか?
そこで、このアルバム「CRAZY LOVE」を聴き逃してある方
これはおすすめです。新境地を開拓しています。
Contents
ブーブレの基本情報
マイケル・ブーブレ:Michael Bublé
1975年9月9日生まれ(まだ42歳)
カナダ出身。あのポール・アンカが偉大なる先輩ということになりますね。
デビューした時からその声の良さ、歌の巧さで、大評判になりました。
しかし、巧すぎて飽きられるみたいな現象は昔からあるんですよね。
そこを一山乗り越えたと思われるのが今日紹介する1枚です。
CRAZY LOVE
華々しいデビュー以来の経歴なのですが、スタンダードナンバーを歌うだけでは、さすがに飽きられるかも・・・という懸念はありました。
そこで出たのがこのアルバムです。
【収録曲】1. クライ・ミー・ア・リヴァー2. オール・オブ・ミー3. わが心のジョージア4. クレイジー・ラヴ5. 素顔のきみに6. あなたの夢ばかり7. ホールド・オン8. ハートエイク・トゥナイト9. 誰かがあなたを愛すまで10. ベイビー(ユーヴ・ガット・ホワット・イット・テイクス) (ウィズ・シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングス)11. アット・ディス・モーメント12. スターダスト (ウィズ・ナチュラリー7)13. ホワットエヴァー・イット・テイクス (ウィズ・ロン・セクスミス)14. サム・カインド・オブ・ワンダフル (日本のみボーナス・トラック)
ーーーーーAmazon より
◎アルバムのタイトル曲「Crazy Love」 は、ポール・アンカにも同タイトルのヒット曲がありますが、
ここで歌われるのは、アイルランド出身のシンガー・ソングライター、ヴァン・モリソンVan Morrison の曲の方です。
◎得意のジャズ・スタンダードナンバーも歌いますが、ポップス、ロック系のカバーも多く入っています。
歌い方も選曲に応じて、ジャズ・ヴォーカルというよりポップス系の歌い方もしているのですが、それがとても自然に聞けるのです。
ジャズファンのみでなく、ロック、ポップス系の曲を聴いてある方にもおすすめのアルバムになりました。
◎このアルバムからあと5曲をアップします。
Hold On
Hold On ーーー美しいバラードです。
●もうね、ジャズだ、ロックだ、ポップスだとかのジャンル分けにこだわっているのが馬鹿馬鹿しいことだと、思わせてくれます。
ただ、美しく、ステキな歌 で十分ですね!
All I Do Is Dream Of You あなたの夢ばかり
次は少し楽しい曲を聴きましょう。
●’60年代風ドゥー・ワップ・コーラスが入って懐かしい雰囲気が漂います。
途中からバックバンドにノッてスイングします。このあたりはブーブレが得意とするところですね。
You’re Nobody Till Somebody Loves You
また美しいバラード曲を。
この曲は昔のスタンダードナンバーのような雰囲気ですね。
●タイトルを直訳すると「誰かがあなたを愛するまで、あなたは何者でも無いんだ」みたいな・・・
バラード曲と書きましたが、後半はかなり歌い上げています。
しかし、ブーブレ一皮むけたように感じます。
30代のころより歌に深みのようなものが出たと思うのは私だけでしょうか?
Some Kind Of Wonderful
つぎ、行きます^^
●これはまた’60年代ポップスのような懐かしい曲調です。
わたし、これ聴きながら、色んなことを思い出していました。
この曲作りはまるでフィル・スペクターのようですね。
大瀧詠一が生きていたなら、喜んだと思います!。
そしてブーブレの歌い方はロイ・オービソンを思い出させました。
◎ オールディーズ・懐かしのアメリカンポップス-リッキーネルソン、ブレンダリー、ロイオービソン
✡ ✡ ✡
◎このようにこのアルバム、聴きどころ満載のアルバムです。
この調子だと全曲アップすることになりますのであと1曲にします。
Geogia On My Mind
最後はみなさん知ってある曲「我が心のジョージア」にします。
まとめ
まとめと言っても、もう十分です。
マイケル・ブーブレの新境地を紹介できただけで嬉しいのです。
✡いま、このあとの最新アルバムが出ています。
★最後まで付き合って下さってありがとうございます★