ポンコ・ミラー(ユッコ・ミラー+村上ポン太)の中洲ジャズ2018での演奏
キャッチ画像出典:http://zengakkyo.com/interview/010.html
中洲ジャズ2018・1日目 開幕のステージ
ポンコ・ミラーを聞きました。
Bステージ(清流公園)17:00~17:40
蒸し暑く、ポツポツと雨が降り始める中
・オール・スタンディング(立っていなくてはならない)
・傘をさしてはいけない
・撮影・録音一切NG
という条件でした。
という訳で画像を取ることができませんでした。
ポンコ・ミラー
ポンコ・ミラーのメンバーは
ユッコ・ミラー(アルトサックス)
折重由美子(キーボード&クラビオーラ)
前田順三(エレクトリック・ベース)
村上ポン太秀一(ドラムス)
演奏
演奏は全6曲
1曲目はユッコを除くトリオの演奏。
折重がクラビオーラ(ピアニカのような楽器)をやっていました。
2曲目、3曲目の感想は省略です。
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4曲目
4ビートのジャズでした。
曲名はちょっと分かりませんが、聞き覚えはあったので、スタンダード曲だと思います。
これが良かったです。
ユッコは普通にバップのジャズがやれることは、動画で見て知っていました。
やはり普通のジャズはイイです。
こうなると「キーボードもベースもアコースティックならもっといいだろうな」と思いました。
5曲目
はユッコのオリジナル曲でした。
(曲名はよく聞き取れませんでしたが筆者には〈Miller Crew〉と聞こえましたーミラクルとかけている?)
これはコルトレーン風?あるいはウェイン・ショーター風?にも聞こえるものでした。多分両者の影響を受けたものだと思います。
ワウワウを使ってフットペダルで、エフェクトのかかった音も出していました。
悪くなかったです。
最後6曲目
は「ようこそジャバリパークへ」という曲でした。
子供(?)は知っている曲のようです。
その曲のユッコの演奏がYouTubeにありますので、アップします。
ユッコ・ミラーの喋りですが、
上の動画でも聞けますが、アニメ声(?)で「ミラクル星から来たんだよー!」的なことを言ってました。
キャラ作りかもしれませんが、まあね、この時代仕方ないですかね。
まとめ
・ユッコ・ミラーのサックスの腕は確かです。
普通のジャズをもっとやって欲しいものだと思いました。
勿論今の時代ですから、古めかしいジャズばかりやれというのはムリなことは分かっています。
しかし4ビートジャズ(ハードバップと言ってもいいです)
の良さを充分わかってるユッコですから、レパートリーの半分はそんなジャズをやってもいいのじゃないでしょうか。
あのキャラ作りや外見ともギャップがあって、却っていいんじゃないかと思います。
・村上ポン太秀一はさすが、百戦錬磨、どんなことでも出来るドラマーとして
激しく叩いていました。
話題の若い女性サックス奏者をどのように村上ポン太が支えるかが興味の一つでしたが、余裕のドラムでした。
それにしても見た目が派手なドラムセットでした。
・上にも書きましたが、普通にアコースティックな編成のジャズが聴きたいーーと思ってしまいました。
(中洲ジャズではアコースティック・ピアノは難しいようですが)
*しかし、タダとは言え立ち見、雨の中はつらいですね。激しく降らなかったから良かったですが。
◯本当はこんな演奏を聴きたかったんですけど。
参考:This Masquerade
レオン・ラッセル→ジョージ・ベンソン→カーペンターズのポップス曲を見事なジャズに!