プレバト俳句11月23日、お題は「冬の東京湾」名人藤本の句が惜しい!キスマイ北山は?
↑画像は 番組HPより 引用
冬も本格的になりましたね。
11月23日放送のプレバト、俳句お題は「冬の東京湾」とのことです。
Contents
出演者
・丘みつ子(女優)ーー初登場
・原田龍二(俳優)ーー初登場
・アンミカ(モデル?)ーー初登場
・阿部桃子(ミス・ユニバース・ジャパン)ーー初登場
阿部祐二(リポーター)の娘だそうです
・北山宏光 (Kis-My-Ft2)
の5人
そして特待生は
・名人 藤本敏史
藤本はさきの「金秋戦」で7位と振るわなかったが果たして今回雪辱できるか?。
■番組が始まるとここで速報します。
査定結果発表
2位 原田龍二
足元に 波からみつく 冬茜
⇩
直し無し
先生:冬茜(冬の夕焼け)が季語
言いたかったことをきちんと17音に入れている。
「からみつく」が気になる(好みが別れる)が、これは作者のオリジナルとして尊重する。
4位 丘みつ子
海中は 夜の賑わい 陸師走す
⇩
海中は 夜の賑わい 星師走
先生:あの写真から海中にゆく発想は素晴らしい。
勿体無いのは下5,理屈を言っている。「師走」に「す」を付けたのが意味不明
(*浜田が「星か!」と呟き先生に感心される)
理屈よりも映像を!
3位 阿部桃子
冬海に つどう動物 孤独かな
⇩
冬海に つどえる鳥の 孤独かな
名人:いいのですが・・・分かりにくい。
阿部:クレーンを動物に例えた。
先生:センスも悪くない。集うことの中の孤独を表現しようという意図も良い。
が、いかにせん「動物」ではイメージがわかない。
表現は具体的に。添削のように例えば鳥(何でもいい)とすることで、具体的イメージとなる。
この辺の詰め方を覚えるとこの人も伸びるかも。
5位 アンミカ
オリオンを 仰ぐ2人の 縁かな
⇩
オリオンを 仰ぐ二人や 海匂う
藤本名人:オリオンは星座、「仰ぐ」は要らない。
先生:名人の言う通り。一見カッコいいが要らない所だらけ。
数字の2は間違い。
縁(えにし)と言って気持ちいいのはあなただけ
うっとりされても読み手の心には響かない
結局「オリオンの二人」しか言ってない。
添削は作者の言葉を残さないと、全部無くなるから、敢えて「仰ぐ」も残して添削した。
ーーーーーーーーーー
△アンミカわけ分からないことをごちゃごちゃ言って失笑を買う。
1位 北山宏光
(キスマイの中では横尾渉、千賀健永に大きく遅れを取っている)北山が歓喜!!
北山:阿部桃子の添削で鳥が出てきてピーンとなった!
影落ちて 冷たし鉄の 鳥八羽
⇩
直し無し
藤本名人:「鉄の鳥」で何のことか分かるようになっている。
先生:まず語順がとてもうまい。
写真を見てない人にとって「鉄の鳥」は想像力をかき立てる。
読みの奥行きがあって、それを受け止める句になっている。
「冷たし」が季語。
特待生昇格試験 藤本敏史
ガントリークレーンの 上の 冬星座
⇩
ガントリークレーン 冬の星座吼ゆ
藤本:写真を見て調べてガントリークレーンという言葉を知った。それを使おうと思った。
そのまんまやないか!俳句です。
査定は現状維持
先生:勿体無い
名人の手からこぼれた一言は 「上の」
さっきアンミカの句に「仰ぐ」は要らない、と言ったのは誰?
ガントリークレーンという(強い)言葉と星座だけを言えばいい
ガントリークレーンでビシッと切る。
藤本名人:吼えさせることできへんかったなぁ。
まとめ
という結果でした。
◎名人藤本敏史の句、先生の言う通りでしたね。
ガントリークレーンという、聞き慣れない、インパクトのある言葉をもってきながら詰めが甘かったんですね。
しかし藤本が言うように「吼える」は簡単には思いつかないです。
「ガントリークレーン」と「星座」でゆくと心を決めたあと、どんな言葉が追加できるかが考えどころですね。 難しいです。
◎アンミカの句のけなし方も納得いきましたねー。
自己満足でうっとりしちゃうのが一番恥ずかしいことですね。
気をつけましょうね。(俳句以外にも当てはまることですね)
読んでくださってありがとうございます。
⇨プレバト俳句・2017まとめ はこちらです。