I’ll Close My Eyes(アイル・クローズ・マイ・アイズ)という素敵なメロディのスタンダード曲を聴きましょう!
ジャズの名曲シリーズです。
今夜は I’ll Close My Close です。
Kaye-Reid の素敵な曲です。
Contents
ブルー・ミッチェル
この曲を一番有名にした人、トランペッターのブルー・ミッチェルの演奏をまず聴きましょう。
Blue Mitchel(tp)
Wynton Kelly(p)
Sam Jones(b)
Roy Brooks(ds)
アルバム〈BLUE’S MOODS〉の1曲目に入っていました。
ディジー・リース
続いてジャマイカ出身のトランペット、ディジー・リースがBLUNOTEに吹き込んだアルバム〈Star Bright〉からの演奏です。
●この曲では不思議なことが起きている。
ディジー・リースのテーマ・メロディの提示が2拍ほどもズレはじめる。
気づいたポール・チェンバースが、喉自慢の伴奏みたいに、あわててずれた方に合わせ始める。
(優しい人だ)
ウイントン・ケリーは「おい、狂ってるぞ!」と言わんばかりに左手をバーンと強打して警告する。
ところが、ハード・ボイルド・モブレーさんが、委細構わず24小節目あたりで「知るか!」という感じで、本来のリズムのカウントで入ってくる。だもんだから、チェンバースもケリーも「おやおや、もう知らん」みたいな感じになっている。
普通なら取り直しするのが常識でしょう。
それを、そのまま残したのは誰の意見だったのか。
こんなハプニングがそのまま聴けるのが、逆に面白い。
この日はハンク・モブレーが調子が良かったようだ。
ーーーAmazonレビューに筆者が書いたもの
ライアン・カイザー
トランペット奏者の演奏を続けます。
1973年生まれと若いトランぺッター、ライアン・カイザーです。(名前から想像するとドイツ系でしょうか?)
ダスコ・ゴイコヴィッチ
ユーゴ、正確にはマケドニア出身として有名なトランペッター、ダスコ・ゴイコヴィッチも自身のアルバムの中でこの曲をやっています。哀愁のあるいい演奏です。
Dusko Goykovich (tp,flh) Jimmy Heath (ts) Tommy Flanagan (pf) Eddie Gomez (b) Mickey Roker (ds) という素晴らしいメンバーです。
サックス・レッスン
トランぺッターばかりなのでサックス演奏は無いかと探しましたが余りないですね^^
レッスンビデオですが、悪くない演奏がありましたのでそれを貼ります。
この曲をサックスでやりたいと思っている方には参考になると思います。
ホレス・パーラン
ピアノ演奏ですがホレス・パーランがピアノトリオでやっています。
Horace Parlan (p) Jasper Lundgard (b) Ed Thigpen (ds)
森洋輝(Tp)、宇田大志(Gt)、桐沢輝(Ba)
日本人の演奏も聴きましょう。ライブ演奏です。
ケニー・バレル
ギターのケニーバレルのカルテットの演奏を聴きましょう。
Kenny Burrell (guitar), Mal Waldron (piano), Doug Watkins (bass), Art Taylor (drums)
ケニー・バレルとジミー・レイニーが共演したアルバム〈2 guitars〉からのチョイスでした。
*このアルバムでは〈Close Your Eyes〉という曲名表記になっています。
ダグ・レイニー
さて、最後にします。
上のジミー・レイニーの息子のダグ・レイニーがヨーロッパSteepleChaseに吹き込んだアルバムからです。
Doug Raney (August 29, 1956 – May 1, 2016)
ダグは59歳で亡くなりました。父親譲りの綺麗な音色のギターを聴かせてくれたのですが、残念なことです。
DOUG RANEY(g)
BERNT ROSENGREN(ts fl)
HORACE PARLEN(p)
JESPER LUNDGAARD(b)
OLEーJACOB HANSEN(ds)
★ ★ ★
★いかがでしたか?
アイルクローズ・マイ・アイズ特集でした。
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