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マイルス・デイヴィスが作ったマイルストーンズという名曲の色んな演奏を聴きなおす

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。

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Milestones : これもマイルス・デイヴィスが作った間違いなく名曲です。
そして(単純な意味で)マイルスが作った曲の中で一番楽しい曲ではないでしょうか。

曲名はもちろん「里程標」と「マイルスの音」(Mile’s Tone) をかけています。

マイルス・デイヴィス・セクステット

マイルスは1955年 のアルバム〈Round About Midnught〉からコルトレ―ン、レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョーのクインテットで多くの演奏、録音を行っています。
そしてこの‛58年のアルバム〈Milestones〉でもう1管のキャノンボールを入れます。
ーーさらにピアノをビル・エヴァンスに、ドラムをジミーコブに変えて翌年の〈Kind Of Blue〉へと繋がるわけです。

という訳で聴きましょう。マイルスによる「マイルストーンズ」

Miles Davis(Trumpet)
John Coltrane(Tenor Sax)
Cannonball Adderley(Alto Sax)
Red Garland(p)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(d).  1958年

ビル・エヴァンス

 

この頃のビル・エヴァンスはマイルスが作った曲を必ず採りあげて、自らも演奏していました。(Solar もNardis もやっていますね)
Milestones もあの「ワルツ・フォー・デービー」で演奏しています。 エヴァンスはもちろん、ベースのスコット・ラファロもメロディを奏でて見事なピアノトリオ演奏になっています。(1961年)

ウォルター・ビショップ・ジュニア

ピアニスト、ウォルター・ビショップJr.が1961年のアルバム〈Speak Low〉でこの曲をやっています。
これもまた本家マイルスにピアノトリオで挑む意欲的演奏です。

Walter Bishop, Jr. (piano)
Jimmy Garrison (bass)
G.T. Hogan (drums)

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マイルス・デイヴィス・クインテットーーイン・ベルリン

マイルスは’63年にハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスのリズム・セクション+テナーサックスのクインテットを結成します。
最初のテナーはジョージコールマンでした。
そのコールマンが入った〈Miles In Europe〉でもMilestonesを演奏していました。

そして’64年秋にはテナーにウェイン・ショーターが入り鉄壁の黄金のクインテットとなりました。その最初のライブ録音が〈Miles In Berlin〉でした。
そこでのMilestonesを聴きます。

Miles Davis (trumpet)
Wayne Shorter (tenor sax)
Herbie Hancock (piano)
Ron Carter (bass)
Tony Williams (drums)

バディ・リッチ・ビッグバンド

この「豪華な」曲はビッグバンドで演奏しても面白いと思うのですがバディリッチのビッグバンドがやってくれてますのでそれを聴きましょう。
(1971年、ロニー・スコット・クラブでのライブ)

マウント富士ジャズ・フェス

実に充実したジャズ・フェスであったマウント富士において’92年の日野皓正、ジョシュア・レッドマンたちによる優れた演奏が記録されていますので、是非。

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トミー・フラナガン

名手トミー・フラナガンがロン・カーター、トニー・ウィリアムスとのトリオでやっていました。(マスタートリオと言ってたみたいです)

●エヴァンス、ウォルター・ビショップもそうだったけど、ピアノトリオでもカッコよく演奏できる曲なんですネ!

 

それではこの辺で。

読んで下さってありがとうございました。

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Comment

  1. Daiki より:

    So what!

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