コニー・エヴィンソンは大人の魅力:「Gypsy In My Soul」は彼女のジャンゴ愛に溢れた名作
ジャンゴ・ラインハルト⇨ のことを書いたのですが、
ジャンゴ=ジプシー・スウィングの世界を歌っているアメリカ人女性歌手を思い出しました。
コニー・エヴィンソンがその人です。
アメリカ、ミネソタ州生まれの実力のある歌手なのですが、何故か紹介される機会は少ないようです。
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アルバム「ジプシー・イン・マイ・ソウル」
そしてコニー・エヴィンソンがジプシー・スウィングにスポットしたアルバムがこれです。
Nature Boy
早速このアルバムから、これはジャンゴの曲ではない、アメリカの曲ですが〈Nature Boy〉
を聴きたいと思います。
ギターとヴァイオリンがジャンゴ的ムードを作る中で、コニーがこのアメリカのポップソングで、あっちの世界に連れて行ってくれます。
Gypsy In My Soul
では本格的にジャンゴ世界を歌っているタイトル曲を聴きましょう。
この曲ではクラリネットも効いていますね。
コニーのスキャットも粋です。
Nuages
ジャンゴが作った曲として有名な〈Nuages〉「雲」を聴きましょう。 コニーはフランス語で歌っています。(後半は英語になりますが)
アメリカ・ミネソタ生まれの女性がこのような世界を作れることがちょっと驚きでもあります。
Lover Come Back To Me
このアルバムからもう1曲だけ聴きましょう。
ジャズ・スタンダードの〈Lover Come Back To Me〉です。
アルバム全体の雰囲気(ジプシー・スウィング=ジャンゴ)に合わせた見事な歌唱になっています。
その他のコニーの動画、アルバム
ここで、彼女の歌う動画を見てみたいですね。2011年の映像。
曲は〈Bluesette〉(トゥーツ・シールマンスが作った曲ですね)
この頃、コニーは50歳前後と思われますが、非常に魅力的です。
50歳くらいのアメリカ人女性歌手でこれほど、立ち姿、歌う姿が魅力的な歌手は他に知りません♡
大人の魅力です。
☆☆☆
コニーは〈Let It Be Jazz〉というビートルズ・ナンバーを歌うアルバムも出しています。
これも単なるビートルズ・カヴァーではなく、見事なジャズアルバムとなっています。
1曲だけ聴きましょう。
Oh! Darling
いいジャズになっていますね!
間奏のサックス(Kathy Jensen)もかっこいいです。→この人、Princeのバンドで長くサックスを吹いていた人です。コニーとはデビュー・アルバム〈I Have Dreamed〉からの付き合いです。
◎余り語られることが少ないコニー・エヴィンソンですが
自分だけのお気に入りリストに入れたくなるような人です。
*一つだけコニーのCDを出している会社に文句があります。
ジャケット写真が「怖い顔、ブサイクな顔」のものが多いのです。何故あんな写真を使うのでしょうか?
買う気力が失せます。
(このブログではいい写真を集めました。歌っている動画でも分かるようにコニー・エヴィンソンは非常に魅力的な外見です!)
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