JAZZという音楽の魅力を中心に

ジャズの名盤

カテゴリー

伊東ゆかり:洋楽カバーから歌謡曲まで日本のポップスを歌った忘れてはいけない歌手

 
この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

キャッチ画像はYouTubeより引用

Sponsored Link

まだJ-Popという呼び方もなかった時代、日本にもたくさんの歌姫がいました。

その中でも、その歌声が好きだったのは伊東ゆかりです。

特に彼女の中低音域の声のハリと伸びは魅力的でした。

洋楽(アメリカンポップス、カンツオーネ、スタンダード・ソング)のカバーから歌謡曲まで何を歌わせても上手い人でした。

という訳で、伊東ゆかりという日本が誇るポップス・シンガーの歌をあらためて聴き直してみたいと思うのです。

・曲順は全くランダムです。(その方が却って楽しいと思います)

・選曲も筆者の好みで選びますので、少々偏ったものになるでしょう。

あなたのすべてを

佐々木勉が作って歌ったものがオリジナルでした。オリジナルもヒットしたと思います。
伊東ゆかりによるそのカバーです。

1曲目がこれで良かったのか?自信ないのですが、2枚組ベスト盤にもちゃんと入ってますので。

曲もいいし、さっき言った低中音域できれいに歌う伊東ゆかりの穏やかな歌唱をオープニングということで了解ください。

カラーに口紅

次はもうアメリカンポップスのカバーです。
コニー・フランシスの大ヒット曲です。

もうね、この動画がたまらないのです。

 

フレアスカートでTwistなんか踊ってるし。
バンドの指揮をしているのは宮川泰です(宮川さんもtwistしてます)。
テナーサックスの間奏もイイし、懐かしく、楽しい映像でした。

5月のバラ

この曲、塚田三喜夫という人のオリジナルヒットでした。
(塚田はルックス、歌唱力とも揃っていたのに何故かヒットは、この1曲しかありませんでした。ーー2011年に56歳で亡くなったそうです)

ここではその塚田三喜夫との競演で聴きます。
伴奏は亡き世良譲トリオです。

 

いい曲ですよね。

Sponsored Link

あなたの隣りに

カバーが続きましたのでオリジナルの名曲を。
今見ましたが、荒木とよひさ:詩、馬飼野康二:曲だったのですね。

優しく、美しく、夢が広がっていく、心地よい歌声、、、。歌手のなかの歌手。 伊東ゆかりさん、大好きです。(男性)ーーYouTubeコメントより引用
 
 
 

ボーイ・ハント

コニー・フランシスのカバーagain です。
これは原曲も素晴らしいのですが、丁寧に歌う伊東ゆかりの歌唱も本当にオリジナルに劣らない素晴らしさです。日本語詩もいいですね。

小指の思い出や恋のしずく等のヒット曲の印象がつよいが、こういった洋楽のカバーの方が素敵だと思います。この人は上品、優雅な感じがするが、その中になんとも言えない庶民性を感ずるのは私だけだろうか?(男性)
ーーYouTubeコメントより引用
 
 
 
 
 
 

愛は限りなく

今度はカンツオーネのカバーです。
DIO.COME TI AMOーージリオラ・チンクエッティの原曲。

彼女はサンレモ音楽祭にも出場しました。出場曲は確か「夢見る想い」

 

渚のデイト

また、またコニー・フランシスのカバー。
やはり、こういうのが一番いいようなんですよね。

恋のしずく

最後はやはり彼女自身のヒット曲で終わりましょう。

安井かずみ:詩、平尾昌晃:曲

この曲のヒットは昭和43年(1968年)!伊東ゆかり21歳のときですね。


画像は後年のものでしょうね。

まとめ

伊東ゆかりは1947年生まれです。

幼少時から進駐軍回り(若い人分かるかな?)を経て、11歳でレコード・デビューしたそうです。

KING レコードの広告:1963年

園まり中尾ミエと3人娘と言われました。

その前の世代の3人娘は美空ひばり雪村いづみ江利チエミでした・・・
(若い人分かるかな?)

美空ひばりは別格として、園まり以外はみな洋楽カバーが上手い人達でした。

みんな上手かったのですが、今日は特に声が好きな伊東ゆかりの歌にスポットして聴きました。

独特の魅力があった歌手でした。
(*まだ現役なのに全部、過去形で書いてスミマセン)

最後まで見ていただいてありがとうございます。

★YouTubeに懐かしいTV出演時動画をアップしてくださった方々に感謝します。

Sponsored Link

この記事を書いている人 - WRITER -
団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ジャズの名盤 , 2018 All Rights Reserved.