おススメのピアノ・ジャズ・12人のB級(?)ピアニスト

      2016/11/24

ようこそ。

ジャズ名盤:ピアノ編です。ピアノはねぇ、ほとんどのジャズアルバムで出てくるし、ピアノトリオというジャンルもあるしで、困っちゃうのですが、余り有名なものを取り上げても面白くないと思うので、少し「外した」他の人が余り取り上げないような「名盤」にフォーカスしてみたいと思います。

だから、モンクもパウエルもエヴァンズもピーターソンも出てきません。トミー・フラナガンさえ除きます。言葉は悪いですがいわゆるB級ピアニストも入ってくるでしょう。しかし、聴いて損しない選択になっていると思いますよ。
 比較的新しいものが多くなるかもしれません
(*ジャズ盤で「新しい」というと’80以降くらいを指すでしょう)

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アーマッド・ジャマル

Armad Jamal(アーマッド・ジャマル)〈The Awakening〉(←「覚醒」でしょうね)1970年

ジャマルは少し風変わりなピアニストですが、あのマイルスも参考にしたと言われる独特な間の取り方、高音キラキラ~は、はまるとたまらない魅力です。
A.C.Jobim の名曲〈Wave〉聴きましょう。

ジャマル(piano),ジャミル・ナッサー(bass)、フランク・ガント(drums)
ちなみにこの盤では〈Dolphin Dance〉,〈You’re My Everything〉〈Stolen Moments〉などもやっています。

ジェームス・ウィリアムス

2.James Williams (ジェームス・ウィリアムス) album: Magical Trio 2
ジェームス・ウィリアムスはArt Blakey のバンドに’80年前後に居たpianistです。

曲は〈Bohemia After Dark〉

迫力ある演奏ですね。 Ray Brown(bass),Elvin Jones(drums)ですしね。

実力のあるピアノなのに余り話題にされません。

リチャード・ワイアンズ

3.リチャード・ワイアンズはどちらかと言うと地味な脇役と言う感じでしたが、’80年代ごろから主にヨーロッパのレーベルからリーダーアルバムが出始めました。

 本当は〈Get Out Of Town〉↑というアルバムのタイトル曲を聴いて頂きたいのですが、アップされていないので、Then,Here And Now  というアルバムの〈As Long As There’s Music〉という曲にします。  これもキレイな演奏です。
  

 R.Wyands (p), Lisle Atkinsin(b), David Lee (ds)

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 ジーン・ハリス

4.Gene Harris ⇒ Ray Brown Trio〈Gene Harris Live From NewYork to Tokyo〉
ジーン・ハリスは昔The Three SoundsとしてBLUENOTEレーベルから多くのアルバムを出したピアニストですが、その後忘れられていました。
レイ・ブラウンに再発見されレイ・ブラウン・トリオのピアノとしてConcordレーベルからアルバムが出始め、その後Gene Harris 名義でも多数出ています。
どれも良いのですが、標記アルバムを紹介します。もともと〈The Red Hot〉〈Bam Bam Bam〉というタイトルだった2枚をカップリングして標記タイトルでCD再発されたもの。いい音でいい曲を楽しめる好盤です。(1987&1989)

〈Have You Met Miss Jones?〉
Ray Brown(bass),Gene Harris(piano),Mickey Roker(drums)

ラリー・ウィリス

5.ラリー・ウィリスはその外見(巨体の黒人)に似合わない非常に抒情的なピアニストです。

〈Just In Time〉1989年というアルバムが良いのですが、残念ながらアップされていません。

曲もいい曲ばかりです。

1.Just In Time                          
2.Soul Serch
3.T’s Bag Blues
4.For All We Know
 5.Solar (マイルス)
6.Te Quiero Mi Hermano
7.The Island (イヴァン・リンス)
8.One Finger Snap (ハンコック)
 

YouTube には一切無いようですので、

ソロでの〈It Could Happen To You〉をアップします。
album:My Funny Valentine

ハロルド・メイバーン 

6.Harold Mabern アルバム〈Straight Street〉1991年 から
〈It’s All In The Game〉 
Mabern(piano),Ron Carter(bass),Jack DeJohnette(drums)

⇒曲が削除されていました。これ良かったんですがねー。

仕方ないので動画を貼ります。コルトレーンの曲〈Mr.PC〉をやってますので。

(*最近の日本のVenusでやっているメイバーンはどうも気にいらないもので、避けました。)

モンティ・アレキサンダー

 ⑦モンティ・アレキサンダー

ジャマイカ出身のピアニストの〈Echoes of Jilly〉から〈Fly Me To The Moon〉ベースがジョン・パティトゥッチですね

 

オナジェ・アラン・ガムス

⑧Onaje Allan Gumbs (オナジェ・アラン・ガムス)というピアニストをご存じですか? トランペットのWoody Show のバンドでピアノを弾いていた人です。
非常にクリアなタッチのジャズピアノらしいピアノです。
これ↓〈For All It’s Worth〉でも良く分かります。

album: Dare to Dream

Return to Form  というライブアルバムもなかなか良かったです。

ホレス・パーラン 

⑨Horace Parlan(ホレス・パーラン)
アルバム〈Blue Parlan〉から〈Cynthia’s Dance〉1978年

Horace Parlan (p), Wilbur Little (b), Dannie Richmond (ds)

本当は①のAhmad Jamal が作った〈Night Mist Blues〉が入っているので、そちらが良かったんですが、アップされていないもので。

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スティーブ・キューン

 

⑩Steve Kuhn / Oceans In The Sky  1989年
アルバム〈Oceans In The Sky〉からタイトル曲。

Kuhn(p),Miroslav Vitous(b),Aldo Romano(ds)

近年日本のVenusレコードから聴き応えの無いアルバムを出しているキューンだが、この頃は良かった。
この盤と〈Remembering Tomorrow〉〈Life’s Magic〉の3枚を個人的にキューンの3大名作と呼んでいます。

00001sk5
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この〈Oceans In The Sky〉では〈Lotus Blossom〉〈The Island〉などの曲の印象的な演奏を聴くことが出来ます。

 ドン・プーレン 

 

⑪Don Pullen 〈Healing Force〉1978年

プーレンのソロ。抒情性と激しさを併せ持つプーレン世界。

もっと評価されていいピアニストだったがジョージアダムスの後を追うように1995年に53才で亡くなった。
wiki にも以下のように書いてある。

『プーレンは彼のキャリアを通して驚くほど個性的なスタイルを開発した。

ブルースからビバップ、モダンジャズ、フリージャズの曲を作曲・演奏。

彼の多種多様な作品は、カテゴライズしにくい性質のものである。』

George Adams=Don Pullen バンドのライブ映像はこちらの一番下を

ハンプトン・ホウズ 

 

⑫Hampton Hawes (ハンプトン・ホウズ)1964年の作品  
〈The Green Leaves of Summer〉からタイトル曲。
素晴らしい演奏です。♪♪♪

Hampton Hawes (piano), Monk Montgomery (bass), Steve Ellington (drums)
 ホーズのキャリアの後半の作品だが、もともとの特徴だったブルースフィーリングに加えて抒情性が深まっているようだ。素晴らしい!。

*ホーズはB級などと言ったら大変失礼。超A級ピアニストです!
私も大好きなピアノです。

 

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【まとめ】

しかし、ジャズピアノの世界ってすごいですね。
まずモダン以前の大物たち(エロール・ガーナ―、アート・テイタム、テディ・ウイルソンなど)を除いて、更にモダンの大物たち(モンク、エリントン、ベイシー、パウエル、ピーターソン、フラナガンなど)を除いて書いても、まだまだ十分の一くらいの感じですから。もっともっといますよー!♪

あっ、レッド・ガーランド、ウィントン・ケリー、エディ・ヒギンズ、ウラジミール・シャフラノフの4人は

⇒ジャズ入門:最初に聴きたいピアノトリオ6枚

に書いてますので、そちらをどうぞ。♪

 

 

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