新聞の人生相談を読み、「40代男、再婚相手が見つからない」という悩みに勝手に答えました
新聞の「人生相談」欄を読むのが割と好きです。
相談を読んで、「回答」を読まないで、自分ならこの相談にどう応じるだろうか? と考えるのが好きです^^。
先日の読売新聞でこんな相談がありました
久しぶりに答えてみたくなる質問がありました。
↑見えますか?
【勝手に回答】
早速勝手に回答始めます。
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まだ40代のあなたが「退職した後の誰とも会話が無い生活を思うと、ゾッとします」と書いてあるところにかなり深刻な問題を感じます。
離婚の経験が大きなダメージになってあることは良く分かります。しかしそれはそれ、もう済んだことではないでしょうか?まだ心の整理が出来ていないのでしょうか。そんなダメージを抱えたまま婚活をしても、なかなかうまく行かないだろうと思います。
あなたがすることは、まず、仕事に打ち込んでください。もっと収入が増えるくらい一生懸命に仕事をしてください。
婚活なんか止めなさい。そして余る時間があれば好きなことをしてください。
「趣味はそれなりにある」ということですが、これをやっている時は幸せと思えることを見つけてください。それは一人で孤独にやるほうがいいでしょう。人とつるむことなんか考えないでください。「オタク」になるくらい没頭できることが出来ればいいですね。
そのような日々を何年でも続けてください。
そして本を読む習慣も持ってください。本は視野を広げてくれます。世の中には実に色々な人がいることが分かります。
一生懸命仕事に打ち込むあなたの姿。そして、時間があれば好きなことに没頭するあなたの姿。
そういうあなたを遠くから見て、「話をしてみたい」と思う女性が現れるかもしれません。
*新聞の回答者(女性)の回答を読むとほぼ同じ趣旨の答えを書いてありました。
★美輪明宏さんも次のように言ってありますな。
いつも素敵な音楽を聴いて、素敵な本を読んで、素敵な人と出会って、常にいいものに触れていると、その人が歩いているだけで自然にものすごいオーラが放たれているものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー美輪明宏
さすが美輪さん、言うことが違います!
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もし伊集院静氏だったらどう答えるか?
■これは読売新聞の人生相談であり、回答者も女性だったので、非常に優しい回答になっていましたが、もし週刊文春の伊集院静氏の相談欄であったらおそらく以下のような厳しい回答になったと思います^^
「君は40代にもなって何を言っておるんだね?
一度、アフリカの最貧国か中東の紛争地にでも行って、死ぬか生きるかという目に遭ってきたらいい。人生観が変わるかもしれないからね。
『収入も外見も悪くない』? あのね、女性は鋭いからね。
お見合いなんかやめておきなさい。
君が出しまくっている負のオーラを敏感に感じて、誰も君には近づかないと思うよ。
今のバカな考え方を改めるのが先だね。
何?どうやって改めたらいいか?
そんなことは自分で考えなさい。
全く中学生か、君は!」
伊集院静さん、勝手に名前をかたってスミマセン。
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あなたにお薦めの1冊
この本の、金も学歴も無く、外見もひどい主人公がどんなに「彼女が欲しいーーーー」とのたうち回るように叫んで、どのような行動をしているかを読んでみてください。これはいわゆる私小説ですから限りなく作者の本音が書かれています。
「収入も外見も悪くない」あなたは申し訳ないように思うはずです。
そして、救われるような気になれるかも知れません。
もし、まだ頭に余裕がありましたら、こちらも読んでみてください。
⇒ 西村賢太のおすすめ作品[芥川賞作家・私小説作家・最も女性に嫌われる作家]
更に深く本で学びたいと思われるなら、以下の本がおすすめです。
この本にこのように書いてあります。
現代の多くの人は『自分は孤独だ』とという不安の中で生きています。
このような孤独と不安の中で生きていると人間はマイナス思考に陥り、自分への信頼が薄れていきます。
■という訳で新聞の人生相談の記事を見て、勝手に色々考えたことを書いてみました。
この相談者が、私のこの記事を読む、という奇跡的なことは・・・おきないでしょうねぇ。
*「この新聞人生相談に勝手に答える」はシリーズ化しました^^。