2/15プレバト俳句お題は「ラーメン屋台」名人藤本敏史と東国原英夫登場
画像は全て番組HPより引用(http://www.mbs.jp/p-battle/)
2月15日のプレバト・俳句
お題は「ラーメン屋台」
これは季語ではないですよね?
ラーメン屋台と言えば博多なんですけどねぇ。
Contents
出演者
・六平直政 (俳優)
・水谷果穂 (女優)
・愛華みれ (元宝塚トップスター)
・二階堂高嗣 (Kis-My-Ft2)
今日で俳句挑戦14回目だそうです。
・松岡充
■特待生
画像は番組HPより(http://www.mbs.jp/p-battle/)
・名人6段 藤本敏史
・名人5段 東国原英夫
査定結果速報
3位 愛華みれ
遠吠えや 家路と急かす 朧月
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遠吠えや 家路に遠き 朧月
東国原名人:発想が凡人ですね!
「急かす」は映像化したほうがいい。
「遠吠え」はずっと考えている。神聖な言葉。こんな使い方してほしくない。
先生:一から十まで名人の言う通り。発想は本当に”凡”
添削句「遠」をリフレインさせた。
4位 水谷果穂
屋台に行ったこと無いので、イメージが湧きにくかった。
おじいちゃんに電話して聞いた、という可愛いエピソード披露。
鼻すする ラーメンすする 春寒し
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春寒し ラーメンすする 鼻すする
水谷:リフレインしてる
藤本名人:ダメなリフレイン!ダサいラップみたい!
先生:「ダサいラップ」って言い得て妙。
まさに凡の極致。
さらに「鼻すする」が頭に来るとビンボー臭い。
語順を変えるだけで、印象が変わる。
浜田が「最後へ」と呟き、先生から「才能あり」と褒められる。
添削のように語順を変えた。
2位 六平直政
春の雪 おかわり玉に 恋をした
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替え玉の 麺に恋して 春の雪
藤本名人:分かりにくいのでは? 「替え玉」ではないのか?
先生:名人の指摘は大事なこと。「おかわり玉」では分からないかも。
「替え玉」にして添削してみた。(替え玉でも分からない人もいるかも)
しかし「新しい才能をみつけて嬉しい」との高評価。将来性のある凡人。
5位 二階堂高嗣 (20点)
「すする」の下はないんじゃないかと言っていたのだが、下でした!
涙する 親父の背は シダレザクラ
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涙する 親父と花の 夜の屋台
浜田:意味がワカラン。背がシダレザクラって彫物かと思った。
みんな失笑。
先生:シダレザクラは季語、それを比喩としている。
季語の鮮度を落として、意味も伝わらないという・・・アウト!です。
先生からアドバイス:妄想するより、体験したことを句にするべし。
1位 松岡充
路地裏の闇 嬌声は 猫の恋
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路地裏の 嬌声闇に 猫の恋
先生:発想を飛ばしている点は評価。「猫の恋」が春の季語
闇、猫の恋はありがちではあるのだが、自分の言葉にしている点を評価。
添削句、語順を変えた。表現のニュアンスの問題です。
松岡充、これで4回連続1位→ 特待生にするしかない!
特待生昇格試験 東国原英夫
冴返る 屋台の骨に 接ぐ義足
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冴返る 屋台の脚に 接ぐ義足
先生:この句のポイントは中7「屋台の骨」です。
結果:現状維持
先生:やり過ぎ!
「冴返る」が季語:緩んだ寒さがぶり返す意味
屋台骨という言葉もある。
東国原:考えた挙げく、「骨」にしてしまった。
先生:「脚」であったら文句なし昇格だった。
特待生昇格試験 藤本敏史
東国原:藤本の句は記憶に残る。
梅沢の句は残らない!と語る。
タッパーを 持ってモツ煮屋 春の宵
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直し無し
先生:ポイントは「モツ煮屋」と「春の宵」の取り合わせの是非。
結果:1ランク昇格 名人7段へ
先生:季語との距離感がいい。
華やかなものと猥雑なもの(モツ煮)の対比。
まとめ
このような結果でした。
・松岡充が特待生に。
・藤本敏史が1段あがって7段へ昇格しました。
・個人的には、今回はピンとくる(心に響く)句は見つけることはなかったです^^(あえて言えば藤本の句でしょうか)
・「ラーメン屋台」というお題が特に難しい訳ではないと思いますが、
詩情を出すには、ひとひねりの発想の転換?飛躍?みたいなものが必要なのでしょうか?