オーディオとジャズ、お宅訪問、素晴らしい音でジャズを聴く!
友人のH氏が、私たちが住む地方都市の郊外に住んであるN氏のお宅に連れて行ってくれました。
N氏は基本的にJAZZのレコードコレクターです。
そして、それらのレコードやCDを素晴らしい(基本自作の)オーディオで聴いてある方です。
*あっ、最初にお断りしますが、私はオーディオのことは全然詳しくありません。
映像を見ながら説明してゆきましょう。
スピーカー
じゃーん!これです。
えー、基本は ALTEC の515ウーファー
緑色のハコは勿論手作りです。
上に載っている輝く砲弾のようなヤツ
真ん中にあるのがドライバー、右側がツィーター
この二つはJBL社製のものに無垢のステンレスから削りだしたホーンが取り付けてあるのです。(ツィーターは JBL075)
ドライバーだけで30㎏の重量がある。ド迫力です!
ターンテーブル
このターンテーブル、厚さ13cmあります!
そして普通は30cm径ですが、これは45cm径あるのです。
巨大なステンレス・スティール・インゴットから削り出したものだそうです。これだけで重さ200kg。
その下のスティール製の台が重さ300kg。
合わせて500kg。 0.5トンです。
普通の床に置いたら床が抜けます。床はコンクリートの塊です。
このオーディオ、塊だらけです!
こんな装置で何を聴くのか?
もちろんJAZZです!
N氏はバディ・テイトのサックス音を生で聴いた時、その色っぽくて艶やかな音を再現したい!と思い、結局このようなことになった、と語ります。
◎ところで真空管アンプもありました。
1930年代製の71A 出力が1Wだそうです。
最近のアンプは大きいものは200W+200Wとかですから…
これでいい音が出るのですから驚きです。
N氏のコレクション
レコードが約6000枚
CDと合わせると1万枚を超えるでしょうとのこと。
壮観です。
聴いてみるレコードはチャーリー・ラウズとセルドン・パウエルの盤
〈WE PAID OUR DUES!〉
セロニアス・モンクのグループで大人しくテナーを吹いていたラウズのサックス! こんなすごい迫力だったのですね。
しかしこの音はアナログレコードでないと出ない深い音です。
デジタルCDでは無理です。
また、しかし、ですがこの装置でないと出ないサックス音です!
テナーサックス、生音でもこんなに深いか?と思われるレベルです。
あっけにとられます。
BLUENOTEの10インチ盤などがディスプレイされていました。
まとめ
N氏のオーディオ、すごいのですがあくまでも音楽を聴くための装置(手段)なのです。 そこがたまにいるオーディオマニアとは違います。
また単にお金をかけると揃うというものではありません。
情熱のなせる業です。
是非、またお邪魔したいものです。
ーーーーーーーーーーーーー今日は「お宅」訪問でした。
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