ジャズの名曲シリーズ:On Green Dolphin Street「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」ブロニスラウ・ケイパーの作曲
前回 INVITATIONという曲を紹介しましたが、
今回も同じブロニスラウ・ケイパーが作った曲 On Green Dolphin Street です。
この曲も映画音楽として書かれました。従ってon green~というタイトルはその映画のタイトルです。
覚えやすいメロディで、ジャズ曲としても広く親しまれている曲となっています。
Contents
マイルス・デイヴィス
やはりこの曲の一番有名な演奏(というかこの曲を初めてジャズとして演奏した)マイルス・デイヴィスによるものをまず聴きましょう。
↑この映像のカバー、何故かKind Of Blue になっています。実際は下のアルバムです。
しかし、、、この演奏本当にカッコいいです。
Miles Davis (tp)
John Coltrane (ts)
Canonball Adderley (as)
Bill Evans (p)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)
ライブ演奏ならこちら
ビル・エヴァンス
上でもピアノを弾いていたエヴァンズが翌年(’59年)に録音したアルバムです。
ウィントン・ケリー
次はウィントン・ケリーが〈Kell Blue〉で演奏しているグリーン・ドルフィンです。
ポールチェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)
グラント・グリーン w/ ソニー・クラーク
BLUENOTEにおけるグラント・グリーンとソニー・クラークの共演。
Grant Green (g)
Sonny Clark (p)
Sam Jones (b)
Louis Hayes (ds)
グリーンのシングルトーンが気持ちイイ。この曲にピッタリ! ソニー・クラークも!
2枚組のコンプリート盤 ↓
ダグ・レイニー
とにかくいい演奏を探してアップするという方針でやっています。
いくら有名な人の演奏でも気に入らなければ挙げません。
時代は飛びますがダグ・レイニーの演奏に行きます。SteepleChaseで録音しています。
ダグのデビュー盤のようですが、お父さん(ジミー・レイニー)にそっくりなギター音。
オスカー・ピーターソン・トリオ+ミルトジャクソン
素晴らしい!!
エリック・ドルフィー
最後は少し異色ですが、エリック・ドルフィーが自身のアルバム〈Outward Bound〉でやっています。
メンバーは
Eric Dolphy (as,bc,flute)
Freddie Hubbard (tp)
Jackie Byard (p)
George Tucker (b)
Roy Hanes (ds) と豪華です。
これもまた素晴らしい演奏です。
★ ★ ★ ★
●以上、On Green Dolphin Street でした。
見て頂いてありがとうございます。