ソウル・シンガー、エタ・ジェイムズの痺れる歌を聴いてみよう!
↑画像はエタ・ジェイムズ晩年のアルバムBLUES TO THE BONE (骨までブルーズ)のジャケット映像
エタ・ジェイムズ(Etta James,1938年1月25日-2012年1月20日)
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第22位。
どんな順序で聞けばいいのか迷います。
最初のヒット〈At Last〉(1961年)から聴くのが順当かも知れませんが、そんな気分ではないのですねぇ。
で、気まぐれに並べましょう。時代とか関係無しに。
Contents
I’ve Been Loving You Too Long (to stop now) (オーティス・レディング)
最初はオーティス・レディングのカヴァーでこの曲を
オーティスの原曲が素晴らしいのですが、(オーティスを聴きたくなります)
このエタのカヴァーもかなりなものです。そもそもオーティスをカヴァーしようとする時点で心構えが違うはずです。生半可に歌える曲じゃないです。
このカヴァーで彼女の歌の迫力は分かっていただけたと思います。
しかし、彼女の歌唱力はもっと迫るものがあります。
この頃からもう男か女か分からないような声なんですが
It’s a Man’s Man’s World (ジェームス・ブラウン)
JB ジェームズ・ブラウンです!
すごいですね~。JBをこんな風にカヴァーできるのはエタぐらい?
Misty Blue
これもカヴァーなんですが、多分オリジナルよりエタの歌が有名なのでは?
Ain’t Nobody Business (live BB King & Etta James, Gladys Knight and Chaka Khan)
3曲聴きましたが、こんなのばかりでは、ちょっとソウル・シンガー・エタ・ジェイムズのイメージに偏りが生じそうなのでライブ映像を見てみたいと思います。
1987年、BB King のステージにゲストとして
グラディス・ナイトとチャカ・カーンとエタ・ジェイムズの3人が呼ばれるという動画です。
みんな懐かしいので、これを見てみましょう!
チャカがまだ細くて可愛い頃ですね!グラディスの歌唱力は定評がありました。
そして一番迫力があるのがやはりエタ・ジェイムズですね。
I’d Rather Go Blind
この流れでもう1曲、ライブ動画で終わりにしたいと思います。
曲は彼女が生涯歌い続けた曲 〈I’d Rather Go Blind〉
若い頃から歳を取ってからまで機会あるごとに歌っていますが、ここではエタ30代
スイスのモントルー・ジャズ・フェス(1975)出演時の動画にします。
「むしろ盲目になりたい」というこの曲にエタは思い入れが深かったようです。
私は何故かエタ・ジェイムズを聴くとサム・クックのことを思い出します。
偉大なるシンガーでした。
2012年に亡くなった時の葬儀の模様なども動画がありました。
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