2/14 プレバト俳句・お題は「東京から見る富士山」新特待生誕生

【全ての画像は番組HPより引用】https://www.mbs.jp/p-battle/(アイキャッチ画像を除く)
2月14日 プレバト・俳句の才能査定ランキング
お題は「東京から見る富士山」
Contents
出演者
・高橋真麻
・関根勤 (前回は「キングオブ凡人」と言われた)
・鈴木光
・草刈民代
・飯尾和樹 (ずん)初登場
特待生
・北山宏光 (Kis-My-Ft2)
・梅沢富美男 名人10段
梅沢富美男、現在東国原英夫10段と同列に並んでいます。
査定結果速報
4位 飯尾和樹
春の街 バニラアイスが 呼んでいる
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街は春 バニラアイスの ごとく富士
梅沢:季語2つ、春とバニラアイス(夏の季語)しかし意味不明
先生:氷菓は夏の季語。季語2つはいいとして、(話を聞けば)バニラアイスが富士山の比喩とのこと。それなら比喩と分かる表現にする。
添削句のようにちゃんと富士を入れる! バニラアイスは弱くなって季語でなくなる。
2位 高橋真麻
風邪ふたり 新居の窓の 富士はるか
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直しなし
・風邪が冬の季語
北山:幸せな句ですが、ただバカップルな空気が・・・
先生:綺麗にできている。ふたりが効いている。前途洋々な感じが伝わる。
結婚すると女はやるな!と。
5位 関根勤
春の富士 ヒマラヤの事 どうおもう
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(添削不能)
関根:富士山は他の山と比べてどう思っているのか考えた。(笑)
梅沢:俳句になってない。普通の言葉を並べただけ。
先生:話を聞いて、作者の人生訓として書いただけということが分かった。
俳句というよりはトイレに掛けてある格言カレンダー。
俳句として添削できない。散文を無理やり押し込めないように。
3位 草刈民代
初稽古 ふと見た窓に 白き富士
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初稽古の 息や窓なる 白き富士
梅沢:「ふと見た」が無駄な言葉。勿体無い。
先生:初稽古が季語。格調もある。
季語を主役にするべき。上5を字余りとして添削句のようにすると言いたいことが全部表せる。
1位 鈴木 光
教室の わたしを富士へ 白き梅
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教室の わたしを富士へ 朝の梅
教室の わたしを富士へ 風の梅
梅沢:恐れ入りました。2回目でこんな句ができるのか。
先生:ふつう、「わたし」という言葉を書く必要はないのだが、これは意味がある。
「を」と「へ」という助詞が明確になっているので、これで分かる。「わたしを富士へ」で止められるところが立派。
先生:未知数のところがあるが、若い才能を入れるために
特待生へ昇格!しましょう。
特待生昇格試験
北山宏光
春光や 富士の淡緑 目に優し
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目に優しきは 淡緑の 春の富士
査定結果:現状維持
先生:中途半端
春光という季語は春の景色全体を指す。
「目に」は敢えて入れたかったんですね?
それならもう春光という季語も要らなくなる。
梅沢富美男
ビル街や 窓にあまたの 山笑う
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・・・・
梅沢:「山笑う」が季語。
査定結果:現状維持
先生:物足りない。
「や」という強調の位置が正しい判断。
「ビル街の 窓やあまたの 山笑う」
とした可能性もある、そこを避けたのはさすが。そこは褒めたい。
ただ、こんな発想の句はたくさんあるから、物足りない!
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●特待生二人は現状維持でした。
そのかわり、鈴木光が超特急で、新特待生に上がりました。