ジャック・マクダフとジミー・フォレストの共演がかっこ良くないはずがない・The Honeydripperなど
暑かった2018年夏もようやく終わりかけているようです。
そろそろ(暑すぎて聴けなかった)ブルージーなジャズでも聴きましょう。
オルガンのジャック・マクダフとテナー・サックスのジミーフォレストの共演盤を2枚紹介します。
Contents
ジャック・マクダフ
ジャック・マクダフ(Jack McDuff、1926年9月17日-2001年1月23日・74歳没)は、
アメリカ合衆国イリノイ州出身のジャズ・オルガン奏者。1960年代のソウル・ジャズの代表的なプレイヤーの一人。
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ジャズ・オルガンと言えばジミー・スミスが突出して有名ですが、このマクダフもブルージーでカッコいいオルガニストでした。
ジミー・フォレスト
1920.1.24 – 1980.8.26 (60歳没)
米国のテナーサックス奏者。
ミズーリ州セントルイス生まれ。
フォレストの演奏はジーン・アモンズなどのボステナーの系列に加えられるでしょう。しかし、フォレストはそれにとどまらない、風格のあるテナーマンでした。その余裕のある落ちついた演奏はジャズの、テナーサックスの、カッコよさを明快に感じられるものでした。
筆者は大好きなテナーの一人です。
タフ・ダフ Tough ‘Duff
1枚目はこれです。
このアルバム
ジャック・マクダフ × ジミーフォレスト × レム・ウィンチェスター
マクダフとフォレストに加え、更にヴァイブのレム・ウィンチェスターも聴けるという珍しいアルバムなのです。
とにかく1曲聴きましょう。
Smooth Sailing
〈Night Train〉に似たソウルブルースでした。
枯葉 Autumn Leaves
「枯葉」もやっていますので聴きます。
それから、ウィンチェスターのヴァイブの魅力の一端も分かって頂けたのではないでしょうか?
ブルージーにねばる叩き方が出来るプレイヤーでした。
ハニードリッパー The Honeydripper
さて次のアルバムです。
こんどは
ジャック・マクダフ × ジミーフォレスト × グラント・グリーン
こんどはマクダフ、フォレストにグラント・グリーンのギターが入るという、
これまたしびれる布陣のアルバムです。
Grant Green (1935年6月6日 – 1979年1月31日・43歳没)
これも前の盤と同じで、マクダフがベースラインを弾きますので、ベース無しでドラムスが入るだけのカルテット演奏です。
The Honeydripper
タイトル・ナンバーです。
I Want A Little Girl
I want A Little Girl というブルースのスタンダード曲を聴きましょう!
Dinky’s Blues
最後にジミーフォレストが余裕綽々とヨタってみせるブルース・ナンバー
〈Dinky’s Blues〉を聴いて終わりにします。
まとめ
Tough ‘Duffが’60年、The Honeydripperが’61年のアルバムでした。
録音されて60年近くが経ち、ここに登場した人達も皆故人となっています。
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カッコいい人たちでした。
今聴いてもそう思えます。
★最後まで見ていただいてありがとうございます★