福岡NEW COMBOでのラテン・ジャズ・セッション:JAZZ CON CLAVEは愉しさ最高のライブだった
福岡のジャズ・スポット NEW COMBO でのライブ演奏
LATIN JAZZ SESSION ”JAZZ CON CLAVE”に行きましたので報告します。
(2018/02/09)
メンバー
バンド・リーダーはラテンピアノの森村献(もりむらけん)
森村献(pf)
山口卓也(bass)
伊波淑(per
藤井摂(ds)
高木康行(t.sax)
扇佑
画像はfacebook Jazz Con Clave より引用。
https://www.facebook.com/jazzconclave/
Con Clave :コン・クラーヴェとはWeblio辞書によると
秘密会議のこと、確かローマ法王の(秘密)選挙もそう呼んでました。
ジャズファンは割とこの言葉を知っていて
それは、ジョン・コルトレーン、ハンク・モブレーなど4人のサックス奏者が共演した、テナー・コンクレイヴ〈Tenor Conclave〉というアルバムがあるからです。
演奏の中味
1部5曲、途中休憩の後、2部5曲 アンコール曲を入れると全11曲のライブでした。
(20:00~23:00)
マイクを持ってMCをしたリーダー・献さんのしゃべくりが余裕の語りで、
私などは世代が近いせいもあって、ツボでした。(爆笑)
演奏された曲はジャズの曲をラテンアレンジしたものと、もともとラテンの曲がバランス良く並べられていました。
1.ブルースエット BLUESETTE (トゥーツ・シールマンスの曲)
2.バードランドの子守唄 Lullaby of Birdland (ピアニスト、ジョージ・シアリングの曲)
3.ラテン曲「褐色の肌」(*知らない曲でした)
4.Invitation (*コルトレーンの~という紹介でした)
コルトレーンはこの曲を’58年のアルバム〈Standard Coltrane〉の中でやっていました。
5.ティムバレスのためのトゥンバオ (トニー・マルティネスの曲と紹介されました)
6.曲目不明(ラテン曲/ラ・ムラータ?)
7.曲目不明(ラテン曲というか多分キューバの曲)
8.The Man I Love
9.Night Train
10.曲目不明(ディジー・ガレスピーの曲)
11.マック・ザ・ナイフ Mack The Knife
*曲目不明とは私が知らない曲又は聞き取れなかった、という意味です。
◎フルートの扇佑佳梨さん、演奏はもちろん、その存在感、演奏してない時バンドを見つめる、にこやかな微笑み、ステキでした!
◎パーカッションの伊波淑君、腕もサイコーだけど、むちゃくちゃカッコよかったです!
(人気のある エグザ◯ル の人たちより余程かっこいいです)
◎テナーサックスの高木康行先生、お疲れ様でした!
カッコよかったです。
Night Train では客席をサックスを吹きながら歩いて、2階席まで登ってました。
しかしテナーサックスはやはり重労働ですね。吹きまくると頭が酸欠になりますよね。
◎ドラムスの藤井摂さんは私の席からはほとんど見えませんでしたが、強力でメリハリのあるサウンドが聞こえていました。
◎またベースの山口卓也氏も堅実で正確なリズムを刻んでいました。
ベースは「縁の下の力持ち」と良く言われますが山口氏の演奏もまさにそういうものでした。
◎リーダー森村献のピアノはキューバのピアニスト、チューチョ・ヴァルデスやルーベン・ゴンザレスを彷彿とさせました。
森村さん、かなり遊んでました。テーマに戻る前の演奏部分を何コーラスやるかが決まっていなくて、森村さんの気分で延々と続いたりして、サックスとフルートがどこでテーマ演奏に戻るかと、ずっと緊張しながら待っているシーンがたくさんありました。(しまいには笑ってました。^^)
でも、盛り上がってましたねー!
おしまい
やっぱりライブは最高です!
また聴きに行きたいと思わせてくれました。
もう一度、森村さんの脱線しまくりの、しゃべくりにも拍手。
◎最後に、当日1曲目に演奏されたBLUESETTE:この曲を作ったトゥーツ・シールマンスのライブ動画をリンクします。
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