大阪のジャズ専門レーベル澤野工房がエライ!Amazonにも特設ストアあり
↑キャッチ画像は 出典:blog-shinjuku-jazz.diskunion.net
今日は日本の大阪の履物屋さんがやっている
ジャズ専門のレーベル ATELIER SAWANO
澤野工房の紹介です。
澤野工房とは
まずはWikipediaで調べます。
澤野工房(さわのこうぼう)は、大阪市浪速区にある履物屋・ジャズ・レーベルである。アトリエ澤野(あとりえさわの、Atelier Sawano)の商号も持つ。「聴いて心地よかったらええやんか」というシンプルなコンセプトの下、CD・DVDの制作や販売を行い、その品質の高さでジャズ愛好家の支持を集めているレーベルである。
大阪・新世界の履物屋の4代目店主・澤野由明は、大学生時代から「日本で買うレコードがなくなるほど買い集めた」熱狂的なジャズ好きであった。同じくジャズ好きの3歳下の弟はしばしばヨーロッパにジャズのレコードを買いに出かけ、その際澤野もレコードを買ってきてもらっていた。それも当初は趣味に過ぎなかったが、弟がフランスに移住したのをきっかけに、1980年に澤野商会を設立した。
ーーーWikipedia
私が知った時はまだ澤野商会という名前でした。
とにかく好きで好きでついにレコード→CDを自ら販売を始め、更にプロデュースするまでになったという、浪速が誇るジャズ専門レーベルなのです。
大阪来たら絶対のとこ澤野工房。
靴屋じゃなくてジャズのレーベルです。靴屋の中にあるけど。
代官山蔦屋のバイヤーさんに気に入られて大きなコーナーがあります。
CDは東京でも買えますがLPはやはりここに来て。何より澤野さんに会いたくて! pic.twitter.com/nFGpQowkzY— まつりL.S.(tabula rasa) (@LittleJoe_MB) 2014年12月21日
澤野工房のCD、Amazonとの提携
初めて買った澤野のCDがこれです。
ロシア出身のジャズ・ピアニスト、ウラジミール・シャフラノフのアルバムです。
当時も今もシャフラノフのCDは澤野工房でしか買えないのです。
次に買ったのが同じシャフラノフのこれです。
*お断りしますが、澤野工房の音源はYouTubeでは一切アップされていません。従ってアップすることもできません。
澤野工房が扱っているのは、ほぼヨーロッパのピアニストです。
余り知られていない、ピアニストが多いのですが、それだけに好みのピアニストを見つけた時の喜びは大きいのです。
そのためにも、Amazonとの提携は必須だったでしょう。
澤野工房がAmazonと提携して、正式に発売を始めたのは2013年からです。
↑ここで澤野由明氏の語りを見れます
◎こんなジャケットもあります。
これなんかは、以前紹介したECMレコードに共通するデザイン感覚ですね。
ジャケットの美しさでも有名なECMレコードのおすすめ盤とアーティスト⇨
嬉しいことに澤野工房のCDはプラスチック・ケースではなく紙製デジパック仕様になっています。
◎ご覧のようにジャケット・デザインも秀逸なものが多いのです。
思わずジャケ買いしそうになります!
参考動画
澤野工房の音源のアップはできませんが、
◎例えば上にジャケットを紹介したロベルト・オルサーの演奏の別のものが聴けますのでアップします。
◎アレッサンドロ・ガラーティも音源がありましたので、リンクします。
まとめ
以上大阪のエライ、レーベル 澤野工房の紹介でした。
ECMとこの澤野工房を通してヨーロッパのピアニストを日本で愉しむことができます。
たいしたものです。そういう意味ではアメリカより恵まれているかも知れません。
人間の情熱は大きな仕事をするものだーーということも思いました。