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ソニー・ロリンズの「コンテンポラリー・リーダーズ」は楽しい名盤だ

 
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団塊世代ど真ん中です。 定年退職してからアルト・サックスを始めました。 プロのジャズサックス奏者に習っています。 (高校時代にブラスバンドでしたけど当時は自分の楽器を持っていませんでしたので、それっきりになりました) 主にジャズについて自由に書いています。 独断偏見お許しください。
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ジャズの最後の巨人、ソニー・ロリンズ

1930年生まれですから今年87歳

昔のジャズメン、麻薬に耽溺した時期のある人は余り長生きできない、というのが定説ですが、

ロリンズはよほど強靭な肉体を持っているようで、まだ現役で頑張っています。

ロリンズのライブを聴いた人が口を揃えて言うことですが、そのエネルギッシュな演奏、延々と吹きまくるアドリブにあっけにとられる、らしいのです。

とは言え、やはりCDで聴くとなればどうしても’50年代、’60年代の録音ということになります。

いわゆる名盤と言われるアルバムがたくさんあるのですが、ここでは次の1枚のアルバムに焦点(フォーカス)したいと思います。

ウエスト・コースト最高のレーベル CONTEMPORARYに残したアルバムです。(社主:レスター・ケーニッヒ

 

参加メンバーもウエスト・コースト・ジャズを代表する人たちです。

バーニー・ケッセル(ギター)
ハンプトン・ホーズ (ピアノ)
ヴィクター・フェルドマン(ヴァイブ=選んだ3曲には入っていません)
リロイ・ヴィネガー(ベース)
シェリー・マン(ドラムス)

↑心躍るメンバーですね。
このメンバーとの共演は誰しも聴きたくなるはずです。

この1958年L.A.録音の素晴らしいアルバムから3曲を聴きましょう。

How High The Moon

まず、何と言っても有名なこの演奏です。

 

 

●ポイント

ロリンズの豪快なテナーサックスの音と歌心。
そしてウエスト・コーストの名手たちの素晴らしい演奏。
それが、Contemporary Record の名録音技師ロイ・デュナンの手で見事な音で捉えられています。
ケッセルのギター、ヴィネガーのベースなど聴きどころ満載の曲でした。

 

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I’ve Found A New Baby

 

●ポイント

はい!。この「新しい子を見つけたよ」という、はやり歌でもロリンズの強烈な歌心が炸裂します。
シェリー・マンのドラムが背後で煽りまくります。それがゾクゾクします。

 

Alone Together

もう3曲目です。アローン・トゥゲザー。

●ポイント

ハンプトン・ホーズのピアノから始まります。この弾むようなピアノがホーズの特徴です。そしてスィンギーなケッセルのギター。

しかし、この時代のロリンズはもう誰にも止めることが出来ません!

 

まとめ

ロリンズには素晴らしい演奏がたくさんあります。

名盤がたくさんあります。

とても紹介しきれないので、考えた末に Contemporary Leaders という1枚のアルバムを紹介することにしました。

この3曲でもロリンズの凄さの一部を垣間見ることが出来たのではないでしょうか?

また機会があったら、もっとロリンズを紹介したいと思っています。⇩ ⇩ ⇩

*読んでくださってありがとうございます。
Thank you very much for visiting the site.

 

こちらで、ロリンズの初期名盤を紹介する記事を書いています

ソニー・ロリンズの初期名盤を聴こう! 

 

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