ビーチボーイズ(ブライアン・ウィルソン)の曲Don’t Worry Baby とそのカバー、そしてBe My Babyとの関係
キャッチ画像はYouTubeより引用
Don’t Worry Baby
ザ・ビーチボーイズ1964年の曲で、勿論ブライアン・ウィルソンが作っています。
いい曲です。
当然カバーも生まれていますが、
何だかポップス曲のスタンダード・ナンバーのようになっていると思います。
*例えば「アンチェインド・メロディ」「スタンド・バイ・ミー」のような。
*映画「最高の人生のはじめ方」(モーガン・フリーマン、ヴァ―ジア・マドセン主演)の最初でもこの曲が流れ嬉しくなりました。
*1曲だけでいいよ、という方はビリー・ジョエルのライブだけでも是非!
Contents
ビーチボーイズのオリジナル
オリジナルを聴きます。発売時シングル盤ではB面曲だったのです。
出だしの音、一瞬〈Be My Baby〉を思わせます。曲の構成にも似たところがあります。
ブライアン・ウィルソンはBe My Babyを「理想のポップス曲」と言っていたそうですから。
オリジナル収録アルバム↓
ロニー・スペクター
という訳で、Be My Babyを歌ったザ・ロネッツのリード・ボーカル ロニー・スペクターもちゃんと歌っています。
ビリー・ジョエル
ビリー・ジョエルがライブ映像で歌っています。
この曲ビリー・ジョエルに良く似合います。
*一種のハッピーソング(人を幸せな気分にする歌)ですね。
何しろ、ドント・ウォーリー・ベイビー! なんですから。
ヒューマン・ネイチャー
話は繋がっていくものでして、さきほどの〈Be My Baby〉の見事なカバーをやっていたオーストラリアのコーラスグループ、ヒューマンネイチャーが、やはりというかこのDon’t Worry Baby もカバーしているんです。
ウィルソン・フィリップス
ウィルソン・フィリップス(Wilson Phillips)は、1990年にチャイナ・フィリップス(Chynna Phillips、1968年 – )とカーニー・ウィルソン(Carnie Wilson、1968年 – )、ウェンディ・ウィルソン(Wendy Wilson、1969年 – )姉妹によって結成されたアメリカの女性コーラスグループ。
カーニーとウェンディはザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンを父に持つ2世アーティストである。
ーーーWikipediaより
何だか話が連鎖してゆきます。ブライアン・ウィルソンの娘のグループだなんて。
スーザン・カウシル
Susan Cowsill – Don’t Worry Baby
カウシルズというグループがあったことを覚えてあるでしょうか?
彼女はその一番若いメンバーでした。
ロリー・モーガン with ビーチボーイズ
ブライアン・フェリー
ここに至って、この曲がブライアン・ウィルソンによるフィル・スペクター&Be My Babyへのデディケートソングとして公認されていることを確信しました。
B.J.トーマス
知らなかったのですが、アメリカではカントリー歌手B.J.トーマスによるカバーも有名なのですね。
ビーチボーイズ・ライブ・イン・ジャパン 2012
最後はビーチボーイズの日本公演(2012年)の映像にします。 この曲、時間の経過を経てビーチボーイズの代表曲になっていたのですね。
まとめ
この記事を書くことによって、
フィルスペクター、ザ・ロネッツ、Be My Baby、ブライアン・ウィルソン、Don’t Worry Baby
の関係が分かってきました。(書く前は分かっていなかったのです^^)
とにかく「いい曲」は色々な広がりを持つものなんですね。
★最後まで読んで下さってありがとうございます。